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Tag: #luxury

Bustra Script

Bustra Script

非常に繊細で優雅なカッパープレートスクリプト。めずらしく9ウェイトもあるスクリプトだが、一番太くてもなかなかに細く、まるで床に落ちた髪の毛のよう(例え方…)。xハイトが結構大きく、グリフを視認できさえすれば(笑)読みやすくはある。スワッシュオルタネートはかなりあるようで使い出があるだろうが、カリグラフィーの知識がないとセンスよく使うのはなかなか難しい。がんばってみて欲しい。

Category(s)
Design Date
2024
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Publisher

Trajan Pro 3

Trajan Pro 3

ローマンキャピタルの最高峰(断言)。ローマにあるトラヤヌスの記念柱の根元にある碑文の書体を元に制作されたもの。この碑文の書体こそがすべてのローマン書体の原典であるとされ、ここから何万というローマン書体のバリエーションが生まれたが、Trajan はこの碑文の書体そのものに近い形で制作されている。2000年経ってもこの威風堂々たる雰囲気の人気は衰えず様々な場面で使用されており、特に映画界では重宝されている模様(笑)。1989年に制作されてから二度改定されており、この 3 が最新版。2ウェイトから6ウェイトになり、ギリシャ文字とキリル文字が追加された。個別購入できる他、Adobe Fonts でも配信されている。Adobe Fonts ではカラーフォント版の Trajan Color も利用可。

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Design Date
1989, 2014
Publisher

Nereida

Nereida

コントラストの強いラグジュアリー感のあるディスプレイ。モダンローマンからセリフが落ちたようなスタイルのコントラストの強い書体で、ウェイト展開は多いものの、ヘアライン部の細さは変わらないので、小さく使うのは無理だろう。リガチャーが少しあるが、変わってるのが大文字にスクリプト型のスワッシュオルタネートがあること。これがなかなかおもしろい。字幅に3種類あり、それぞれに7ウェイトずつで計21種。名前はギリシャ神話に登場する海の精ネレイスのスペイン語形らしい。ただいま60%オフセール中。

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Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Ponte

Ponte

シックでエレガントなローマンディスプレイ。ハイコントラストの繊細な書体で、シルエットはオールドスタイルだが印象はモダンローマンのそれである。80種以上の個性的なリガチャーがあり、そのまま組んでロゴやポスターの見出しなどで力を発揮するだろう。このテとしてはめずらしくファミリー展開があり、イタリックもあって5ウェイトある。ちなみにこの作者はこういう雰囲気の書体が得意らしい。ファウンダリー名である Silk が代表だろうか。

関係ないけど投稿時点で MyFonts のグリフ確認機能が動作してない。はよ直してくれー。

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Design Date
2023
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Publisher

Shelley Script

Shelley Script

古典的カッパープレートスクリプトの定番書体。18世紀英国のカリグラファー、George Shelley の筆致を元に制作されたもので、均整の取れたベーシックなグリフをしており、非常に真面目な感じのする書体である。元々は Andante, Allegro, Volante の3種があり、順にグリフが派手になっていくようになっていたが、OpenType Pro 版になってひとつに統合され、アプリ側の異体字切り替えで対応するようになった(ちなみにアンダンテ、アレグロ、ヴォランテはクラシック音楽を嗜んでいる人にはお馴染みの用語である)。
最近はもっと派手なスクリプトも多くなり、この辺をあえて選ぶ機会もあまりないだろうが、定番なので知っておいてもいいだろう。1ウェイトのみ。キリル文字対応版もある。

Category(s)
Design Date
1972, 1989
Publisher

Bauer Bodoni

Bauer Bodoni

Didot と並んでモダンローマンの代表格。18世紀イタリアの印刷業者でタイプデザイナーのジャンバティスタ・ボドニ Giambattista Bodoni (1740-1813) のデザインした代表的な書体をデジタル化したもの。とはいえ、まんまコピーな訳ではない。フォントには Caslon や Garamond など過去の偉大なタイプデザイナーの名が付いたものが多くあるが、それらは彼らの作った書体の完全コピーではなく、復刻に携わった者の解釈やクセなどが反映されており、オリジナルとは異なっていることがほとんどである。中でもこの Bauer Bodoni は出来が良いとされているらしい。Bauer とはかつてドイツにあったバウアー活字鋳造所のことで、ここが作った Bodoni 活字を元にデジタル化されている。レギュラー幅はイタリックがあって4ウェイトあり、コンデンス幅はイタリックなしで2ウェイト。

Bodoni は Linotype や Monotype の他にも多数のファウンダリーから発売されており、かなりの数のバリエーションがある。初心者には正直間違い探しぐらいの違いでしかないだろうが(笑)、それぞれ見比べてみるのもおもしろいだろう。

ちなみに Bodoni が出版した自社?の見本帳がタッシェンより復刻されている。興味のある方はどうぞ。
→ Giambattista Bodoni: The Complete Manual of Typography

あとイタリアのパルマにはボドニ美術館がある。

Category(s)
Design Date
1991
Publisher

Optima Nova

Optima Nova

フレアセリフの代表格。ドイツの巨匠ヘルマン・ツァップがイタリアの碑文をヒントに制作した書体で、堂々とした優美なプロポーションを持ち、通常はあるセリフを取り除いてはいるものの、ストロークの端がフレアスカートのように広がっており、セリフがあるような錯覚を起こさせる。1958年に発売され、1980年代にデジタル化されたものを、2003年に小林章氏がツァップ氏と共同で改刻して Optima Nova となった。大変エレガントな雰囲気があるので、高級なファッションやコスメ、ステーショナリーなどに最適だろう。レギュラーとコンデンスがあり、レギュラーはイタリックもあって7ウェイト、コンデンスはイタリックなしで5ウェイトある他、大文字のみの Titling があり、こちらはリガチャーが若干ある。

Category(s)
Design Date
1958, 2003
Publisher

Ark

Ark

アール・ヌーヴォー風味のあるディスプレイローマン。ベースはやや幅広でコントラストの強いオールドスタイルローマンで、あちこち曲線が入って植物的なニュアンスが加味されている。デフォルトはそこまでクセは強くないが、オルタネートにぐにゃぐにゃ曲がったグリフがあって、それらを組み合わせてクセの強弱を加減して使えるようになっている。怪しい雰囲気があるので、水商売や酒などに似合うかも。名前の意味は聖櫃とか方舟とか、キリスト教に関係する何か(よくは知らん)。1ウェイトのみ。ただいま65%オフセール中で今日現在のレートで1,300円ぐらい。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Woliday

Woliday

ブラックレターベースのホリデーディスプレイ。ベースになっているブラックレターの種類ははロタンダだろうか、華やかでデコラティブな大文字が特徴で、この時期にぴったりな書体である。小文字が結構簡素なので(笑)、大文字の使用は必須だろう。インラインが入っていてきらびやか。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Frosty Xmas

Frosty Xmas

今日から12月とかヘタなホラーより恐ろしいが取り敢えずこちら。デコラティブなオープンフェイスのディスプレイローマン。大文字のみで、大文字のグリフにはスタンダードなもの、小文字の方にはデコラティブに変形したグリフが入っており、リガチャーも多数あるようで、これらを組み合わせておもしろい文字組みが楽しめるようになっている。大変華やかでこの時期にぴったりだろう。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
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