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Wolfgang

Wolfgang

本日は『シートン動物記』のアーネスト・シートン Ernest Thompson Seton の誕生日(1860)。シートンと言えば『狼王ロボ』、ということでウルフの名が入っている書体を。端整で大変かっこいい正統派オールドスタイルローマン。Garamond や Jenson、Griffo らの書体を参考にしたとあり、まさにそういったオールドスタイルの正道を受け継いだ大変素晴らしい出来である。ct や st などのクラシカルなリガチャーがあるのも筆者好み。イタリックの g に2階建てを採用してるのがめずらしいが、1階建てもオルタネートであるのでご安心を。本文用を想定しているようでファミリー展開は少なく3ウェイトと潔い。

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Design Date
2021
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Trolltunga

Trolltunga

本日は『ムーミン』の作者トーベ・ヤンソン Tove Marika Jansson の誕生日(1914)。ムーミンはファンタジーではモンスター扱いされてるトロールの一種らしいのでこちら。「トロールの舌」という名のジオメトリックスラブセリフ。大変シンプルかつスタンダードで読みやすいスッキリした書体である。スラブセリフではあるが、A や C など一部セリフがまったくないものがあるのがちょっと変わってる。a と g には1階建てと2階建てがあり、スモールキャップスも用意されてる事から、本文用途も考慮されていることが伺える。数字にもプロポーショナルとタビュラーがあるようだ。N, R, T には幅が2倍ほどになったオルタネートがあるが、使い道が分からん(笑)。実は名前のトロルトゥンガはノルウェーの観光名所で、崖から突き出た岩が舌のように見えることからこの名があるようだ。イタリックもあって4ウェイト。

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Design Date
2020
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Madera

Madera

スッキリと読みやすいジオメトリックサンセリフ。とにかく可読性が良い書体で、a は2種類あるものの、2階建てがデフォルトになっていて本文用を意識しているのが伺える。A には中折れのバーを持ったオルタネートがあり、ちょっとだけロゴなども想定してるのかな、という感じ。字種が多く、キリル文字とギリシャ文字をサポートしているほか、丸数字などもある。字幅に2種類あり、レギュラーと Condensed があって、可読性もいいことからサイン用途にも使えるだろう。8ウェイト。記事を投稿した本日のみ65%オフセール!

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Daiquiri

Daiquiri

本日は文豪アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Miller Hemingway の誕生日(1899)。なので、彼が愛したカクテル、ダイキリの名を持つ書体を紹介。カジュアルなブラッシュスクリプト。毛足の短い筆ペンでシュッと書いたような書体で、グリフはアップライトで崩れておらず大変読みやすい。大文字は割と遊んでいるが、小文字は結構真面目に書かれている。作例がちょっとアレだが(笑)書体は結構かわいいので使いやすくもあると思う。Bold と2ウェイト。

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2008
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Everest Pro

Everest Pro

本日は世界最高峰の名前となった探検家ジョージ・エベレスト Sir George Everest の誕生日(1790)ということでこちら。スタンダードで大変読みやすいジオメトリックサンセリフ。グリフ数が多く、スモールキャップスやオールドスタイル数字はもちろん、i のドットの丸か四角、t のボトムがストレートかカーブしたものかを選べたりと、微妙なグリフ違いのオルタネートも豊富。その上キリル文字とギリシャ文字をサポートし、総グリフ数は1600近い。ノーマルタイプと RAlt という角が丸くなったタイプがあり、それぞれイタリックもあって6ウェイトずつ。ただいま60%オフセール中。

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2020
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Cygnet CF

Cygnet CF

クラシカルなグリフを持ちつつも大変現代的なサンセリフ。全体的にややコンデンスで、ジオメトリックでありながらヒューマニストっぽくもあるという、うまく双方をコンバインしたスッキリと美しいサンセリフで、e のバーが斜めなのがクラシカル。g は大変ユニークなグリフをしており、この書体を使う時はぜひ含めた方がいいだろう。xハイトが大きく可読性も良好。イタリックもあって9ウェイト。しかしいい作家だなこの人…。今注目のひとり。投稿時点では BOGO セール対象。

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Design Date
2023
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Scala Sans Pro

Scala Sans Pro

随分古い書体が MyFonts の Hot New Fonts に上がっていたので紹介。これぞヒューマニストと呼べるようなヒューマニストサンセリフの定番。’90年代初頭に発表されたものだが、30年の時を経てつい最近 Pro 仕様になった模様。クセがなく大変すっきりした可読性の良い書体で、グリフが自然で目に優しい書体である。アクセント記号がかなり増えた他、指矢印(マニキュール manicule)が多数入っている。元々は Fontshop から販売されていてフォント名に FF が付いていたが、それが取れた。ノーマル幅4ウェイト、コンデンス幅1ウェイト。

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Design Date
2023
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Mosaic

Mosaic

ヒューマニストとジオメトリックのスーパーファミリーサンセリフ。両方のスタイルのサンセリフが同じファミリーというのは結構めずらしい。ヒューマニストとはいえかなりジオメトリック寄りかなという感じで、双方とも読みやすく現代的でスッキリしている。イタリックもあるが、そちらは共通で使用するようで1種類しかない。ロゴ・本文両方イケる万能な書体だろう。すべて10ウェイトある他、バリアブルタイプもあり。

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Design Date
2023
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Goia

Goia

変わったグリフを持ったジオメトリックサンセリフ。基本的にはカウンターの大きめな現代的なジオメトリックだが、オルタネートに最近流行の変形モダンロマンディスプレイに近い変わったグリフを持っている。ノーマルと Display があり、Display の方はデフォルトで変形している他、オルタネートも多めにあり、ロゴやポスター、雑誌の大きな見出しなどで重宝するだろう。それぞれオブリークタイプのイタリックもあって9ウェイトずつある他、バリアブルタイプもあり。

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Design Date
2023
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Algera

Algera

ミニマムでちょっと変わったサンセリフ。「スパーレス spurless」をうたっており、確かに r や a などのあちこちのスパー spur(詳しくはこちら)が欠けており、ちょっとおもしろくなっている。それとは別に g のグリフが変わってるのが特徴。コントラストもほぼなくシンプルで、最近の Web やアプリなどのテイストによくマッチするだろう。イタリックもあって9ウェイトある他、バリアブルタイプもあり。ただいま65%オフセール中。

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Design Date
2020
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