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Qualion

ちょっぴりヒューマニストに寄ったジオメトリックサンセリフ。Q のテールが長くくりんとしてるのが特徴的。字幅がやや広めで a や g に2階建てがあり、基本ジオメトリックでもそれだけで結構ヒューマニストに見えるのが不思議。イタリックはさらにオーガニックで手書き感がある。字種がかなり豊富で1000以上あり、アップライトにもスワッシュオルタネートやリガチャーがある。ウェイトも15種とビッグファミリー。

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Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Times New Roman

昨日5月6日は英国のタイポグラファー、スタンリー・モリソン Stanley Morison の誕生日(1889)。で、氏が開発に関わったこの書体を紹介。このブログではあまり有名所は紹介してないのだが、これはメジャー中のメジャー書体、トップオブメジャーである。ゆえに中途半端な紹介文を書くと山程ツッコミが飛んでくるので最低限に留める(笑)。英国紙 The Times のために開発された書体で、Monotype で開発された本書体と、後に Linotype に移植(?)された Times があり、双方の機械の組版方式の違いのためか(多分違うが)、デザインがほんのり微妙に異なっている。前者は Windows、後者は MacOS に標準搭載されたため、おそらく一般人の使用した書体としては世界一の利用率ではないかと思われる。名前は先に開発された方が New が付いているというややこしいものだが、この New は「The Times が使う新しい書体だよ」という意味で使われたんではないかと思う。この書体は Times Europa、Times Millennium、Times Classic とちょいちょいアップデートされ、今でも The Times で使用されている模様。現在のものは Times Modern という名前のようだ。とまぁここまでにしておき、あとは Wikipedia でも参照してくれ(笑)。

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Design Date
1932
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Neue Plak

最近 Monotype が推してくるのでこちらを紹介。Futura の作者ポール・レナー Paul Renner が1928年に制作したサンセリフのデジタル版。ジオメトリックとネオグロテスクの間の子(差別用語?)のような書体で、’50~’70年代に見たようなちょっと古いテイスト、のように筆者には見える。通常版と Text とがあり、後者は名の通り本文用に特化しており、イタリックもあって6ウェイト。通常版はイタリックはなく、その代わり幅のバリエーションが6つあり、それぞれ8ウェイトとビッグファミリーとなっている。デジタル化には日本人タイプデザイナーの大曲都市さんも関わっている。ただいま半額セール中ではあるが、Monotype サブスクリプションに入っている。

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Design Date
2018
Publisher

Minion Pro

本日は「フォントの日」。2017年に Adobe が登録申請した4月10日の「フォントの日」が、日本記念日協会に登録されたそうな。筆者の勝手なイメージだが、Adobe と言えば欧文ではこの書体(か Myriad)なので紹介したい。とはいえ、Adobe の製品を買うと大抵これも付いてくる(はず)ので、デザイナー諸氏にはお馴染みだろう。非常に可読性の良い、ルネサンス後期風の正統派オールドスタイルローマンである。この作者の書体は大体ビッグファミリーで、これもまぁかなりのバリエーションがある。オプティカル対応で字幅もいくつかあり。字種も大変豊富で、ギリシャ文字とキリル文字をサポートしており、1700弱のグリフがある。スクリプト以外でここまで字種があるのもスゴい。Typekit にもありはするが、デスクトップへは一部しか同期できないので、フルファミリーは購入する必要がある。

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Design Date
1990–2000
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Igna Sans

雰囲気ジオメトリックなモダンなヒューマニストサンセリフ。ヒューマニストでありつつややコロコロしており、なんとなくジオメトリックっぽいが、よくよく見るとどこにも幾何学的な所はないという、とても現代的な涼やかな書体。大文字はやや頭でっかちで、ボウルは大きく、全体的にやや幅広。可読性は大変良好。最近のフラットな Web デザインによくマッチするだろう。7ウェイト。

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Design Date
2018
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Publisher

Silk Serif

本日は「シルクロードの日」だそうなのでこちらを。ハイコントラストでエレガントなディスプレイモダンローマン。Vogue 的なハイブランドのファッション誌とかで多用されてそうな書体である。ステムとボウルの接続部分がギリギリ閉じてないというのがポイントだそうな(よく見ないと判らん…)。細いラインがほぼヘアラインと化しており、これは太いウェイトでも変わらない。小さく使うとすっ飛んでしまうのでご注意。7ウェイト。字幅の細い Silk Serif Condensed も別にあるが、こちらは6ウェイトでイタリックはなし。

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Design Date
2017
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Nocturne Serif

先ほど平昌五輪で羽生結弦選手がショートプログラムをノーミスで終え1位となったのを記念し(笑)、こちらを紹介。何の関係があるのかというと、ショパンの曲を使っており、んでショパンと言えばノクターン、てな感じである(強引)。ワルシャワにある第二次大戦の犠牲者を悼む祈念碑の書体にインスパイアされたとある。全体的にジオメトリック風味があって直線的で、大きなウェッジ型のセリフが特徴的。A の左端のセリフがないのがおもしろい。イタリックは傾きが強く、こちらもなかなか変わってる。キリル文字もサポート。10ウェイト。金メダルを獲れ羽生くん!!

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Design Date
2016-7
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Nikola

どことなく Gerald Unger 風味のある近代的な本文用ローマン。ブラケットの真っ直ぐなウェッジセリフでコントラストが強めでややコンデンスでx-ハイトは大きめ。字種が非常に豊富でグリフが1500ほどもあって、アクセント記号、各種数字、オーナメント類が豊富に揃っており、大文字にはスワッシュの付いたオルタネートもある。ウェイトも9つとファミリー展開も豊富。名前は電気技師で発明家のニコラ・テスラからとったそうで、同氏の似顔絵アイコンが入っている。制作はチリのファウンダリーで、この書体がデビューっぽい。実力派が出てきたなという感じがする。ただいま80%オフセール中。

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Design Date
2017
Publisher

Pensum Display

スパイキー(spiky:刺々しい)でコントラストの強いローマンディスプレイ。本文用の Pensum の見出し特化版である。元がちゃんとした本文用書体なので、きちんとしていて読みやすい。なので基本的にはスタンダードなのだが、イタリックの fj のディセンダーに突き出た部分にちょっと他では見られないくぼみがあって、それがアクセントになっている。なかなかキレイな書体だなと思う。9ウェイト。

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Design Date
2017
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TT Wellingtons

ジオメトリックとヒューマニストのハーフみたいなサンセリフ。幾何学的でありながら文字としての字形が尊重?されており、しっかりと可読性が確保されている。ファミリーや字種も多く、本文用としての機能は十分。a と g は1階建てと2階建てが用意されており、2階建ての g はやや特徴的。なんかちょっと今後流行りそうな予感のする書体である。キリル文字もサポート。9ウェイト。名前のウェリントンは英国またはニュージーランドの地名。どっちから取ったのかは不明。ただいま80%オフという大幅割引セール中。

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Design Date
2018
Publisher