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Novel Pro

本日はジョジョ第一部からの古参ファンにはお馴染みの「愛してその人を得ることは最上である。愛してその人を失うことはその次によい (To love and win is the best thing. To love and lose, the next best)」の言葉で有名な英国の作家ウィリアム・M・サッカレー William Makepeace Thackeray の誕生日(1811)。といって関連するものは何も見当たらないので(笑)、まぁ小説家だったという事なので「小説」という名の書体を紹介。コントラストの弱めな黒みの強いしっかりしたオールドスタイルローマン。「オールド」とは言うもののだいぶモダンな雰囲気で、また筆の感じもそこかしこにあるなかなか不思議な書体である。イタリックが非常に独特で、カリグラフィックな雰囲気はあるもののほとんど傾いておらず、アップライトに比べだいぶコンデンス。全体的に可読性は良好で、これが現代の本文用書体か、という感じはする。6ウェイト。他にも Novel の名を冠した書体が多数あり、Sans, Sans Condensed, Display(サンセリフ), Sans Rounded, Sans Hair, Mono, Office がある。

Category(s)
Design Date
2010
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Publisher

Monterchi

ルネッサンス期のローマンを元にしたミクスドファミリー。15世紀イタリアの画家ピエロ・デラ・フランチェスカ Piero della Francesca(1412-92)が、トスカーナの人口約1700人ほどの小さな町モンテルキ(Monterchi)に残したフレスコ画をブランディング(=観光資源化?)するにあたり開発された書体との事。基本のフレアセリフとモノラインサンセリフ、ローマンの3種があり、フレアセリフには本文用の Text バージョンもある。全部同じローマンキャピタルとヒューマニストの骨格で、セリフの形にだけバリエーションを持たせている。見ての通り大変美しいローマンキャピタルで、遊び心満載なリガチャーも豊富。ウェイトも各6種(Sans だけ7種)もあり、イタリックも当然ある。ただいま85%オフで3,500円ほどと大変お得になっているので、ぜひこの機会に購入しておいて損はない。

Yalta Sans

ややコンデンスで角ばった印象のあるサンセリフ。19世紀のサンセリフとカリグラフィー風味をミックスした、と説明にはある。水平なストロークは先がやや細くなっていて、カウンターは全体的に広め、C や S などは巻き込みがまったくなくオープンである。カーブも丸みが弱く、やや長方形に近い。イタリックは傾きが弱く、またちょっとセリフっぽいものが付いているのが特徴的。視認性がよく字幅が狭いため幅も取らないので、サインなどによく向いていると思う。字種も多くウェイトも8つと豊富。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

Guyot

本日はアンネ・フランク Annelies Marie Frank の誕生日(1929)。生誕90年の本日、Liebe Kitty(親愛なるキティへ)という本がドイツで出版された。アンネは日記帳の事を「キティ」と呼んでいたそうで、中身はよくは判らないが(笑)、まあ関連本らしい。デザインを担当したのが Erik Spiekermann さんだそうで、本文に使用した書体がこの Guyot らしい。16世紀フランスのパンチカッター、François Guyot の書体から起こしたものだそうだ。ややコントラストが強めで字幅が狭いオランダ風味の本文用書体で、オプティカルになっており、Text、Headline、Press の3つのタイプがある。Press はさらに1、2、3に分かれており、想定してるのか不明だが、名前の通り新聞等のあまり品質の良くない紙への印刷に適してるのかもしれない。詳しく見比べてみて欲しい。2018年にTDCで受賞している。

Category(s)
Design Date
2018
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Publisher

FF Scuba

本日『スクーバダイビングの日』だそうなのでこちら。スッキリしていて可読性の良い現代的なヒューマニストサンセリフ。これと言ってクセのない書体でどう紹介していいか判らないほどだが(笑)、I に誤読防止のためのセリフの付いたオルタネートがある、ß(エスツェット)の大文字グリフがあるのが変わってると言えば変わってる。あと S のカーブが深いかな。これにより字幅が出て他の字とのバランスが取れている。Std 版と Pro 版があり、それぞれ8ウェイトずつ。ちなみに scuba とは self‐contained underwater breathing apparatus(自給式水中呼吸装置)の略だそうな…知らなかった。

Category(s)
Design Date
2012
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Publisher

Quinn

オランダ風味のあるくさび形のセリフを持った本文用モダンローマン。本文用の Text と見出し用の Display に分かれており、サンプルは Display でかなりコントラストが強いが、Text の方はレギュラーに近いウェイトはコントラストもごく弱めで、小さく長文を組んでも可読性は良好。ひょっとしたらモダンローマンとも呼べないかもしれないぐらい。Display の方はちょっと個性的なグリフも見え、ブランドロゴなどにもちょっと引っかかりがあって良いと思う。Text は5つ、Display は7つのウェイトがある。

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Design Date
2013–9
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Gelato Sans

本日『アイスクリームの日』だそうなので、似たような「ジェラート」の名を持つ書体を紹介。素直で読みやすい現代的なヒューマニストサンセリフ。クラシックな優雅さを排し、代わりにややジオメトリックに寄っておりスッキリしていて可読性は大変良好。太いウェイトはややポップな印象になる。グリフ数は400弱とまぁ平均的。ウェイトは9つ。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2017
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Publisher

Helvetica Now

世界一有名な(※個人の感想)書体である Helvetica に新ファミリーが登場。オプティカルになり、本文用の Text、キャプションなどの小さい表記用の Micro、見出し用の Display の3種が制作された。正直ひとつひとつのグリフを確認したわけではない(笑)ので詳細は不明だが、パッと見はスペーシングが変わったなという感じ。元の Helvetica は結構詰まっていた記憶があるが、Text はやや広め、Micro は結構広めに取られているように思う。従来はあまり長文向きではなかったが、これで耐えられるようになった。字幅のバリエーションはないので、それは Neue Helvetica に任されているのだろう。各タイプ8ウェイトずつあってイタリックもあり、合わせて48種。これだけ揃ってパックで3万円程度と安く設定されている。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2019
Publisher

NuOrder

本日発表になった新元号『令和』が、海外では order and harmony とか紹介されてるようなのでこちら。ジオメトリックとネオグロテスクの中間のようなサンセリフ。ジオメトリックのような軽快さやシステマチックさを持ちながらも可読性を考慮された字形になっており、非常に読みやすくなっている。ウェイトも9つと豊富。ただグリフ数は Std 程度しかなくアクセント記号をカバーしてないので、東欧とかではちょっと困るだろう。数字もバリエーションがないのが残念。関係ないけど新社会人の皆さんがんばって~。

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Design Date
2010
Designer(s)

Object

デジタル世代を感じさせるジオメトリックサンセリフ。どの文字も正方形に近いプロポーションで、ほぼ一定のピッチで文字が並ぶのが特徴的。グリフが1,118もあり、オルタネートやリガチャーが豊富。ボウルも持つ字は、上部が直線になったオルタネートがあるのが変わってる。イタリックはオブリークタイプで、ほんの気持ち程度に傾いている。全体的にはコロコロしててやや可愛らしい印象。8ウェイト。ただいま70%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher