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FF Info Display

昨日5月30日は FontShop 創設者エリック・シュピーカーマン Erik Spiekermann の誕生日(1947)。というワケで氏の書体を紹介。可読性の良いサンセリフ。名前からしてサイン用かなと勝手に解釈している。コンデンス気味でxハイトはやや小さいが大変読みやすく、線がクロスするところはインクトラップが入っていて潰れないようになっている。この FF Info には Text というバージョンがあるが、そちらの I にセリフがないので、この Display はやっぱりサイン用じゃないかなと思う。もうひとつ Correspondence というバージョンもあり、「通信・文通」の名前のとおりモノスペースでタイプライター風味があるものとなっている。

Category(s)
Design Date
1996
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Publisher

Rotis Semi Serif

本日はドイツにかつてあったウルム造形大学(Hochschule für Gestaltung Ulm: 1953–68)の創設者のひとり、オトル・アイヒャー Otl Aicher の誕生日(1922)。というわけで氏のデザインした書体を紹介。ややコンデンスで読みやすいヒューマニスト。アイヒャーはこの Rotis を4タイプ制作した。普通の Sans SerifSerif、そしてその2書体の間に、サンセリフよりストロークにコントラストが付いた Semi Sans と、それに一部だけセリフを付けたこの Semi Serif である。つまりサンセリフから段階を踏んでセリフへと移行するようなデザインをしたわけである。こういう試みはそれまであまりなかったものなので、この書体は結構有名である。中でもこの Semi Serif は、Rotis の特徴を一番強く持った書体と言えるだろう。ちなみにウィキペディアのオトル・アイヒャーの項目、誕生日が3月になってる…誰か直して。Mai は5月よ。

Category(s)
Design Date
1988
Designer(s)
Publisher

Domotika Pro

新しい現代的なヒューマニストサンセリフ。骨格はヒューマニストをベースにややジオメトリック(人工的)に寄せ、シルエットはモノラインに近くモダンである。クラシックに寄りすぎず、かと言って人工的過ぎもしない、読みやすい新しいサンセリフである。全体的にややコンデンス気味で、長文に向いているだろう。A や G の頭や I にセリフがあるのが特徴。ギリシャ文字とキリル文字もサポートし、総グリフ数は1000を超える。8ウェイトあってバリアブルもあり。名前はホームオートメーションを意味する domotics から来ているそうだ。なるほど IT 機器のインターフェイスに良さそうである。これだけあって元々 $150 程度と格安だが、ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
Publisher

VanSans

最近どうもスクリプトがち(がち?)だったので、たまにはサンセリフを。いま売れてるヒューマニストサンセリフ。ヒューマニストというとクラシカルに傾きがちだが、こちらはカウンターやxハイトが大きい現代的でスッキリした読みやすいタイプである。K のアームがくにょっと曲がってるのと、g のループがオープンなのが特徴的。アクセント記号がかなり豊富で、ラテン文字を使う言語にはベトナム語を含めほぼ対応しているとの事。ついでにキリル文字もサポートしており、総グリフ数は1400を超える。イタリックもあって8ウェイト。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Rotunda

複数のスタイルがコンバインされたサンセリフ。一見ジオメトリックベースだと思うが、ヒューマニストやネオグロテスクのニュアンスも含まれており、おもしろいデザインになっている。正直、よほどの文字ヲタでないと気づかないと思うレベルではあるけども…(笑)。字種も豊富で、画像のように一部の文字にはオルタネートがあり、数字もオールドスタイルがある。大変可読性もよく本文用だろう。8ウェイトあってバリアブルタイプも用意されている。ちなみに同名のカリグラフィー書体があるが、全然関係ない。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Olivia Sans

一見普通だが、よくよく見るとちょっとクセのあるヒューマニストサンセリフ。骨格はキレイで読みやすいヒューマニストなのだが、アウトラインのカーブに所々カクンと折れ曲がったところがあり、そこがちょっとしたアクセントになっていて面白い。全体的にややコンデンス気味でスペースを食わないので、狭いスペースに長文を組むのに良いと思う。同じ骨格でセリフがある Olivia Serif もあり。イタリックもあって4ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Bunaero

本文用としてはあまり見ない特徴的なグリフを持つヒューマニストサンセリフ。一見普通なようだが、ひとつひとつを拡大してよく見ると所々変わってる。サンプルで言うと、e の巻き込みのループがやや上に上がってて、o が上が少しすぼまって卵型になってるのが判るだろうか。他、A の上にバー、K のステムとアーム・レッグの接続部分にもバー、M の中央が随分上、などなどあちこちに個性が出ている。a と g には1階建てと2階建てが用意され、他のいくつかの字にもオルタネートが用意されている。全体的にちょっとクラシック風味もありながら新しい、おもしろい書体である。全体的にややコンデンスで、スペース節約にもなるだろうか。9ウェイトとファミリーも豊富。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2019
Publisher

Emperator

筆感が満載のローマンキャピタル。普通この書体は平筆で書き、その際はちょっと不自然な動きをしてあまり筆の感じを残さないようにするものなのだが、このフォントは変にレタッチされておらず、手で自然に書くとこうなるよな、ととても納得の行く(笑)ものとなっている。筆感の弱い Classic、筆の感じが大いに残っている Hand、さらに筆がかすれた感じまで再現している Rough の3種がある。あと「キャピタル」とは言ったが、実は小文字もあるという変わり種。リガチャーやオルタネートのある Pro と、ベーシックなグリフしかない Essential の2タイプがある。それぞれ Classic と Hand は4ウェイトずつ、Rough は Black のみ。ただいま75%オフセール中。この辺が大好物である筆者は買った(笑)。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Elen Sans

オーガニックなニュアンスのあるヒューマニストサンセリフ。Friz Quadrata や Eras を参考にしたとあり、ボウルが閉じてない所などが確かに似ている。ベースの骨格はカウンターの大きめなヒューマニストで、ほんのりとした曲線がところどころにあり、柔らかい雰囲気を醸し出している。x-ハイトも大きめで、ディセンダーが潰れ気味なのが評価が分かれそうではあるが、筆者は結構好きである。2002年、作者が学生の頃から作り出して、18年の時を経てようやくリリースされたとの事。9ウェイト。ただいま80%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Germania

クラシックな雰囲気を持った変わったサンセリフ。全体的にやや幅広で、x-ハイトが小さく字形もヒューマニストっぽくて全体的にクラシック。I, i, l などにちょろっとセリフが付いており視認性が向上している。Q のテールがぐっと伸び、a と g に2階建てを採用してる所も良い。レギュラーウェイトのみだが、ディスプレイ用に大文字のリガチャーが多数用意されている。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2011
Designer(s)
Publisher