本日は画家エドガー・ドガ Edgar Degas の誕生日(1834)。ドガといえば『踊り子』をはじめ多数のバレエダンサーを描いたことで有名なのでこちら。バレエの優雅さは全然ない(笑)ラフなスクリプト。カリグラフィーで使うブロードニブで書いたようで、コントラストが強いのと、ストロークの端が二股に割れているのが特徴的。グリフは洗練されていないが、素直な形をしているので読みやすくはある。オルタネートはないが、リガチャーがちょこっとある模様。1ウェイトのみ。
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カジュアルでかわいらしいモダンカリグラフィースクリプト。ライトウェイト・アップライトのスクリプトで、ストロークはややゆったりしていてカウンターが大きく可読性がいい。大文字にはないが小文字にはスワッシュオルタネートが結構豊富にあり、文字組みのバリエーションが楽しめる。1ウェイトのみ。ただいま45%オフセール中で1,000円を切るお買い得商品(笑)。
1966年の今日、初めてウルトラマンが放映されたということで『ウルトラマンの日』らしいのでこちら。サンセリフとスクリプトのデュオ。サンセリフは太めで幅広のスタイルで大文字、アップライトとイタリックがある。フィルはソリッドなノーマルと、太めのアウトラインの One、細いアウトラインの Two の3種。スクリプトはかなりラフな手書きタイプで、スワッシュはないがリガチャーが多数ある。ちなみに ultra とはラテン語で「~を超えて」「向こうへ」などの意味があり、つまりウルトラマンとは「超人」って事である。ついでにプルス・ウルトラ Plus Ultra とは「もっと向こうへ」「さらに先へ」という意味で、雄英高校のモットーになっており、スペインの国旗にも書かれている。
柔らかいストロークのシグネチャースクリプト。この手のスクリプトは字幅がタイトめで鋭い感じのストロークが多いが、こちらは割りとゆったりめで、大きな柔らかめのカーブが特徴的。グリフが700ほどと若干多めで、スワッシュオルタネートやリガチャーが豊富でバリエーション豊かな文字組みが楽しめる。金額もリーズナブルなのでお勧め。名前はなんと発音するのかは不明である(笑)。1ウェイトのみ。
ちょっと変わったストロークのシグネチャースクリプト。まったくコントラストのないモノラインのスクリプトで、ストロークも手書きとしては不自然なほど機械的。初めから下書き無しでベジェ曲線で書いたんではないだろうか、という感じがする。結構変わってておもしろい雰囲気がある。スワッシュはないがリガチャーがかなりあって、退屈にはならないようになっている。投稿時点で BOGO セール対象品で、購入すると Brethem という書体が付いてくる。
本日語呂合わせで『無重力の日』だそうなのでこちら。ゆったりしたシグネチャースクリプト。ループの大きな読みやすいタイプで、4つのフォントに分かれていてそれぞれにグリフがちょっとずつ違う。小文字にはエンディングストロークのオルタネートとリガチャーが多数あり。名前に反して理系っぽい雰囲気はまったくない(笑)。
本日『はやぶさの日』。2010年に小惑星探査機はやぶさが7年に及ぶミッションを終え地球に帰還した日だそうである。という訳で「小惑星」という名の書体を紹介。男性的でダイナミックなシグネチャースクリプト。少々太めのモノラインストロークで、大文字と小文字のサイズ比がかなり大きい。ただ残念なことに大文字にはオルタネートがなく、小文字にもターミナルスワッシュが付いたものがあるのみ。ただスワッシュストロークのみのグリフがいくつかあるので、それを加えてなんとかするようになっている(笑)。1ウェイトのみ。
フローリッシュがかっこいいクラシカルなカリグラフィースクリプト。古いスタイルの正統派イタリックをベースに、それはそれはハデなフローリッシュを後付できるようになっており、ご覧のように非常に華やかな装飾が施せる。すべての大文字に40ものパターンがあるそうだが、組み方がちょっと特殊で、文字の後に数字を打つとオルタネートが現れるようになっている(詳しくはこちら)。それとは別に同じスタイルで装飾のない大文字のみの Serif と、それからセリフを取り除いた Sans があり。カリグラフィー好きはかなりワクワクする書体である。名前はカトリック教会の「枢機卿」の事で、真っ赤な衣装を纏っており、その事からこの赤の事をそのまま「カーディナル」と呼んだりする。
ほんとに素朴なハンドリッテン。作者の叔父(か伯父)の手書き文字が特徴的で、それをフォント化したものだそうだ。長いアセンダーとディセンダーが目を引く。使い方によっては結構かわいくなると思う。作者的にはブルーブラック(C90 / M15 / Y0 / K60)の 22pt で使って欲しいそうである(笑)。多分万年筆で書いたそれが再現できるのだろう。いくつかリガチャーがあるがグリフがくっついている訳ではなく、組み合わせが最適化されるだけの模様。1ウェイトのみ。
本日『イタリアワインの日』だそうなのでこちら。イタリア語で「白ワイン」という名のカジュアルで可愛らしいハンドリッテン。ただ作者はドイツ人らしい(笑)。ボールペンで書いたようなストロークで、やや幅広の大文字のみの書体だが、大文字と小文字のグリフにはほんのちょっと違うグリフが入っていて、ちょっとだけ変化は付けられるようになっている。古い書体なのでオルタネートがないのがちょっと残念。Q がおもしろいグリフをしていて特徴的。1ウェイトのみ。