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Maison

フェミニンで優雅なサンセリフディスプレイ。基本はコントラストのあるサンセリフで、ステムの端が一部フレアになっているのが特徴。骨格は全体的に腰高、あるいは頭でっかちでアンバランスだが、それがとても柔らかでかわいらしい。字間はデフォルトではちょっと詰まり気味で、やはり大きく使う事を想定してると思われる。必要に応じて空けて組んだ方がいいだろう。女性向けだが、高級品よりはちょっとカジュアルなものに向いてるだろうか。1ウェイト。

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Design Date
2019
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LC Gianluca

碑文タイプのフレアセリフ。20世紀後半のイタリアのタイプデザイナー、アルド・ノヴァレーゼ Aldo Novarese の書体(多分 ITC Novarese)を参考にデザインしたとある。ストロークはあまり抑揚がないモノラインに近い。骨格は古代ギリシャ・ローマなどの遺跡で見られる碑文のスタイルを踏襲しているとみられ、ちょっとラフでつたない感じがある。大文字にはハーブ・ルバーリン Herb Lubarin のスタイル(多分 ITC Avant Garde)を取り入れたというリガチャーが多数あるので、ウェイトバリエーションも多く可読性は良いものの、ディスプレイ用途で力を発揮するだろう。筆者なら食品かレストランなどのロゴで使うだろうか。イタリックもあって5ウェイト。ただいま75%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)

Nomada Incise

可読性の良いヒューマニストフレアセリフ。この Nomada はシリーズ化されており、同じ骨格でいろんなセリフのスタイルが開発されているが、こちらはそのフレアセリフ版である。incise とは「彫る」という意味なので、碑文風だという事だろう。骨格がよくできており、可読性は非常に良い。ウェイトが太くなってもそれはあまり損なわれず、大変優秀な書体であろう。イタリックはほんの僅かに傾いている程度だが、グリフはちゃんとイタリックになっている。ウェイトも9つと豊富。

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Design Date
2018
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Amrys

なんともちょっと分類しづらいディスプレイ。手書きのようなそうでないようなオーガニックな雰囲気があり、ステムも歪んでて安定しておらず、カーブも唐突に折れ曲がったりしている。先端もややフレア気味。「ちょっと碑文風味も加味している」というようなニュアンスの説明もある。変わってはいるが可読性は良好で、割と長文にも耐えうるだろう。字種がかなり多く、キリル文字やギリシャ文字の他、アルメニア文字やアラビア文字までサポートしており、その数は2,000を超える。ウェイトも8つと豊富。

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Design Date
2019
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Caesar Pro

諸説あるが本日はかのローマ皇帝ユリウス・カエサル Gaius Julius Caesar の誕生日(100 B.C.)っぽいのでこちら。ややぼったりしたヒューマニストフレアセリフ。全体的にやや太めでくびれも強め。角が落ちて丸くなっているので余計にぼったりした印象がある。C, O, Q など丸い字がコンデンスなのと、A のアペクスが取れてバーが乗っかって平になっているのが特徴的。キリル文字もサポートしている。1ウェイト。ちなみにユリウスの名は欧米諸国で「7月(July, Juillet, Juli, Julio 等)」の由来となっている。あとどうでもいいけど紀元前を表す B.C. は Before Christ と英語なのに、紀元後の A.D. は Anno Domini とラテン語なのは納得いかない(笑)。統一せぇよ。

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2011
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RMU

Bon Vivant

エレガントでインスタ映えしそうなミクスドファミリー。細めのダイナミックなペンストロークのシグネチャースクリプトと、ヘアラインが特徴的なモダンフレアセリフがパックになっている。スクリプトの方はスワッシュオルタネートはないが、リガチャーが割と豊富に用意されている。1ウェイトのみ。フレアセリフの方はカウンターがゆったりと取られており、E や P、R などが頭でっかちで、A や H のバーが波打ってるのが特徴的でかわいらしい。こちらは2ウェイト。大変エレガントな印象で、女性ファッション誌やウェディングなどによく似合うだろう。ちなみに名前はフランス語で「良く生きる」というような意味らしい。

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Design Date
2019
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Publisher

Monterchi

ルネッサンス期のローマンを元にしたミクスドファミリー。15世紀イタリアの画家ピエロ・デラ・フランチェスカ Piero della Francesca(1412-92)が、トスカーナの人口約1700人ほどの小さな町モンテルキ(Monterchi)に残したフレスコ画をブランディング(=観光資源化?)するにあたり開発された書体との事。基本のフレアセリフとモノラインサンセリフ、ローマンの3種があり、フレアセリフには本文用の Text バージョンもある。全部同じローマンキャピタルとヒューマニストの骨格で、セリフの形にだけバリエーションを持たせている。見ての通り大変美しいローマンキャピタルで、遊び心満載なリガチャーも豊富。ウェイトも各6種(Sans だけ7種)もあり、イタリックも当然ある。ただいま85%オフで3,500円ほどと大変お得になっているので、ぜひこの機会に購入しておいて損はない。

Greenleaf

装飾のバリエーションが豊富なフレアセリフディスプレイ。基本はコントラストの強めなフレアセリフで、大文字のみではあるが、リガチャーの数がかなり多い。ギリシャ文字やキリル文字もサポートされており、それらにもリガチャーがあるので1500ものグリフがある。基本のそれが3ウェイトなのだが、変わってるのがフレーミングされているものがあること。1文字1文字がボックスで囲われており、繋げると帯状になるものの他、囲みのタイプが円、菱形、ピン形などあり、さらにそのフィルのパターンも様々で、全部で15種もある。正直言うとちょっと使い所が判らないが(笑)、色々工夫して使ってみて欲しい。使い方を詳しく説明したPDFも配布されている。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2019
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Americana

トランプ大統領が来日中という事でこちらの古い書体を。いくつかのファウンダリーから出ているが、字種の多いURW版を紹介する。フレアセリフっぽいぬよっとした大きなセリフを持つローマン。コントラストが強めで、x-ハイトとカウンターがかなり大きいのが特徴。骨格はなんとなくジオメトリックっぽいが、ステムの中程が細く、端に行くに連れて太めになり、オーガニックな雰囲気も持っている。イタリックもややカリグラフィック。説明にはアメリカ建国200周年に向けて制作されたとあるが、元にしたのは19世紀フランスの書体だとか。2ウェイト。

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Design Date
1966
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Publisher
URW

Moret

コンデンスなディスプレイフレアセリフ。コントラストが強くやや野暮ったいレトロな雰囲気の書体で、「20世紀のヨーロッパのサインペイント(看板等)」にインスパイアされたものとの事。この「20世紀の」という説明がなんかちょっとスゲェなと思うが、21世紀も20年ほどが経過するんだなぁと思うとこう表現されるのもむべなるかなという感じ。サイン用途の書体はスペース節約のために大体字幅が狭いが、これも例に漏れない。ウェイトバリエーションはあるが、Regular からして結構重たく、目立たせようという意図が感じられる。イタリックもあり。5ウェイト。ただいま80%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)