Tag: #fat face

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図太いジオメトリックサンセリフディスプレイ。正方形ベースのレトロなデジタル感あふれる書体で、低解像度のドットの制約を受けたような字形をしている。特徴的なのは、いくつかの文字に字幅が倍になったグリフが入っており、それでおもしろい文字組が楽しめる。昔懐かしいワープロの「横倍角」のようである(知ってる人はおっさんです)。大文字のみで1ウェイトのみだが、ギリシャ文字も入っている。

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Design Date
2019
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FF Penguin

本日は『世界ペンギンの日 World Penguin Day』だそうなのでこちら。切り絵のようなファットフェイスディスプレイ。紙をラフに切り取って形作ったような可愛らしい書体である。グリフには白黒反転したものがあり、字を囲う黒い部分はただの四角ではなくガタガタしており、こちらもなかなかおもしろい。「数年前(1995年より前)に日本のタイポグラフィ雑誌で見た書体にインスパイアされた」と説明にあり、感じからしておそらくは平野甲賀氏あたりの書体を見たのかなー、と推察する。イタリックもあり、Bold と Black の2ウェイトの他、いわゆる袋文字の Outline がある。

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Design Date
1995
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Marshmallow

本日ホワイトデーなのでこちら。「マシュマロ」という名のウルトラファットなレタリングスクリプト。ぼったりしたクリーム状のストロークが特徴的で、見ての通りかろうじて(笑)字が判別できるギリギリまでストロークを太くしてある。部分的にはヘアラインがあり、コントラストは最大級である。コネクションがある Script となしの Fluff の2種。さすがにウェイトバリエーションはない。スクリプトの「てい」はしているがあまりにも図太く、もちろんワンストロークで書くことはできないだろう。器用な人なら平筆で書けそうな気もするが…。あとマシュマロのスペルを今日初めて知ったが、長いね。

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Design Date
2017
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Marching Band JNL

今日から3月という事でマーチなこちら。アール・デコ調のインラインファットフェイス。図太いサンセリフにダブルラインが入った書体で、1947年にアメリカで出版されたマーチングバンドの教則本 Intermediate Steps to the Band のタイトルにインスパイアされたものとの事。検索したらほぼそのまんまだったので結構びっくりである(笑)。今どきめずらしく Std 版のようで、グリフは213ぐらいしかない。イタリックはあるものの1ウェイトのみ。

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Design Date
2019
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DIN Next Decorative

小林章さんの新作。DIN Next をベースにいろいろ遊んでみたディスプレイ。フィルがラフな Rust、Rust にセリフを付けた Rust Slab、ステンシルにした Rust Stencil、影をつけた Shadow の4種。それぞれ Bold、Heavy、Black の3ウェイトしかなく、字幅もレギュラーの一種類のみ。フィルをラフにしているせいだろう(細いとあまり意味がないので)。ラフさは一定ではなく、ウェイトが太くなるほどフィルが潰れていくようになっている。ただいま75%オフセール中。

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Design Date
2018
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Stencil

本日アメリカの独立記念日。というワケでトム・クルーズ主演の映画『Born on the Fourth July(邦題:7月4日に生まれて)』のポスターに使用されていた書体を紹介(実際の画像はググってください)。古くからある非常に有名なステンシルディスプレイ。なぜこのように所々欠けているかというと、これを型紙に彫り、その型紙を壁や箱などに当てて上からスプレーもしくはローラーでペンキを塗れば、一瞬で文字が印刷できる、という風にしてあるからである。この欠けた部分を繋いでしまうと、細い部分はちぎれてしまったり、D や O などはまんま中が落ちてしまうのでこうなっている。ステンシルは手っ取り早く印をつけたい現場、例えば船舶関係(コンテナとか)や軍隊などでよく使用されるので、その辺のイメージを表現するのにいいのだろう。まあでも、文字そのものはボテッとしててなかなかカワイらしい。あちこちのファウンダリーからデジタル化されているが、このURW版はフィルのタイプにいくつかのバリエーションがある。

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Design Date
1938
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URW

Beefcakes

図太めの筆で書いたようなディスプレイ。肉屋やスーパーのポップなどにインスパイアされたそうで、「ビッグブラッシュスタイルレタリング」とか呼ばれてるそうな(一般的かどうかは知らない)。1st や 50kg などの単位などに付く2文字のグリフが幾つかあり、それらにはアンダーラインが付いている。レギュラーの他、イタリックと影付きアウトラインがファミリーにある。大文字のみ。Monotype サブスクリプションに含まれている。

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Design Date
2017
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Winnie the Hoop

本日は『クマのプーさん Winnie the Pooh』の作者、A. A. ミルン Alan Alexander Milne の誕生日(1882)。なので明らかにそれをもじった名を持つ書体を紹介。ぬちょっとした太くて柔らかいディスプレイ。アップライトの Roman と Italic、Italic をさらに丸めてコネクションを持たせた Script の3種のファミリー。ぶっとい割に結構可読性が良く、ミルクやお菓子のパッケージによく使われてそうな書体である。その辺の用途にどうぞ。

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Design Date
2017
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Thunderbird

本日5月24日は、最近何かと朝ドラで名前が出てくる、平塚らいてうの命日である。1971年に85歳で亡くなったそうだ。らいてう=雷鳥=サンダーバード、というワケでその名を持つ書体を紹介する。サンダーバードというと例のSF人形劇が思い浮かぶだろうが、元々はアメリカインディアン(ネイティブアメリカン)の間に伝わる伝説上の大鷲の事である(だからトーテムポール)。なので日本の天然記念物のライチョウとも全然関係がない。単に名前が偶然一致しているから紹介したというだけである(笑)。結構古い書体で、20世紀前半、人形劇よりも先に作られた。その頃より少し前の19世紀後半、こういったぶっとくて目立つ書体が多数作られた時代があり、その影響があるのだろう。その頃に作られた書体やそれらを用いた組版を Victorian Typography(ヴィクトリア朝時代のタイポグラフィ)と呼び、これが人によってはかなり賛否が分かれるものとなっている。興味があれば調べてみて欲しい。これもまー読みにくいよね。使い道あるかなぁ…。

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Design Date
1920
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Champ Ultra

本日5月19日は「ボクシングの日」だそうである。1952年のこの日、白井義男が日本人初の世界チャンピオンになったとか。白井はフライ級だけども、ヘビー級のこの書体を紹介。スラブセリフのファットフェイス。これぐらい太いと普通はコンデンスにするものだが、細身のヘビー級などいないとでも言わんばかりにがっちりと力強い。現在では大きく使うとちとうっとうしいかもしれないが、ま、うまく使ってね。

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Design Date
1995
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