Tag: #elegant

Delgado

これもTypodarium本日の書体(笑)。一応言い訳をすると発表当初からキレイな書体だなーと目をつけてはいた。かなり細身のディスプレイローマン。大変エレガントで上品な書体である。大きく使うと古い映画のタイトルのようだ。サンプルではオーナメントがあるように見えるが、実はない(笑)。作者がロシア人のため、ラテン文字のみならずキリル文字も入っている。両方共リガチャーが豊富で、キリル文字のはあまり目にする機会がないと思うので参考になるだろう。ウェイトやイタリックなどのファミリーはないが、サンセリフ版がある。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

Maestro

昨日某デパートのイタリアンフェアに行ったのでイタリアンな書体を(笑)。男性的で力強いカリグラフィックイタリック。見ての通りオルタネートが非常に豊富で、スワッシュやフローリッシュが死ぬほど入っている。使用の際はついついやり過ぎてゴテゴテになりがちなので、控えめにするのがコツだろう。ファミリーが異様に分かれているように見えるが、実はオルタネートがTrueTypeフォーマット用に分かれているだけ。OpenTypeフォーマットのPro版には全部入っているので、Illustratorなどの異体字切り替え機能があるアプリで使うなら、これひとつで事は済む。ウェイトは2種。

Category(s)
Design Date
2009
Publisher

Diotima Classic

筆者の大好きな書体のひとつ。Hermann Zapfさんの奥さん、Gudrun Zapf von Hesseさんデザインの古い書体を、小林章さんが改刻しファミリーを増やして2009年に新しくDiotima Classicとして発表したもの(新しいのにクラシックとはこれいかに)。元々は(Classicでいう)Lightウェイトしかなかったが、3ウェイト増やして4ウェイト8種となった。カウンターが広めでステムに程よい抑揚があり、どことなく女性らしさを感じる優しい書体である。小林さん著『フォントのふしぎ』pp.82–3に看板での使用例を紹介してるが、これがホントに良い。手元に同書がある方はぜひご確認を。同じGudrunさんデザインのAriadoneSmaragdとよくマッチするので、合わせて使ってみてはいかが。実はこれだいぶ前に買ったんだけど、ファイルがどっか行ってしまった…とほほ。

Category(s)
Design Date
1952, 2009
Publisher

Duktus

日めくりフォントカレンダーTypodariumの本日の書体なので紹介(笑)。一応スクリプトに分類してるが、こういうのってどう分類したら良いのやら。普通のイタリックとスクリプトの中間のような書体である。’40年代のスタイルと解説されている通り、このような書体は昔は結構あった。私の好きな古い活字書体にTraftonというのがあって、これに似てるなぁと思ったらちゃんとこれも参考にしたとある。活字では難しかったスワッシュがいっぱい入っており、より表現力が豊かになっている。3ウェイトで、ほか字幅の狭いCondensedがある。カジュアルな結婚式の招待状などに。そういえば今の筆者の名刺でもこのタイプのフォント使ってるなぁ…。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

Ivory

デコラティブなオーナメントが付いたオールキャップス。書体そのものの字形はちょっとイマイチな気がするが、サンプルイメージにあるようなオーナメントが付いている。オーナメント付きのHeadline(小文字グリフにはオーナメントなしが割り当てられてる)、オーナメントなしのNoSwashes、それに重ねて使うオーナメントのみのSwashesがある。文字本体とオーナメントの色を変えて使いたい時は後者を使うといいだろう。サイトへ行って作例を見てもらえれば解るが、うまく使えばかなりキレイ。筆者のお気に入りの書体。

Category(s)
Design Date
2009
Publisher

Saya SemiSans FY

セミ・サンという、サンセリフとローマンの中間だけどサンセリフ寄り、というタイプの書体。どういう事かというと、見ての通りローマンのようにステムの太さに差があるサンセリフの事である。サンセリフはステムの太さが(印象的に)ほぼ一定なのが普通なのだが、このようにする事で、ローマンのような優雅さを加えている。Rotisという書体はセリフ、セミ・セリフ、セミ・サン、サンセリフというファミリーを作った最初の書体だと思うが、それに倣ったものだろう。個人的にはRotisよりこっちの方が好みかな。元になったサンセリフももちろんあり、Sayaとして発表されている。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2014
Publisher

Rufina

葦のように細くて背が高い女性をイメージしてデザインされたと説明されてる書体。なんか長ったらしい裏設定があるようだが、ちょっとした物語のようで、全部読んでない(笑)。このブログでは初紹介のモダンローマン。レギュラーとボールドがあるが、あまり差は感じない。手書き感のあるオルタネートが2種とオーナメントがあり、書籍のような長文よりはちょっとしたエフェメラに向いてると思う。キレイ。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Memoire

極端に細い、ディスプレイ用のサンセリフ。60pt以上で使用してくださいとある。最近、と言ってももう10年は過ぎてると思うが、大きな見出しはこういう細いサンセリフでやるのが定番となっている。特におもしろいリガチャーやオルタネートもないので、Helveticaの一番細いヤツでいいじゃんとか思う。じゃあなんで紹介したんかというと、なんでだろ(笑)。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

Bickham Script Pro

なんか飽きたので(笑)スクリプトを紹介。発表から10年以上経っており、メジャーどころから販売されてることもあって、カッパープレート系ではSnell RoundhandやShelleyなどと並んでもう結構定番なんじゃなかろーかと思うスクリプトのひとつ。若干太めでしっかりしており、字種が豊富で、優雅なスワッシュを持ったオルタネートが多い。Wedding Invitationsという本に掲載されていた作例で一目惚れした、お気に入りのスクリプト。オススメです。

Category(s)
Design Date
1997–2004
Designer(s)
Publisher

Medusa

ホワイトデーの本日はスクリプトをご紹介。非常に優雅なスクリプト。カッパープレート系では筆者が見た中では最高峰。慣れないと使いにくいが、使いこなせれば差をつけらますよ。苦手な方のために、使用例のPDFが配布されている。$120とファミリーがない単体としてはお高めの書体だが、買って損はないだろう。ちなみにメデューサと言えばギリシャ神話の蛇女、石化能力を持つ厄介な敵としてRPGで有名だが、地中海沿岸ではかなり古くから崇められていた地母神らしい。トルコのお守り・ナザールボンジュウはメデューサの目がモチーフとか。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher