柔らかい印象のモダンスクリプト。アップライトのブラッシュスクリプトで、ややバウンシーながらそんなに暴れてる印象はなく、フェミニンなタイプである。スワッシュは小文字の母音にのみターミナルタイプがあるぐらいで、ほぼ皆無。リガチャーも同じ文字の並びにあるぐらいでそんなにない。そういう意味でちょっとバリエーションを出しにくいが、その分安くて使いやすいだろう。ただいま50%オフセール中。
Tag: #elegant
ややヴィンテージ風味がありながらスッキリまとまっているミクスドファミリー。コントラストの強い太めのモダンローマン、太めのセリフドゴシック、ライトウェイトのモノラインスクリプトの3種があり、どれもなんだか 50’s のような古い雰囲気のあるスタイルだが、アウトラインがスッキリしているせいか、あんまり野暮ったさはなく現代的にまとまっている。名前のボードウォークとは、観光地などにあるような木材で作られた遊歩道のこと。なるほどそんな場所にある店舗のサインなどに似合いそうである。どのフォントも2ウェイトずつ。
ライトウェイトのシックなディスプレイ。かなり細めのジオメトリックなローマンで、雰囲気は大変シックでエレガント。P や R のボウルがほぼ正円になっている所が変わってる。小文字のグリフはあるが、サイズは大文字と同じなので、実質ユニケースのようになっている。画像には書体名の左上に楕円で囲まれた NEW の文字があるが、このように楕円に囲まれたいくつかの単語がキャッチワードとしてひとつのグリフに入っている。1ウェイト。
奇をてらったところがない、正統派のフラクトゥール(Fraktur: ドイツでよく用いられていたブラックレターの一種)。15世紀ドイツのカリグラファー、Johann Neudörffer(ぜひリンク先をご覧あれ)と Leonhard Wagner の書体を参考にしたとある。大変真面目な感じのするフォントで、すごくかっちりしていてカッコいい。スワッシュオルタネートはあるが、それでさえ遊んでいる感じは薄く、作者はマジメなんだろうなぁと思う(笑)。普通にカリグラフィーの手本になる素晴らしい出来。1ウェイト。
上品ぽくもありカジュアルでもあるディスプレイセリフ。コンデンスでxハイトも大きめでゆったりしており、フレアで短いスワッシュが付いたオルタネートが多数ある。このテとしては珍しく9ウェイトもあり、イタリックもある。品がありながらも高級すぎない雰囲気もまた珍しい。やっぱり女性向けになるだろうか。
エレガントかつかわいらしいディスプレイローマン。見ての通り、変わったグリフに変わったリガチャーが豊富に用意されたライトウェイトのモダンローマンで、高級感もありながら大人っぽくなりすぎないかわいらしさがあり、古い言い方をすればチャーミングである。やっぱり女性向けになるだろうか。1ウェイト。
ちょっと変わったラグジュアリーなディスプレイローマン。基本はコントラストの強めなモダンローマンで、あちこちにゅよっとしたカーブが入っているところが特徴的。特に A は小文字と合体したようなグリフで大変おもしろい。ゴージャスかつエレガントで、やっぱり女性向けとなるだろうか。作例ではミキモトの広告を模したものも作ってあるんだが、いいのだろうか…(笑)。1ウェイト。
シックでエレガントなディスプレイセリフ。ライトウェイトのゆったりした感じのあるローマンで、細めながらコントラストもしっかりある。最近はどんな書体でもアケ気味に組みがちだが、これは詰めても黒々とせず目にうるさくない。クラシックでもあり、品の良いマダムを思わせる書体である。イタリックもあり。1ウェイト。
エレガントなディスプレイローマンとスクリプトのデュオ。ローマンの方はウェイト軽めでコンデンス気味。一見サンセリフに見えるが、ほんのちょっぴりセリフが付いている。スワッシュオルタネートやリガチャーが豊富。実はこの書体単体のも別にあるが、このデュオに付属してるものはそれよりほんのり太くしてあるそうだ。一般に白黒反転すると若干細く見えるが、それに対応するためとか。スクリプトの方はよくあるゆったりしたアップライトのモダンタイプ。スワッシュオルタネートはなく、リガチャーが少しある。ただいまサイバーマンデーセール中で50%オフ。700円弱。
ややヴィンテージ感のあるキラキラデコラティブなディスプレイ。基本はモダンローマンだが、見ての通りクリスマスツリーみたいにこれでもかという感じでオーナメントが付いたオルタネートがある。多い文字で5種もあり。可読性はかなり苦しいが(笑)、まあそんなのはこの手の書体に求めてはいけない。好きなだけ飾り付けを愉しめばよかろう。1ウェイト。