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Young Gallant

正統派カッパープレートスクリプト。作者は筆者の尊敬するタイプデザイナーのひとりで、スクリプトの名手。この書体は奇をてらったところのない、ごくスタンダードな18世紀のスタイルで、スワッシュオルタネートは皆無。その代りリガチャーが豊富にあり、また大変お手頃価格となっている。雰囲気的にはやや女性的な柔らかさがあるだろうか。シックで大人なバレンタインにどうぞ。

Category(s)
Design Date
2010
Designer(s)
Publisher

TT Tsars

優雅さとかわいらしさが同居するモダンローマンディスプレイ。ウェイトはやや太めでモダンローマンらしくコントラストがあり、字形はややジオメトリック寄りでオーガニックなラインがあまりない。A, B, C, D, E の5種のスタイルがあり、A, B, E は18世紀初期、C は中期、D は後期のスタイルだそうで、A から D の字形の差はさほどではないが、腰の位置などが違ってて見比べるとおもしろいだろう。E は他の4つとはかなり毛色が違い、角をなくして大きなカーブで形作られているのがおもしろい。小文字はなくスモールキャップスでイタリックもないが、それぞれのスタイルは5つのウェイトを持っている。キリル文字もサポート。詳しくは Behance にプレゼンテーションがあるのでそちらで。これもバレンタインにはいいと思うゾ。ただいま78%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2019
Publisher

Grand Baron

ぬちょっとした滲みを感じさせるディスプレイローマン。コントラストの弱いクラシックなローマンで、活版印刷の滲み(マージナルゾーンという)を表現したような、ちょっとエッジのぼやけたような丸さを持っている。フィルに3種あり、ソリッドなものとラフな Grunge、塗りつぶしのない Outline がある。大文字のいくつかはスワッシュオルタネートがあり。イタリックもある。あとオマケに Illustrator や Photoshop で使えるクレストやロゴのレイアウトキットがあり、4つのファイルに172のエレメントが入っているそうな。名前は…「気高き男爵」とでも訳そうか。こんなのもバレンタインにどうぞ。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)

Operetta

ティアドロップ(滴のようなセリフ)が特徴的なディドゥーンディスプレイ。Didot や Bodoni、Walbaum などのモダンローマンを参考にしたとあり、ティアドロップがステムにぶつかりそうな所はステムの方が逃げており、アイスクリームスクープでえぐったようになっているのがおもしろい。オプティカルになっており、名前の 8、12、18、32、52 はそれぞれそのポイントサイズ付近で使用した時に、ヘアラインが太すぎたりすっ飛んで消えたりしないよう、ウェイトが調整されている。それぞれ8ウェイトずつあり、全部で40種とビッグファミリー。残念ながらイタリックはないが、スワッシュオルタネートがある。名前のオペレッタはオペラの小規模版の事らしい。ただいま70%オフセール中。

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Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Jaymont

ちょっと変わったモダンローマンディスプレイ。x-ハイトが大きくてアセンダーやディセンダーが短く、斜めのステムが外に膨らんでたりして、全体的にややずんぐりしたプロポーションをしているものの、コントラストが強いせいか、全体的な雰囲気はなかなかエレガント。くさび形のセリフも大きく特徴的。5ウェイト。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Aston Script

ウェイトが重くコントラストの強いカッパープレートスクリプト。大変ラグジュアリーでデコラティブ。お約束どおりスワッシュオルタネートはあるが、最近のスクリプトとしてはやや少なめの660ほど。それでも使いごたえは十分にある。この辺は最近はややクラシック過ぎるきらいはあるが、筆者としては好みの書体。ただいま50%オフではあるが、元々が2,000円ほどとこの種としては非常にお安め。
さて、本日をもって今年のレギュラー更新はこれにて終了。気がついたら年間ランキングをやってないので(笑)、ひょっとしたら年内に更新するかも知れないが、とりあえずはこれにて年末のご挨拶とさせていただく。皆さまよいお年をを~。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher
TRF

Harper Script

カジュアルなカリグラフィースクリプト。イタリックとカッパープレートの中間のようなニュアンスがあり、x-ハイトが大きくややカウンターも大きめ。字形も良い意味で緊張感がなく、気取りすぎない読みやすい書体である。大文字にはほんのりスワッシュが入っている。レギュラータイプの他、ストロークの端が丸くなった Rounded、アウトラインのみの Outlined、丸いアウトラインの Outlined-Rounded、フィルがラフな Textured の5つのバリエーションがある。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Petunia

かわいらしいカッパープレートスクリプトのミクスド。手書きゆるゆるのサンセリフとスラブセリフがファミリーにあるのだが、本体?のスクリプトは今流行りのモダンスクリプトというわけでもなく、やや緩めで大文字はデコラティブながらも、ほぼかっちりしたカッパープレートスクリプトである。こういう組み合わせもなかなか珍しい。スクリプトは2ウェイト、サンセリフとスラブセリフはアップライトとイタリックの2種があり、あとはキャッチワードとフローリッシュが入ったオーナメントフォントがひとつ。名前はそのままペチュニアの花の事。

Category(s)
Design Date
2016

Hoyer Script

抑制が効いていながらも優雅な活字イタリック。カリグラフィー風味が強く一見手書きのようだが、活字ベースのようでコネクションは取れていない。アセンダーとキャップハイトが大きくx-ハイトの1.2倍はあって、それが優雅な雰囲気を醸し出している。p や v のふにょっとした字形が特徴的。Hans Hoyer という人のデザインした活字のリバイバルのようだが、検索しても同名のホルンメーカーしかヒットせず、この人のことはよくは判らない(笑)。1ウェイト。大人のクリスマスの演出にどうぞ。

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Design Date
2017
Designer(s)
Publisher
RMU

Kenjo

デコラティブなモダンローマンディスプレイ。大文字のみで、コントラストが強くヘアラインはどこまでも細い。変わった字形とオルタネートを持った Kenjo I と、一部ステムが二重になった Kenjo II がある。大変ラグジュアリー感あふれる書体である。こちらはオマケとして Omega というジオメトリックサンセリフが付いており、こちらは文字としての調整があまりなされておらず、幾何学図形そのままが多く残っており、なかなかクセが強い。イメージに「日本の影響」と日本語で書かれてある通り、どうも日本の広告か何かに使用されていた書体にインスパイアされたものらしい。「見城」か「見上」か「兼上」か「兼城」か…「けんじょう」と読む苗字は19種ぐらいあるみたいだけど。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher