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Tag: #decorative

Blastine

Blastine

筆のニュアンスが多く残るシグネチャースクリプト。ペンではなく筆で書いたようなストロークで、コントラストが強く端に墨溜まりがあってそれがおもしろい表情を生み出している。グリフは傾いておらずアップライトで、ラインも揃わずややバウンシー。スワッシュはなく作例のようにビギニング/エンディングストロークが水平に伸びるオルタネートとリガチャーが少々、という感じ。普通のシグネチャーに飽きた人に。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Nomad

Nomad

本日は『Queenの日』だそうな。1975年のこの日、初来日したとか。んで「ボヘミアン」で検索したらこれが出てきたので(笑)紹介。民族色豊かな装飾が施されたデコラティブなディスプレイ。見ての通りあちこちに飾りが入った書体で、可読性はよろしくないが、雰囲気はあっておもしろいんじゃないかと思う。大文字のみで、装飾がないグリフが小文字部分に割り当てられている。1ウェイトのみ。
ところで「ボヘミアン」について調べたが、これが結構ややこしい。現在のチェコ西部がボヘミア地方だが、ボヘミアンとはそこに住んでる人ではなく、かつて「ジプシー」と呼ばれていた北インド起源の放浪者たちを指す。現在はこの呼称はやや侮蔑的らしく、当人たちは「ロマ」を自称している。で、「ノマド」とは何かというと、特定の民族ではなくただの「遊牧民」という意味らしい。ふへぇ…。

Category(s)
Design Date
2022
Publisher

Espiritu

Espiritu

ヴィンテージ感満載のミクスドディスプレイ。ウェッジセリフの付いた太めのセリフドゴシック、それの細いウェイトで幅が狭くなった Condensed、幅広のスラブセリフの Expanded、モノラインのカジュアルな Script の4種がセットになった書体で、全体の雰囲気は見ての通りレトロというかヴィンテージというかそんな感じである。イラストアイコンの入った Dingbats もあるが、こちらを見るとどうもアメリカのバイカーギャングのテイストが強い。ガイコツの手が数字を表してるものがあるのがかなり変わってる。ま、あまりその辺には囚われずに使いこなしていただければと思う。

Category(s)
Design Date
2021
Publisher

Le French Baguette

Le French Baguette

本日『フォントの日』らしいのだが、だからといってこの日にふさわしいフォントとか別にないので、普通に目についたものを紹介する(笑)。フレンチカジュアルのかわいらしいカリグラフィースクリプト。いわゆるイタリックをだいぶカジュアルに崩したもので、大変かわいらしく仕上がっている。コントラストはかなり弱く、メタルペンではなくマーカーで書いたかのよう。グリフはひょいひょいと軽快ながら、あまり崩れてはおらず読みやすい。フォントもそうだが、プレゼンに使用しているイラストと非常によくマッチしているので、販売サイトの方でご覧になっていただきたい。ちなみにいわゆるフランスパンの「バゲット」は長いものだけをそう呼び、短くなると「バタール bâtard」と呼び名が変わるので注意。1ウェイト。

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Design Date
2024
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Marleys

Marleys

大流行中(ホントか?)のスクリプトとローマンのコンバイン書体。通常、この手は大文字か小文字のグリフどちらかにスクリプトが割り当てられており、ローマンの小文字は省かれる事が多いが、こちらはちゃんと大文字・小文字揃っており、スクリプトは大文字のオルタネートで持っている。全体的にこの手としてはやや太めでがっしりしているが、その分小さくしても使えると思う。ウェイトが2つあるのもちょっとめずらしい。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

Treifany

Treifany

カリグラフィー風味がコンバインされたディスプレイローマン。コントラストの強いモダンローマンをベースにカリグラフィックなテイストが加味されており、見ての通りスワッシュオルタネートやリガチャーが多数用意され、多種多様な文字組が楽しめるようになっている。やや太めのウェイトなので、エレガントさよりゴージャス感がちょっと強いかなという感じ。あとやや東寄りのテイストがあるだろうか。オブリークタイプと2種あって2ウェイト。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Figlia

Figlia

デコラティブでフェミニンなディスプレイローマン。19世紀イタリアやフランスのディスプレイカードにインスパイアされたとあり、その通りヴィンテージ風味あふれる素敵な書体となっている。コントラストの弱いややポテっとしたローマンをベースに、装飾的なスワッシュオルタネートやリガチャーがふんだんに用意され、個性的な文字組が楽しめるようになっている。文字とは繋がっていない、大きなフローリッシュもあり。時代がちょっとズレてるが、ここらへんからアール・ヌーヴォーに繋がっているのではないかと思う。イタリックと2スタイル、それぞれ1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)

Veronika Luxurious

Veronika Luxurious

フェミニンで繊細な変形ディスプレイ。コントラストのあるジオメトリックなラインとオーガニックなストロークが混在したエレガントな書体で、カウンターが大きく取られ全体的な雰囲気はゆったりと優雅。まあまあスタンダードなものと、奇抜に変形したグリフがオルタネートに入っており、おもしろい文字組が楽しめる。2ウェイト。ただいま40%オフセール中。

ところで、この手の通常よりかなり変形したグリフを持つディスプレイ書体の分類名をこのブログでは仮に #freak としてタグ付けしていたが、この度 MyFonts では quirk という言葉で紹介しているのを見た。「奇癖」「ねじれ」などの意味があるそうだ。今後使っていこうかと思う。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Prestigea

Prestigea

またスクリプトとローマンのコンバイン書体を紹介する。こちらは珍しく小文字があるが、代わりにスクリプトは全文字に用意されていないようで、一部だけとなっている。ローマンはやや無骨で男性的なのもちょっと珍しく、ローマンのオルタネートもある。リガチャーも多く用意されているが、基本的にローマンのみ。というわけでスクリプトはホントにアクセント程度となっているが、うまく使いこなして欲しい。イタリックと2スタイルあってそれぞれ1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

Devils Cut

Devils Cut

ヴィンテージ風味がありながらも、ゴチャゴチャせずスッキリとしたレトロモダンなディスプレイ。ややコントラストの強いオールドスタイルローマンのステムに細いインラインが入っており、輝いているかのような印象を受ける書体である。控えめなスワッシュの付いたオルタネートがあり、文字組みにアクセントを付けることが可能。ノーマルタイプと、細い影の付いた Shadow の2種がある。小文字はなくスモールキャップス。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
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