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Emperor

さて新天皇誕生という事でこちら。ちょっとレトロな直線で構成されたディスプレイ。’80年代のゲームなどを彷彿とさせる書体で、曲線部がなく、直線と斜線のみで構成されている。飾りのない Regular から、ちょっと飾りのある Decorative、縁取りのある Outline など8種のバリエーションがあり、それぞれにイタリックがある。イタリックは特にレトロ感が出る。残念ながら小文字はない模様。

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Design Date
2018
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Hamlet

本日は英国の劇作家、ウィリアム・シェイクスピア William Shakespeare の誕生日?(1564)で命日(1616)らしいので、有名な作品名のこちらを。ややブラックレター風味のあるディスプレイローマン。出自のはっきりしない Kitterland という書体を元にしたとある。多分にカリグラフィー風味も含んだクラシカルな雰囲気を持ち、確かに英国風味もある(気がする)。ちょっと野暮ったいが、おもしろい書体だろう。フィルはソリッドな Regular とかすれてる Headstone、インラインの入った Handtooled の3種。オルタネートもちょっとある。

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Design Date
2006
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Ultimus

言葉では何とも説明しづらいディスプレイ。基本は Didone に近いコントラストの強いジオメトリックなローマンで、コントラストの付け方はアール・デコ風。バーや斜めのストロークがある字はそこで上下あるいは左右に分かれており、かなりおもしろい独特な形をしている。この文字に似合うヘアラインにティアドロップの付いたオーナメントも付属している。可読性に難はあるがラグジュアリー感があり、ファッションや化粧品などによく似合うと思う。大文字のみで1ウェイト。

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Design Date
2019
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Werdet Script

活字っぽいようなカリグラフィーっぽいようなスクリプト。14、5世紀にフランスやドイツでよく使用されていたカリグラフィー書体のバタルドゥ bâtarde(またはバスタルダ bastarda またはバスタード bastard)と呼ばれるブラックレターの一種を元にデザインしたとあり、本来はもっと傾きが弱いが、こちらはかなり傾いていてスピード感がある。コントラストも強く、活字感が強い。結構装飾的ではあるが、それは元々がそんな感じである。大文字はデフォルトでスワッシュが付いており、オルタネートはほとんどない。代わりにリガチャーとフローリッシュが少々。5ウェイト。ちなみにはバタルドゥとは『私生児』という意味だが、なんでこんな名前が付いたかはちょっと忘れた(笑)。なんだっけ…修道院の外で民衆の間に自然発生した書体だからとか何とかだったかな。

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Design Date
2017
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Notre Dame

本日、大変悲痛なニュースが飛び込んできた。パリのノートルダム大聖堂が焼け落ちたとの事。あの荘厳なバラのステンドグラスの大窓が炎に包まれているのを想像するだけで胸が痛い。遠く離れた極東の異教徒(なんの教徒でもないけど)でさえこんなに哀しいのだから、現地の人々の喪失感たるや計り知れない。果たして再建は可能なのだろうか。そうである事を祈り、この書体を紹介。「ノートルダム」の名を持つブラックレター。’90年代に、Linotype がグーテンベルク以前の書体をフォント化する Type before Gutenberg というプロジェクトを行い、20ほどの中世のカリグラフィー書体をフォント化したのだが、その中のひとつである。テキストゥーラ・クアドラータ texture quadrata と呼ばれるスタイルで、手書きよりはよりシステマチックで硬い印象を持ち、かなりデコラティブな大文字が特徴だろう。控えめなちょっとしたスワッシュが別グリフであり、それを組み合わせることも可能。Pro 版の方に全グリフが入っているので、それだけ購入すればいいだろう。

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Design Date
1993
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ITC Mona Lisa

本日はかのレオナルド・ダ・ヴィンチ Leonard da Vinci の誕生日(1452)らしいのでこちら。「モナ・リザ」の名を持つアール・デコ風味のディスプレイ。基本コントラストの強い Didone なローマンで、キャップハイトとx-ハイトの差がかなり大きい。字形は割とシステマチックでジオメトリックに近いだろう。フィルは普通な Solid とオープンフェイスの Recut の2種。名前の末尾に OS というのが付いているファミリーがあり、数字がオールドスタイルになっているバージョンなのだが、新しい方に異体字で含まれているので買う必要はない。ご注意。

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Design Date
2000
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Publisher
ITC

S&S National Currency

日本銀行券(紙幣)のデザインが変わるらしいのでこちら。欧米(というかアメリカ?)のお札に使われてそうなディスプレイ。直線的で、ジオメトリックで、コンデンスで、ゴシック風味のある、モノラインな書体である。ソリッドなものはウェイトが2種あり、他にフィルが斜線で埋められたLines、水平ラインでシェーディング処理がされた Inset、影部分の Shadow がある。フォントの他、フレームやシームレスなバックグラウンド、アーカンサス?のオーナメントなどのベクターデータも同梱されていて、紙幣のデザインには事欠くまい。良い子はニセ札作っちゃダメだぞ。

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Design Date
2019
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TT Trailers

非常に変わったウルトラコンデンスなディスプレイ。名前からすると映画のエンドロールなどによく使用されるほっそい書体を模しているようで、一応字幅があるバージョンもあるが、基本的にかなりほっそい。字形も相当変わっており、インクトラップのような「欠け」がそこかしこに、また結構大ゲサに入っており、それが書体に強いアクセントを与えている。高さが半分のグリフも入っており、縦に2つ並べて組んだりすることも可能。なんとも使い方が難しいだろうが、うまく使えば強い差別化ができるだろう。9ウェイトある他にバリアブルなものもあり、対応アプリ(Illustrator等)で字幅やウェイトを自由に設定することが可能。ただいま70%オフセール中。

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Design Date
2019
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Versalita&Serif

パズルのように組み合わせてリガチャー(?)を作れるスラブセリフディスプレイ。大文字のみで、小文字には基本的に字幅の狭いバージョンの大文字が入っているが、サンプルのように Li や Ta など、組み合わせがあるものに関しては(アプリが対応していれば)自動でこのように組んでくれるようである。プロポーションは頭でっかちのものが多く、全体的に可愛らしい。アンパサンドを含む “Versalita&” までが名前らしく、その名前のサンセリフ版があり、こちらはスラブセリフ版、という事らしい。1ウェイト。

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Design Date
2018
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Wigwam

素朴で民族風味あふれるディスプレイ。手書きのモノラインサンセリフで、手書きらしくアウトラインは微妙に歪み、ターミナルの形も一定ではない。所々ラインが二重になっているのが特徴的。小文字はないが、小文字のグリフにはよりデコラティブになった大文字グリフが入っている(実質オルタネートになっている)。同じモノラインのイラストや記号が入った Symbols というフォントとセットになっている。名前のウィグワムとは、アメリカインディアンの伝統的な様式の住居の事。ティピーとの違いは、前者が住居、後者が簡易的なテント、という感じ。ちょっとアイヌ風味を感じるのは、アメリカインディアンも同じモンゴロイドだからだろうか。

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Design Date
2019
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