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Tag: #classic

Loniki

Loniki

最近別の書体も紹介した古代ギリシャ碑文系のディスプレイ。なんとも古代の香りがする美しいフレアセリフで、堂々としていながらもどこかちょっと田舎風の雰囲気漂う書体である。大文字のみで小文字はないが、当然ながらギリシャ文字をサポートしている。それどころか、現代では使う者がほぼ滅んでしまったコプト文字やルーン文字まで収録されているというかなりの変わり種。いったいどこの誰が使いこなせるのか(笑)。同時代風の記号やオーナメントが入った Symbols がファミリーにあり。名前はギリシャ第2の都市テッサロニキの現地でのニックネームだそうな。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2023
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Publisher

Selna

Selna

イメージ通りエレガンスな(笑)ディスプレイローマン。見ての通りオルタネートが豊富な書体で、バリエーション豊かな文字組みが楽しめる。総グリフ数は500ちょいとそこまで多くはないが、記号や数字を除くほぼすべての文字にオルタネートがあるので、結構遊べるだろう。何よりスワッシュ付きだけではない、グリフ違いのものがあるのが良い。ファミリーはオブリークと2スタイルで、さらにそれぞれにアウトライン版がある。ただいま40%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
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Publisher

Injurial

Injurial

美しい書影が SNS に流れてたので紹介。大変繊細でエレガントなフレアセリフディスプレイ。こういうのもローマンキャピタルと呼べるだろうか、その辺りのプロポーションを持った書体で、ストロークは細く、端がやや大きめのフレアに広がっている。大文字のみで、今どきとしては珍しくリガチャーなどもなく大変シンプルで潔い。この本のようなデザインを提案するのは結構勇気がいるし、採用する方にも度量がいるが、双方のセンスが合わさるとこのような傑作が生まれるのだなぁ…。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Noir et Blanc

Noir et Blanc

2日続けてリガチャーの美しいスタイリッシュなローマンを紹介。コントラストは強いが、ブラケットが大きくアクシスも傾いており、オールドスタイルもしくはトランジショナルタイプと分類できるだろう。グリフはプロポーションが一部変わっていてそのまま組んでもおもしろいが、リガチャーが12種ほどあり、またいくつかの大文字にはオルタネートもあって、文字組みのバリエーションが楽しめる。名前はフランス語で「黒と白」の意。イタリックもあって3ウェイト。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Wolfgang

Wolfgang

本日は『シートン動物記』のアーネスト・シートン Ernest Thompson Seton の誕生日(1860)。シートンと言えば『狼王ロボ』、ということでウルフの名が入っている書体を。端整で大変かっこいい正統派オールドスタイルローマン。Garamond や Jenson、Griffo らの書体を参考にしたとあり、まさにそういったオールドスタイルの正道を受け継いだ大変素晴らしい出来である。ct や st などのクラシカルなリガチャーがあるのも筆者好み。イタリックの g に2階建てを採用してるのがめずらしいが、1階建てもオルタネートであるのでご安心を。本文用を想定しているようでファミリー展開は少なく3ウェイトと潔い。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Polias

Polias

威風堂々としたサンセリフディスプレイ。古代ギリシャ時代の碑文をモチーフにした書体で、ローマンキャピタルに通ずるものがあるが、こちらはセリフがないせいか、より素朴な雰囲気も持っている。ストロークはほぼモノラインだがややフレアセリフ気味で、全体的にプロポーションがやや幅広。雰囲気がホントに筆者好みで、何に使うか分からないがすごく欲しい(そんな書体をいくつ持ってるやら…)。当然ながらギリシャ文字もサポートしている。小文字はなくスモールキャップス。8ウェイトあって、バリアブルタイプも別にある。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Saigon

Saigon

コンデンスで硬い印象のディスプレイローマン。セリフが大きくて刺々しく、骨格もなんだか無骨であまり親しみやすくはない書体。ディセンダーが和文書体の従属欧文のようにかなり短いのが特徴だろうか。全体的に無愛想だが(笑)、それがなんだかカッコいい。イタリックは傾きが強く、ややカリグラフィー風味が強い。重いウェイトはちゃんとコントラストが付いているが、それだとなんだか普通でこの書体の特徴が活きない気がする。コントラストの弱い細いウェイトを大きく使う方が良いように思う。名前は多分ベトナムの都市名。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Cygnet CF

Cygnet CF

クラシカルなグリフを持ちつつも大変現代的なサンセリフ。全体的にややコンデンスで、ジオメトリックでありながらヒューマニストっぽくもあるという、うまく双方をコンバインしたスッキリと美しいサンセリフで、e のバーが斜めなのがクラシカル。g は大変ユニークなグリフをしており、この書体を使う時はぜひ含めた方がいいだろう。xハイトが大きく可読性も良好。イタリックもあって9ウェイト。しかしいい作家だなこの人…。今注目のひとり。投稿時点では BOGO セール対象。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Leibniz Fraktur

Leibniz Fraktur

本日は数学で我々を苦しめた微積分の考案者、ゴットフリート・ライプニッツ Gottfried Wilhelm Leibniz の誕生日(1646ユリウス暦)。ということで彼の名を持つ書体を紹介。スタンダードでクラシカルなフラクトゥール。元は18世紀中頃に作られた書体だそうだが、それを鋳造した Genzsch & Heyse というファウンダリーの設立年は1920年代という事でよくは判らない(笑)。まぁいいや。フラクトゥールは現代人の我々の目には読みづらいが、ドイツでは20世紀初頭までこれが標準で、書籍も普通にこれで組まれてるものが多い。s がデフォルトで「長いs」なのがちゃんとそれらしくてよろしい。”sk” などの文字並びは普通はぶつからないが、長いsだとぶつかるのでちゃんとリガチャーもある。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher
RMU

Cardinal

Cardinal

フローリッシュがかっこいいクラシカルなカリグラフィースクリプト。古いスタイルの正統派イタリックをベースに、それはそれはハデなフローリッシュを後付できるようになっており、ご覧のように非常に華やかな装飾が施せる。すべての大文字に40ものパターンがあるそうだが、組み方がちょっと特殊で、文字の後に数字を打つとオルタネートが現れるようになっている(詳しくはこちら)。それとは別に同じスタイルで装飾のない大文字のみの Serif と、それからセリフを取り除いた Sans があり。カリグラフィー好きはかなりワクワクする書体である。名前はカトリック教会の「枢機卿」の事で、真っ赤な衣装を纏っており、その事からこの赤の事をそのまま「カーディナル」と呼んだりする。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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