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Tag: #calligraphic

Calligraphic Birds

Calligraphic Birds

本日は文鳥の日らしいのでこちらを。カッパープレート全盛の18世紀頃、文字を書くのと同じ技法を用いて描かれた鳥のイラストをフォント化したもの。当時の作品集を見るとこういうのがあちこちに描かれており、鳥以外にもモチーフはあるのだが、圧倒的に鳥が多いかなという気がする。おかげで全部で170ほどのグリフがある。ちなみにカッパープレートが普通に書ける人なら、これぐらいは存外苦もなく描けるのでチャレンジしてみてはいかが。

Category(s)
Design Date
2010
Designer(s)
Publisher

Vodka

Vodka

名前の度数の強さとは裏腹にかわいらしいミクスドファミリー。ぼったりしたビスケットのようなサンセリフと、ブラッシュとモノラインのスクリプト、あとややウェイトの軽いスラブセリフがある。サンセリフとスラブセリフには小文字はなし。酒よりはスイーツに似合いそうな雰囲気である。ただいま35%オフセール中だが、元々が全部買っても3,000円程度と非常に安い。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Loxley

Loxley

ややブラックレター風味のあるディスプレイ。ロビン・フッドの特装版のためにデザインされたものらしい。そのためやや子供向けかなという雰囲気があり、また A の上にあるバーが「ああ英国だなぁ」という感じがして筆者は結構好きな書体である。ブロードペンを使ってデザインしたようで、カリグラフィーっぽいコントラストが出ている点も特徴。以前に紹介した Goudy Thirty と未紹介の Goudy Aries を参考にしたとある。「2010年に作者が亡くなる前に短期間で描かれた」と説明にあるので、ひょっとしたら作者は余命を知りながら急いでデザインしたんじゃないだろうか。そう思うとなんかちょっとしんみりしちゃったりするし、最後のその直前まで仕事をしていた事を羨ましく思ったりもする。ま、これもハロウィン向けに。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

Envelove

Envelove

ラフなホントの手書きに近いポインテッドペンスクリプト。サイズもラインも揃っておらず、全然調整されていない。かろうじて「スタイル」ぐらいが揃った書体である。珍しいのがやや左に傾いているところ。オルタネートはたくさんあるが、スワッシュオルタネートではなく字形が違うだけというのが多い。リガチャーもちょろっと。通常のレギュラーの他、大文字のみの Caps とイラストやフレームが入った Icons がファミリーにある。名前は多分 envelope(封筒)をもじった…のかな。

Category(s)
Design Date
2017
Publisher

Sachsenwald

Sachsenwald

装飾を省いたブラックレター。以前紹介した Pegasus と同じ Wolpe Collection のひとつ。ブラックレター(ゴシック)というとあちこち飾りが付き、現代とはやや異なる字形と詰めて書く形式から現代人にはかなり読みづらい書体のひとつなのだが、こちらは骨格はブラックレターそのものだが、装飾が極力省かれ、字間も適度に取られた大変実用的な書体となっている。しかもライトウェイトまであって大変使い勝手が良い。ドイツ生まれらしく、ドイツ語で多用される ch や tz のリガチャーもあり。名前のザクセンヴァルトは地名で、ハンブルク近くの森らしい。
それはそうと直ったね MyFonts(笑)。

Category(s)
Design Date
2017
Publisher

Delicatta

Delicatta

カジュアルでデコラティブなカッパープレートスクリプト。傾きが弱くカウンターは大きめ、緊張感が弱く格調高さはあまり感じない。デフォルトの字形がなかなかデコラティブなせいか、オルタネートはほとんどない。リガチャーはちょこちょこあるかなという感じ。カッパープレートながらカジュアルに使えると思う。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

Caffe

Caffe

ロンドタイプの可愛らしい活字スクリプト。元はブダペストのカフェのためにデザインしたものをフォント化したものだそうである。キャップハイトがかなり大きく、スクリプトなのに字間が広めに取られてて、ゆるい雰囲気が現代にマッチしていると思う。6種類のタイプがあり、一番コントラストが強い Cappuccino が普通のカリグラフィーブロードペン、やや太めの Pastry がフェルトペン、ぶっとい Lemonade とエッジがギザギザの Tobacco が筆でデザインした(風な)とある。Poster はポスターや看板用途に合うようにやや太めにデザインされており、それに線を入れた Poster Inline がある。

Category(s)
Design Date
2009
Designer(s)
Publisher

Lovingly Friends

Lovingly Friends

手書き風ながらもちゃんとレタリングされているミクスドファミリー。アップライトのモダンカッパープレートスクリプトとサンセリフ、それとセリフの3種あって、それぞれに影やアウトライン、フィルなどがあるが、MyFonts が最近調子悪くてきちんと見本を表示しないので(笑)、詳しいことはPDFで見本が配布されているのでそちらを。サンセリフはややフレアセリフ気味。サンセリフとセリフはややぼったりしているかなという感じで、全体的にはやや緩めながら、完全にラフではなくちゃんとコントロールされている。ただいま80%オフセール中と大変オトク。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Thillends

Thillends

(多分)平筆によるブラッシュスクリプト。幅広の平筆を用いてデザインされたようで、どっしりとしていてコントラストが強く、また筆のかすれまで表現されている。字形は意外と大人しく、大文字にはオルタネートがまったくない。小文字にちょっとスワッシュの付いたものとリガチャーがある。元々が割とインパクトがあるので、それで派手なスワッシュまで付いたらやり過ぎと思ったのかもしれない。Swash というファミリーがあるが、これはスワッシュラインのみなので、下線として使うほか、うまく文字とコンバインすればそれっぽくなるだろう。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Pompeijana

Pompeijana

本日は35歳という若さで急死したK-1選手、アンディ・フグ(Andy Hug)の誕生日(1964年)。フグと言えば踵落とし(axe kick)だが何にもヒットしないので(笑)、出身のスイスにちなみ、同じスイス出身のアドリアン・フルティガーの書体を紹介。折角なので全然知られてないこちらを。カリグラフィーで言うところのラスティック・キャピタル(Rustic Capitals)という書体をフォント化したもの。需要がほとんどないのか、滅多にフォント化されることのない書体で、非常にレアである。1世紀頃からある非常に古い書体で、細長いプロポーションと強いコントラストが特徴。ブロードペンで書く時はペン先をほとんど垂直に立てる事が多いので、人差し指と中指の間にペンを持つと書きやすかったりするという、書き方さえも珍しい書体である。このフォントにはやや本体とは異質なボーダーフォントが付いている。

Category(s)
Design Date
1992
Designer(s)
Publisher
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