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Category: Sans Serif

Boston

Boston

みんな大好きジオメトリックサンセリフ。カウンターが広めで、F や R が頭でっかちで全体的にコロコロしているが、ファンシー過ぎることはなく可読性は良好で、本文用として十分機能する。A や Y に U 字形のアーチになったオルタネートがあり、これを使うと可愛らしいかな。a は1階建てと2階建てがあり、スモールキャップスやオールドスタイル数字を用意するなど字種は豊富。元は以前に紹介した Trend に小文字を加えた Trenda にインスパイアされたものとのこと。なんでボストンなんて名前がついてるのかは不明。8ウェイト。

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Design Date
2017
Publisher

Cenzo Flare

Cenzo Flare

オールキャップスのフレアセリフディスプレイ。なかなかのビッグファミリーで、ノーマルの他、コンデンスとインライン、そのインライン部分だけを抜き出した細身の書体があり、それぞれにイタリックもあって、5ウェイトずつある。あとサンプルの Z のように、K と Q、R にもスワッシュがあり。小文字グリフはなくスモールキャップス。どことなく南米ラテンの香りがするなと思ったら、ファウンダリーはチリのサンティアゴだった。自分の嗅覚が鋭くなってる事にちょっと驚き(笑)。ただいま80%オフセール中。

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Design Date
2016
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Nula

Nula

軽くてちょっと変わったヒューマニストサンセリフ。ストロークにコントラストがあって端がテーパードになっており、また所々ちょっとニュヨっと曲がってるのが特徴的。あと B や P、R などのボウルが閉じておらず、K や k のステムとアーム・レッグが離れてて風通しが良くなっており、軽くちょっとかわいらしい感じに仕上がっている。丸数字やパソコン関連のアイコンがあるのも変わってる。可読性はまあまあ。11ウェイトもあるビッグファミリー。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

TT Teds

TT Teds

可読性の良いサンセリフ。x-ハイトが大きく、あちこちちょっと丸くなっており、超楕円ベースっぽいデザインになっている。ややポップな雰囲気があるがコンデンス気味なので、サインにも使い勝手が良さそうではある。Hairline から Black まで9ウェイトとビッグファミリー。キリル文字もサポート。全ファミリーパックでも10,000円程度と安いが、ただいま93%オフというかなりの値引きセール中。1,000円しないので買っても損はないだろう。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

2030

2030

なんか未来的な数字が名前になったジオメトリックサンセリフ。パウル・レナー(Futura の作者)やカッサンドル(フランスのグラフィックデザイナー)、シャルル・ルーポ(同じくフランスのグラフィックデザイナー)のタイプフェイスやレタリングを参考にしたとあり、ややアール・デコ風味のある書体に仕上がっている。短いアセンダーやディセンダー、頭でっかちな R がそうかな。字幅や字間がやや広め。イタリックはオブリークタイプなので、アップライトとあまり字幅が変わらない。9ウェイトとビッグファミリー。ただいま60%オフセール中。しかし2030にあんま未来を感じなくなったよね…。

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Design Date
2017
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FF CST Berlin West

FF CST Berlin West

前の続き)んでこちらが西(West)。やはり資本主義の自由なエリアだったせいか、普通に伸び伸びとしている。字形はコンデンスではないがEastを踏襲していると思われる。ただ y の字形が大文字そのままでベースラインが下がった形をしているのが特徴的。こちらにはラウンドセリフはないが、それ以外のファミリー展開は同じ。

Category(s)
Design Date
2000
Publisher

FF CST Berlin East

FF CST Berlin East

本日10月3日はドイツ統一の日。1990年、東西ドイツが統合され、ドイツ連邦共和国が誕生した。そのきっかけとなったのがベルリンの壁の崩壊なのだが、その東西ベルリンの名を持つ書体を紹介。こちらは東(East)。社会主義で窮屈だったせいか(笑)、かなりコンデンスなサンセリフとなっている。Original という表記が付いたものがラウンドと2種、そうでないのは3ウェイトあってイタリックはなし。オリジナルとそうでないのの違いが正直良くは判らない(笑)。ヒマな人は見比べて欲しい。

Category(s)
Design Date
2000
Publisher

FF Super Grotesk

FF Super Grotesk

みんな大好きジオメトリックサンセリフ。一見 Futura かと見紛うほど似ているが、C の開口部の裁ち落とし方や t のしっぽ、u のステムの有無など細部が微妙に異なるので、見比べてみるのもおもしろいと思う。こちらはファミリー展開が弱く、イタリックはなく3ウェイトしかない。代わりと言ってはなんだがコンデンス体がある。あと変わっているのが自作リガチャー用のグリフがある事。A や O などの一部が欠けたグリフがあり、別の字をその欠けた部分にぴったり合うように重ね打ちすることでリガチャーを作れるようになっている。

Category(s)
Design Date
1999
Designer(s)
Publisher

Marseille

Marseille

アール・デコ調のディスプレイ。軽いウェイトのジオメトリックサンセリフで、大変可愛らしい書体。半円の幅を調整せずそのまま使用しているので、字によって字幅が結構異なるが、それがそのままアクセントになっていておもしろいだろう。オルタネートはほとんどないが、アクセント記号はまぁまぁフォローしており、200言語に対応しているとある。作例に「サボン・ド・マルセイユ」とあり、そういう有名な石鹸があるが、これ別に商標ではない模様。フランスのマルセイユ地方の伝統的な製法によって作られた石鹸の事らしい。ちなみに作者の Louise Fili はアメリカのグラフィックデザイナーで、タイポグラフィに関する本を多数出版している。

Category(s)
Design Date
2017
Publisher

Trade Gothic Next

Trade Gothic Next

本日は9.11。あれから16年とか何も中身が変わってない自分にちょっと目を背けたくなる年月が経っておりますが(笑)、あの悲劇を忘れないために世界貿易センタービル、World Trade Center の名にちなんでこちらの書体を紹介。1948年に制作されたややコンデンスなネオグロテスク。これといったクセもなく大変読みやすいため、かなり広く利用されている。こちらは2008年に小林章さん主導でリファインされたバージョンで、元のものとは細部が異なっている。どこが異なっているかは調べてくれ(手抜き)。一部記号類の形を変えたほか、字種やウェイトを増やしたとのこと。今から買うならこちらだが、Monotype サブスクリプションに入っているのでそちらを利用した方がいいだろう。

Category(s)
Design Date
2008
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
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