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CAL Bodoni Terracina

カーリーな活字タイプのスクリプト。Bodoni がデザインした古い活字をデジタル化したものとのこと。手元に Bodoni の Manuale Tipografico があるのでペラペラとめくってみると、細部が異なり、傾きもこちらの方が強いが、確かに似たようなスクリプトが掲載されている。Bodoni らしいコントラストの強いモダンな書体で、全体的にくるくるとカールしているが、本当の手書きスクリプトよりは慣れてない人には読みやすいだろう。名前のテッラチーナとは地名らしい。6ウェイト。

これとは少し違うが、かねてよりこういった手書きではない、活字タイプのスクリプトの呼び名をどう呼ぶか考えあぐねていたが、この書体の解説にセミスクリプト semi-script なる文言を見つけた。これがひょっとしたら的確かもしれない。使わせてもらおう。

Category(s)
Design Date
2020

LC Gianluca

LC Gianluca

碑文タイプのフレアセリフ。20世紀後半のイタリアのタイプデザイナー、アルド・ノヴァレーゼ Aldo Novarese の書体(多分 ITC Novarese)を参考にデザインしたとある。ストロークはあまり抑揚がないモノラインに近い。骨格は古代ギリシャ・ローマなどの遺跡で見られる碑文のスタイルを踏襲しているとみられ、ちょっとラフでつたない感じがある。大文字にはハーブ・ルバーリン Herb Lubarin のスタイル(多分 ITC Avant Garde)を取り入れたというリガチャーが多数あるので、ウェイトバリエーションも多く可読性は良いものの、ディスプレイ用途で力を発揮するだろう。筆者なら食品かレストランなどのロゴで使うだろうか。イタリックもあって5ウェイト。ただいま75%オフセール中。

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Design Date
2019
Designer(s)

Nomada Incise

Nomada Incise

可読性の良いヒューマニストフレアセリフ。この Nomada はシリーズ化されており、同じ骨格でいろんなセリフのスタイルが開発されているが、こちらはそのフレアセリフ版である。incise とは「彫る」という意味なので、碑文風だという事だろう。骨格がよくできており、可読性は非常に良い。ウェイトが太くなってもそれはあまり損なわれず、大変優秀な書体であろう。イタリックはほんの僅かに傾いている程度だが、グリフはちゃんとイタリックになっている。ウェイトも9つと豊富。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Clockmaker

Clockmaker

アール・ヌーヴォー風味のあるフレアセリフディスプレイ。20世紀初頭のアメリカのパンチカッター、John F. Cumming の Elandkay という書体がベースになっている。当然拡張されており、ウェイトバリエーションの他、オルタネートやリガチャーがかなり追加されている。オリジナルにはない小文字も追加された。ヨーロッパというよりは、なんかちょっとオリエンタルな雰囲気がある。エスニック辺りに似合うんじゃないかなーと個人的には思う。8ウェイト。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Wordless Script

Wordless Script

オシャレでちょっとだけモダンに寄った正統派カッパープレート。かなり傾きの強い繊細なカッパープレートで、字形はクラシックな正統派なのだが、ストロークにやや歪みが見られ、アウトラインがラフになっており、手書き風味が若干加えられている所がちょっとだけモダンぽい。スワッシュオルタネートは大文字には少ないが小文字には結構あり、総グリフ数は1,000を超える。比較的安価なのも魅力。ウェディングなどに。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2019
Publisher

Werdet Script

Werdet Script

活字っぽいようなカリグラフィーっぽいようなスクリプト。14、5世紀にフランスやドイツでよく使用されていたカリグラフィー書体のバタルドゥ bâtarde(またはバスタルダ bastarda またはバスタード bastard)と呼ばれるブラックレターの一種を元にデザインしたとあり、本来はもっと傾きが弱いが、こちらはかなり傾いていてスピード感がある。コントラストも強く、活字感が強い。結構装飾的ではあるが、それは元々がそんな感じである。大文字はデフォルトでスワッシュが付いており、オルタネートはほとんどない。代わりにリガチャーとフローリッシュが少々。5ウェイト。ちなみにはバタルドゥとは『私生児』という意味だが、なんでこんな名前が付いたかはちょっと忘れた(笑)。なんだっけ…修道院の外で民衆の間に自然発生した書体だからとか何とかだったかな。

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Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Tejuela

Tejuela

なんと読むのかよく判らない(笑)オールドスタイルローマン。一見普通のようだが、拡大してみると曲線部が部分的にカクっと直線になっているのが特徴的。チリのチロエという島に2~300年前の独特な様式の木造教会が159棟現存しており、そのうちの14棟が『チロエの教会群』としてまとめて世界遺産に登録されているそうだが、そこからインスパイアされたものとの事。曲線部がカクカクしているのは、木に彫った雰囲気を再現しているのかもしれない。ただ骨格は正統派のスタンダードで、x-ハイトも小さくクラシックな雰囲気満載でとてもかっこいい。個人的には大好きな雰囲気である。ちなみに名前のテフエラ?とは小さな木製の板の事で、日本で言う「こけら板」に相当するものらしく、チロエの教会はこの無数のテフエラに覆われている。4ウェイト。ただいま75%オフセール中。

 

チロエ島のアチャオ教会(Wikipedia より)

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Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Almond Script

Almond Script

本日『アーモンドの日』らしいのでこちら。ラフで男性的なカリグラフィーイタリック。傾きが強く字形も粗野で全然優雅さがなく、かつ製作年が古いせいかスワッシュオルタネートとかもない。ちっともおもしろくない書体(笑)。強いて言えばアウトラインがラフなのが特徴かな。ま、名前だけが関連しているというだけで紹介してみた。ちなみにアーモンドの花はあまりにも桜にそっくりで、咲く時期もほぼ同じ。同じバラ科サクラ属らしく、パッと見は全然見分けがつかない。びっくりするので画像検索してみてほしい。

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Design Date
2009
Publisher

Robots ht

Robots ht

本日はチェコの劇作家、カレル・チャペック Karel Čapek の誕生日(1890)。この人は R.U.R. という作品の中で初めて「ロボット Robot」という言葉を生み出したことで有名。という事でこちらのフォントを紹介。レトロテイストのコミカルなロボットアイコン集。全身揃ったものはもちろんのこと、頭、胴体、腕、足がバラバラになったものもあって、これらを組み合わせてオリジナルのロボットを作ることも可能となっている。組み合わせは200万通りだそうな。さらには顔のパーツがバラバラになったものもあり、これでオリジナルの顔も作れる。全身のものはフレームを持ったものがあって、ここに文字などを入れることが可能。

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Design Date
2014
Designer(s)

Bowling Script

Bowling Script

本日『ボウリングの日』だそうなのでこちら。ぶっといアメリカン60’sテイストあふれるブラッシュスクリプト。Pro 版は1500ものグリフがあり、当然スワッシュも豊富で、かなりのバリエーションの文字組みが楽しめる。普通のストロークのレギュラータイプと、あちこちにティアドロップが付いた Ball というタイプの2種がある。サンプルは Ball の方。

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Design Date
2014
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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