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URW DIN

URW++ から DIN が出たのでご紹介。Linotype や FontShop からも出てるので今更感はあるけども、まぁ選択肢が増えるのはいい事なんじゃないでしょうか。有名な書体なので説明の必要もないかもだが一応しておくと、DIN とは「ドイツ工業規格」の事で、元々は役所が作る道路標識やマンホールなどに入っていた色気のない無骨な書体なのだが、それがウケて今は広く使用されている。私もよく使用しており、ロゴのプレゼンシートなどにちょろっと使ったりすると、「こっちの書体の方をロゴにしたい」とか言われることがある(涙)。なので最近は使うのを辞めた(笑)。くっそう。
そんな事はさておき、Linotype の DIN Next とちょっとだけ比較してみると、Regular ではこちらの方が若干ウェイトが軽い。あまり使われないアクセント記号が入ったグリフがあったり、矢印や三角などのちょっとした図形があって、字種はこちらの方が多い。ま、Next の方は Paneuropean 版が別にあって、そっちでアクセント記号はカバーされている。字幅は Next は2種、こちらは3種。Regular と Condensed の間に Semi Condensed がある。他にも違いがあるかもだが、詳しくはご自身で。ただいま50%オフセール中。$100 で全部揃うのは今だけ。オトクだと思う。

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Design Date
2016
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Chevalier

フランス語で「騎士」の名を持つ王道のカッパープレートローマン。小文字のない(スモールキャップスはある)書体で大変高級感があり、名刺などの社交用によく用いられる定番書体である。最近はまぁWebサイトのURLやメールアドレスなどがあり、これでは組めないのでなかなか使用機会も減っているが…ま、これを使う時はそれらを入れるのは野暮ってもんだろう。情報よりもエレガントさを優先してネ(笑)。オープンフェイスとシェーディングタイプがあり、オープンフェイスには通常の大文字とスモールキャップスのベースラインが揃ったものと、大文字が下がった(あるいはスモールキャップスが上がった)タイプがある。シェーディングタイプには四角で囲まれた白抜きのイニシャルタイプがあり。元はスイスのハース社(Haas)から発表された活字書体で、Linotype などいくつかのファウンダリーよりデジタル化されている。

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Design Date
1946
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Giureska

通常では読みにくいブラックレターを、サンセリフ風味を加味して現代的かつ実用レベルまで持っていった書体。ブラックレターの雰囲気を保ちつつ、可読性もかなり良好なおもしろい書体である。挑戦的なのがイタリックで、ただ傾けただけのデザインではないのが凄い所。いやいやブラックレターでイタリックてと思いきや、まぁまぁなんとかイタリックっぽくはなっているので、興味ある方は販売サイトへ。ウェイトは Regular のほかは Bold と Dark というのがある。それとは別に、レギュラーウェイトひとつのみだが、Uncial もファミリーにある。こういう試みは好きだなぁ。どんどんやって欲しい。

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Design Date
2013
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Cloister Open Face

本日は紅茶の日。という事で、英国で午後に紅茶を飲む習慣である「アフタヌーンティー」をそのまま店名にしている某店(バレバレ)のロゴ、に近い書体を紹介。近いというか多分これじゃないかと思う。20世紀前半に活躍したアメリカのタイプデザイナー、Morris Fuller Benton がデザインしたベネチアン書体のオープンフェイスタイプである。クラシックで優雅な雰囲気があり、英国の貴族趣味を表現するのにもってこいだろう。Linotype はこのオープンフェイスしか書体にしてないみたいだが、当然ノーマルタイプもあり、それは URW++Lanston Type Company (LTC) が書体化している。筆者は LTC の方が好みかな。スワッシュイタリックが優雅である。

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Art Gothic

アール・ヌーヴォー調のディスプレイ。ミュシャのポスターかなんかに使われてそうな、植物的なニュアンスのあるクセの強い書体である。元は20世紀初頭、セントルイスにあった Central Type Foundry という所から発表された書体らしい。それを URW++ がデジタル化したもの。今となってはこれと言って使い道が思い当たらないが、筆者は個人的には好きな書体である。

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1995
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Kilimanjaro

本日は今年から公休日に制定された「山の日」、という事で山にちなんだフォントを探したが、これが意外にもあんまりない。有名な山の名前で検索したが、めぼしい物はヒットしなかった。アンデスとか南米だしいいかなと思ったが、以前 Andes (Rounded) を紹介してしまってるので、仕方なくコイツを紹介(ひどい)。アフリカ大陸最高峰の名を冠したディスプレイである。日本ではコーヒーのブランド名として知られる。あちこち塗りつぶされ変形してはいるが、字としての体裁を保っており、ちゃんと読めるところがスゴイ。日本では変形させすぎて字としておかしくなってしまった欧文ロゴをちょいちょい見かけるが、ロゴは読めてナンボである。和文ではそんな事はないので、欧文慣れしてないデザイナーがそういう事をしてしまっていると思われる。ちゃんと経験を積んでから取り掛かるよう注意されたい。

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2004
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La Casa

イタリア語またはスペイン語で「家」の名を持つ、やや角ばったサンセリフ。J. Mayer H. という建築事務所がドイツのルートヴィヒスブルクに建てた Dupli Casa という建物にインスパイアされたとある。建築物なので当然直線的なのだが、あらゆる角にRが付いた特徴的なデザインで、この書体もそれが踏襲されており、長方形がベースにありながら角が丸くなっている。が、M や N、V、W など鋭角が出てくる部分はRを取らずそのまま鋭さを残している。字間はやや広め。機械的な冷たさの中にも、ちょっとした温かみが感じられる書体である。7ウェイトあるが、イタリックはない。代わりと言ってはなんだがキリル文字がサポートされている。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2016
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Pleiad

柔らかく派手さ控えめなカリグラフィックイタリック。名前のプレアデスは、元はギリシャ神話に出てくるアトラスとプレイオネの7人の娘の事だが、牡牛座にあるプレアデス星団としての名前の方が有名だろう。この非常に美しい星団は、日本では「昴(すばる)」と呼ばれている。この7人姉妹にならい、この書体も7つに分かれており、それぞれに姉妹ひとりひとりの名が付けられている。違いは特になく、単に字形のバリエーションなので、ひとつのファイルにまとめてオルタネートにしてくれた方が使い勝手が良かったな~、というのはヤボかしらん(笑)。こちらもウェディングにどうぞ。由来もロマンチックだしね。

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Design Date
2014
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Thunderbird

本日5月24日は、最近何かと朝ドラで名前が出てくる、平塚らいてうの命日である。1971年に85歳で亡くなったそうだ。らいてう=雷鳥=サンダーバード、というワケでその名を持つ書体を紹介する。サンダーバードというと例のSF人形劇が思い浮かぶだろうが、元々はアメリカインディアン(ネイティブアメリカン)の間に伝わる伝説上の大鷲の事である(だからトーテムポール)。なので日本の天然記念物のライチョウとも全然関係がない。単に名前が偶然一致しているから紹介したというだけである(笑)。結構古い書体で、20世紀前半、人形劇よりも先に作られた。その頃より少し前の19世紀後半、こういったぶっとくて目立つ書体が多数作られた時代があり、その影響があるのだろう。その頃に作られた書体やそれらを用いた組版を Victorian Typography(ヴィクトリア朝時代のタイポグラフィ)と呼び、これが人によってはかなり賛否が分かれるものとなっている。興味があれば調べてみて欲しい。これもまー読みにくいよね。使い道あるかなぁ…。

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Design Date
1920
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Abrade

みんな大好き(笑)、可読性の良いジオメトリックサンセリフ。URW Geometric に比べてやや庶民的というか、スタイリッシュさは若干劣る。a がやはり特徴的だろうか、2階建てを採用しており、パッと見た時にアクセントがある(オルタネートで1階建ても用意されている)。全体的にはx-ハイトが大きく字間も広めで可読性は良好。字種もかなり豊富で、各種記号、数字は元より、キリル文字やギリシャ文字もサポートしている。ウェイトも12とビッグファミリーである。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2015
Designer(s)
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