筆者が独断と偏見で選んだおしゃれでかっこいい英語フォント(欧文書体)をほぼ毎日1書体ずつ紹介しています

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必見! お薦めのタグ5選

Proprietor

Proprietor

華やかでレトロなスクリプトとローマンのデュオ。スクリプトはカッパープレートとブラッシュの中間のようなテイストで、細めで繊細ながらダイナミックでもある。ローマンはコントラストが強い太めのウェイトで、ステムが伸びやかでセリフがやや刺々しい。字幅は通常のものと幅広のものと2種類あり、通常の方はアウトラインバージョン、幅広の方はステムにテカリのような裂け目が入っているバージョンがある。あとはフレームとイラストがファミリーにあり。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Rare Bird Specimen II

Rare Bird Specimen II

流行のゆるいモダンスクリプト。最近はこういうかっちりしてないカッパープレートが流行っている模様。個人的にはちゃんと書けないからまぁいいや的な「逃げ」に見えたりもするが(笑)、現在はこっちの方が受け入れられてる感もあるので、これも時代の流れなのだろう。この書体は2,000近いグリフが入っており、かなり使い出がある。この書体は1番から4番まであり、普通のカッパープレートに近い Iラフさが少々抑えられた IIIサンセリフに近いアップライトの IV というバリエーションがあるが、やはりこの2番が一番人気があるようだ。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)

Winter is Coming

Winter is Coming

ホリデーシーズンにふさわしいスクリプトとローマンのデュオ。スクリプトはブラッシュタイプで、ローマンはアウトラインはきちんとしてるが、フットやステムがラインに揃っておらず、両方共コンデンスでダイナミックに上下しており、大変ポップな印象がある。どちらもソリッドなものとアウトラインで影付きのものがあり、さらにそれらに彩りを加えるアイコンやイラストが入った Doodles がファミリーにある。ちなみに作者は、イスラム教徒が世界一多く、しかも雪も降らないインドネシア在住というのがおもしろい。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Curely Pro

Curely Pro

くりんくりんの手書きレタリングディスプレイ。基本的には、手書き風味の残るコンデンスなローマンで、字のあちこちがくりんとカールしているのが特徴。向こうの絵本などによく使用されているような書体である。Pro と名の付く割にはオルタネートは小文字にちょろっとある程度で、大文字には皆無。ウェイトバリエーションもなければアイコンもないというちと淋しい書体ではあるが、まぁ安いのでお気軽にどうぞ。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher
Fontspring
Set Sail Studios

Century Old Style

Century Old Style

特に何の日でもないのでめずらしく古い書体を紹介。20世紀初期にアメリカで広く用いられたトランジショナルローマン。元は Century という雑誌のためにデザインされたもので、その後コントラストを弱めて読みやすくした Old Style、狭かった字幅を広めた Expanded、子供向けに字形を分かりやすくした Schoolbook などなどのファミリーが制作されている。Century は明朝体との相性が良かったため、日本語版の Windows にアップライトのレギュラーウェイトのみ搭載されており、最新版はどうか知らないが、以前は Microsoft Word のデフォルトフォントはMS明朝+Century であった。話題の『大人の科学マガジン 小さな活版印刷機』でも採用されている。ちなみにこの書体、一昔前に「これで英文の履歴書を書くとそれだけで落とされる」とかいう話が出回ったことがある。Windows にはイタリックや Bold がなく、Word でそれらの指定をすると機械的に変形されてしまって見苦しいからそんな話になったのだと思うが、それだけで落とす会社はまずないと思うので信じないように(笑)。そもそも履歴書って Regular だけでよくない?

Category(s)
Design Date
1906
Designer(s)
Publisher

Decize

Decize

ウェイトの重い Didone ディスプレイ。コントラストが極端に強いモダンローマンで、1ウェイトでイタリックもないながら、スワッシュオルタネートやリガチャーが豊富に用意されている。華やかな印象があるのでこの年末の時期に最適。ただしヘアラインが極細なので、あまり小さくは使えないだろう。注意。ただいま25%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Cosmopolitan

Cosmopolitan

モノラインのスクリプトとサンセリフのデュオ。スクリプトはカウンターが広めで丸っこく、ちょっとかわいらしい雰囲気がある。サンセリフの方は小文字がなく、あくまでスクリプトの添え物っぽい。と思いきや、ちょっとしたスワッシュの付いたオルタネートも用意されている。5ウェイトあるが、Regular でも結構細め。オーナメント類もあって、そちらにも3ウェイトあるのが変わってる。名前は「国際人」という意味ではあるが、同名のカクテル名としての方が有名かも。ちなみにウォッカベースなのでまぁまぁ強い。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
House Industries, now available on MyFonts!

Beckinslade

Beckinslade

ヴィクトリア調の繊細で華美なブラックレター。見ての通りドハデな装飾が施された書体で、可読性などほとんど考えられていないが、まぁクリスマスの時期には華やかでよろしいかと。字種がスタンダードな分、値段はかなりお安めでお買い得。サンプルに間抜け引用符が使用されてるのには目をつぶってください(笑)。本来のシングルクォートにも装飾があり、これには結構びっくりである。それは見てのお楽しみ。

Category(s)
Design Date
2011
Designer(s)
Tobias Frere-Jones / Princeton Architectural Press / 2017年
Fifty Type Specimens: From the Collection of Tobias Frere-Jones

タイプデザイナーの Tobias Frere-Jones 氏の古い書体見本帳コレクションから厳選し再構成して、50枚のポストカードにした本(本ではないが)。Jones 氏のデザインした書体ではないことに注意。アメリカ、英国、フランス、ドイツ各国それぞれのファウンダリーの見本帳から12点ずつ選んだとある(じゃあ48枚なのでは…)。欧文書体ヲタには垂涎のポストカード集で、筆者などはどういうフレームに入れて部屋に飾ろうかとすでに思案中。パッケージもカッコよく、布張りした箱に黒で型押しがしてある。3,000円ほどとちょいするなあと思うだろうが、1枚60円と思えば全然安い。お買い得。それにしても以前は Hoefler & Jones として活動してたと記憶してるが、Hoefler 氏とはいつ袂を分かったんだろうか…ちょっと気になる(笑)。

Trade Gothic Display

つい最近アナウンスがあったので紹介。以前も紹介した古いサンセリフ Trade Gothic のディスプレイ特化版。大文字のみの分版タイプで、普通のソリッドなものの上に、立体的なデザインが施された文字を色を変えて重ね打ちすることで、2~3色に色分けして表現できるようになっている。だいぶレトロ感溢れるテイストだが、最近はこういう古いものが流行ってんでしょうか。Monotype サブスクリプションにも入ってるが、購入する場合は単品で買ってもあんまり意味がないのでぜひセットで。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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