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Category: Serif

Poseidon

Poseidon

1846年の今日、色々な計算で予言されていた海王星の存在が初めて確認された日だそうである。本来海王(神)=ネプチューンなのだが、そのものズバリの書体が見つからなかったので、ギリシャ神話でネプチューンと同一視されているポセイドンの名を持つ書体を紹介する。すべてのステムが波打っている変わったローマンである。結構クセが強いかと思いきや、意外と読みやすい。イタリックは水槽の向こう側にでもあるかのように見えるのがおもしろい。セリフは直線的で太く、ブラケットもないのでスラブセリフと分類できるかもしれないが、なんとなく雰囲気はローマンなのでローマンて事にしといてくれ。

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Design Date
1988
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Astoria Classic

Astoria Classic

エレガントなセミセリフ。Astoria というセミサンズを元に、ステムにコントラストを付けてクラシックな雰囲気を持たせたものらしい。プロポーションがよく、エレメントも控えめで美しい。字種が Std 仕様なのが残念だが、筆者は一目見てデザインを気に入った。女性向けの商品などによくマッチするだろう。4ウェイト。サンセリフ版もあって、こちらもなかなかエレガント。ちなみに本日はアメリカの有名なマジシャン、David Copperfield の誕生日らしい。が、サンプルにある David Copperfield とは、まったく同姓同名の主人公が登場する Dickens の小説のタイトルだそうである。まぁ偶然。ただいま20%オフセール中。

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Design Date
2016
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TT Moons

TT Moons

本日旧暦の8月15日。いわゆる中秋の名月である。よってこの書体を紹介。陸上トラック型楕円をベースにしたモダンローマン。ジオメトリックと言えばそうかも知れない。そこまで奇抜な字形はしていないが、コントラストが強く、ヘアラインはかなり細いので、やはりディスプレイとして使うのが無難だろう。x-ハイトはかなり大きく、それなりに読みやすい。イタリックは思いの外柔らかい印象。割と使えるんじゃないかなと思う。キリル文字もサポート。5ウェイト。

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Design Date
2016
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Woolen

Woolen

ゆるゆるの手描きイタリック。一応活字のイタリックのスタイルではあるが、全然キレイにレタリングされておらず、手描きでふにゃふにゃのままフォントに仕立てられた書体である。かの Jean Jannon の見本帳にあったものを参考にしたとあるが、こんなんも活字になってたのかな…。大文字にオルタネートはなく、小文字にはあってもかなり微妙な差しかない。オサレ雑貨屋のアロマキャンドルとかに、よくこんなんでなんか書いてあったりするので、その辺の用途に使えるかも。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2014
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Mynaruse Royale

Mynaruse Royale

カッパープレート風味のあるディスプレイローマン。元々 Mynaruse という書体が別にあり、それのスワッシュ&リガチャー増加のバリエーションである。ちょっとデコラティブ過ぎてクセが強いので扱いが難しいが、うまく使えば高級感が出るだろう。このテの書体はちょっと空け組にするものだが、リガチャーがあると詰めるしかないので、その辺もハードルが高い。ご健闘を祈る。小文字はなくスモールキャップスで6ウェイト。

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Design Date
2010
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Berenjena

Berenjena

まだまだ暑いが暦の上では秋。秋茄子は嫁に食わすな、という事で、スペイン語でナスの名を持つこの書体を紹介。フレンチ風味のあるかわいらしいローマン。拡大すれば判るが直線部分はなく、どこも僅かに沿っていてオーガニックな雰囲気を醸し出している。イタリックは手書き風味がふんだんに出ており、ほぼスクリプト。オルタネートも豊富にある。全体的に非常にエレガントで、結婚式とか華やかな雰囲気を演出するのに持って来い。Std、Pro 版ともに4ウェイト。ここのファウンダリーのウェイト名の付け方は独特で、スペイン語で「白」から「黒」までをグラデーションで表現している。

Category(s)
Design Date
2014
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Garamond Nova Pro

Garamond Nova Pro

名前が目を引いたので紹介。新しい Garamond って事のようである。シルエットやエレメントは Garamond のようだが、コントラストがかなり強くなっており、トランジショナルに近い。x-ハイトも大きく、アセンダーやディセンダーは小さくなっていて、イタリックの字幅もかなり大きい。優雅さがちょーっとなくなってるかなという感じ。まぁそれが Nova という事なのだろう。字幅はレギュラーとコンデンスの2種あり、それぞれ4ウェイトずつ。バーゲンはしてないが、元々がファミリーパックで $29.99 と格安。
※ITC Garamond のコピーのようです。なはは(汗)。

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Design Date
2016
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Pompei

Pompei

今より1900年ほど前の西暦79年の今日、かのポンペイがヴェスヴィオ山の噴火により滅亡した日だそうである。とゆーわけでそのものズバリの名を持つ書体を紹介する。だいぶ幾何学的な所がある、変わったローマンである。コントラストはあるものの、細いラインも結構太い。セリフは控えめで、ブラケットの幅とほぼ同じである。全体的にどっしり感のある書体となっている。4ウェイトあるが、Demi Bold と Bold にはイタリックはない。ちなみにポンペイの犠牲者は2,000人ほどで、当時いた人口約2万人の1割程度であり、残りの9割は無事逃げおおせたそうである。全滅だと思ってたけど結構助かっている。

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Design Date
1996
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Publisher

Brasilica

Brasilica

日本勢が結構メダルを獲ってて、リオ五輪盛り上がってますなぁ。というワケでブラジルな名前を持つ書体を紹介。太めのがっちりしたローマン。オールドスタイルほどのコントラストはなくてセリフも太く、どっちかというとスラブセリフにも近い。アセンダーやディセンダーも短く、小さく使った時に視認性を発揮すると思われる。5ウェイトあるが、なぜかイタリックはレギュラーにしかないのが残念。このイタリックがまたギリっと角ばっており、なかなかカッコイイ。

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Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Pacioli

Pacioli

本日はお盆で終戦記念日。ではあるが、これにちなんだような書体などないので、鎮魂の意味を込めて(?)碑文系を紹介する。1509年に Luca Pacioli という人が De divina proportione という本の中で、ローマンキャピタルを幾何学的に分析したものを書体化したもの。こういう分析をした人は Albrecht Dürer が有名だが、なぜか Pacioli のものを採用したらしい。ルネサンス期の芸術家たちは、古代ギリシャ・ローマ人たちが数学的にも秀でていた事に目をつけ、きっと文字の設計もこうしたに違いないと分析したらしいのだが、実際は平筆でフリーハンドだったらしく、現在この手法は否定されている(笑)。

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Design Date
2007
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