Set Sail Studios

Category: Sans Serif

Basic Sans

Basic Sans

名前の通り、ベーシックなサンセリフ。ネオグロテスクほど構造的でもなく、ヒューマニストほど手書きっぽくもなく、ジオメトリックほど幾何学的でもない、なんかそれぞれのイイトコ取りをしたようなサンセリフである。K や a、g などにオルタネートがあるが、ファイルフォーマットが Pro になっておらず、別ファイルになっている。イタリックはちゃんとイタリック字形になっているが、傾きはごくわずか。「なくてはならないサンセリフ」と豪語しているが、スモールキャップスはなく、字幅のバリエーションもない。可読性は良好だが、ちょっとまだ物足りないかな~。7ウェイト。ただいま84%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Assemblage

Assemblage

かわいらしくオシャレな雰囲気のディスプレイサンセリフ。かなり古いカリグラフィーの書体、スクウェアキャピタルを元にデザインしたとある。確かに正方形に近いプロポーションを持ってはいるが、サンセリフとなり、テイストはいたって現代的にアレンジされている。6ウェイトあるが、小文字はなくスモールキャップスで、イタリックもない。代わりにローマンのイタリック(なんか変な言い方)が1つファミリーにあり、組み合わせて使えるようになっている。レストランや食品パッケージでの利用を想定しているようで、食材やテーブルウェアのシルエットアイコンが多数ある。名前はフランス語で「アッサンブラージュ」と読み、英語でのアセンブル、すなわち「組み合わせる」という意味だが、食品業界では主に「ブレンドされたワイン」の意味で使われる。この書体も4人もデザイナーがおり、それぞれの個性がアッサンブラージュされて素晴らしい書体に仕上がっている。ただいま69%オフセール中。筆者は多分買います(笑)。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Conqueror Sans

Conqueror Sans

「征服者」という大仰な名を持つヒューマニストサンセリフ。どことなく全体的に Gill Sans に似ている気がするが、g が非常に特徴的。C の馬蹄のような形もおもしろい。x-ハイトが割りと大きく、視認性を確保している。イタリックがオブリークタイプなのが少し残念。ロシア産らしくキリル文字もサポート。9ウェイト。ただいま15%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2005–10
Designer(s)

Byker

Byker

本日819は俳句の日であり、バイクの日でもあるそうな。なんでそれにちなんだ書体を紹介したいのだが、英語で byke は自転車を指し、日本で言うバイク(オートバイ)は motorcycle である。なのでこの Byker という書体も自転車の方をイメージしてるようで、車体や競技用スーツなどになるほどこんな書体(だいたいイタリック)で文字が入ってるなぁと思う。「ジオメトリック」と説明されているがそーでもない。字幅とカウンターの広い、読みやすいサンセリフである。字種は大変多くリガチャーも多めに揃っていて、普通に本文組に使えそう。ウェイトも7つと豊富。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)

Minimo

Minimo

コロコロしてかわいらしいジオメトリックサンセリフ。余計な線がほとんど省かれており、g などの字形が非常に独特で全体的にディスプレイ感が強く、あまり本文向きではないだろう。サンプルイメージはタイポグラフィの教科書でよく見るような、字間とカウンターのピッチがキレイに揃っていて素晴らしい(笑)。イタリックはオブリークタイプ。4ウェイト。ただいま80%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Eileen

Eileen

本日は20世紀前半に活躍したアイルランド生まれの建築家・プロダクトデザイナー、Eileen Gray アイリーン・グレイの誕生日。という事で、彼女の名を冠した書体を紹介。アール・デコスタイルのサンセリフディスプレイ。バーの下がった E や F、頭でっかちの B、R、積分記号みたいな S など、アール・デコの特徴がよく出ている書体である。ちなみにグレイはインテリアデザイナーとしても知られ、特に E-1027 というサイドテーブルは有名で筆者も愛用している(コピーだけど・笑)。5ウェイト。

E-1027
Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)

Barcis

Barcis

事情により更新を休止していた本ブログを再開します。絶賛リオ五輪開催中という事で、なんかロゴに似たイメージが描かれていた書体を紹介(笑)。手書きのニュアンスを多分に残したオーガニックなサンセリフ。あちこち不用意に折れ曲がっており、それがユニークな印象を与えている。ノーマル幅の他、コンデンスな Con とエクステンドな Ext があり、それぞれ8ウェイトずつ用意されている。

Category(s)
Design Date
2012
Designer(s)
Publisher

Posterama

Posterama

様々なスタイルのサンセリフディスプレイ。8種類のスタイルがあり、それぞれ 1901, 1913, 1919, 1927, 1933, 1945, 1984, 2001 という名が付いている。察しの通りこれは西暦で、それぞれの年代のスタイルを踏襲しており、例えば1901はアール・ヌーヴォー調であったり、2001はかの宇宙の旅的な所からインスパイアされたりとなっている。パッと見はすぐに違いが認識できないが、ひとつひとつじっくり見ていくとおもしろいだろう。これらはすべて大文字のみだが、これらとは別に Text というのもあって、これは小文字もあり、ギリシャ文字やキリル文字もサポートしている。それぞれ7ウェイトずつ。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Brix Sans

Brix Sans

ややヒューマニスト寄りのネオグロテスクサンセリフ。作者は人気書体、Brandon Grotesque と同じ人。元々は先行した Brix Slab というスラブセリフにマッチするサンセリフを、という事で開発された模様。の割にはちょっと骨格が違う部分もあるが、これも視覚調整の範囲なのだろう。書体としては抑揚がほとんどなく、骨格も奇をてらったところがまったくなくてストンとしている。字種は非常に豊富で、ラテン語圏では困ることはないだろう。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2014
Publisher

BigCity Grotesque Pro

BigCity Grotesque Pro

縦のステムの頭にクッとした打ち込みが入っているのが特徴的なサンセリフ。Большой город (Big City) という雑誌のために作られたらしく、ややコンデンス気味でコントラストの弱いヒューマニストサンセリフで、なかなか可読性が良い。サインとかにも使えそうである。字種が非常に多く、キリル文字と多数のリガチャーを持っており、リガチャーには珍しい組み合わせのものや、アクセント記号の付いたもの、キリル文字のものまである。ここまで多くのリガチャーを持っているものはあまり見たことがない。9ウェイト。ただいま10%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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