エミール・ルーダー(著)、スミ・シュミット(訳)、ヘルムート・シュミット(監修) / ボーンデジタル / 2019年

スイススタイルのタイポグラフィを世に広めた名著。本書は1967年にドイツ語・英語・フランス語併記で出版され、以来ずっと金字塔的な扱いをされている本である。それが出版から半世紀の時を経て、やっと和訳された。筆者は原書を持っているが、英語に不慣れで当然ながらちっとも読んでない(笑)ので、何がどう名著なのかはよく知らない。ちなみに原書は紙の取り都合のせいかどうか知らないが、一時期長方形で出版されていた時期もあった。今は出版当初の通り正方形になっており、日本語版もそうなっていて嬉しい(なんのこっちゃ)。なかなか値の張る本だが、タイポグラファを志すなら一読しておいた方がいいと思う。

ちなみに監修者のヘルムート・シュミット Helmut Schmid さんはポカリスエットなどのロゴをデザインした日本在住のデザイナーであったが、この本の完成を待たずに昨年急逝された。ご冥福をお祈りいたします。