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Cardinal

Cardinal

フローリッシュがかっこいいクラシカルなカリグラフィースクリプト。古いスタイルの正統派イタリックをベースに、それはそれはハデなフローリッシュを後付できるようになっており、ご覧のように非常に華やかな装飾が施せる。すべての大文字に40ものパターンがあるそうだが、組み方がちょっと特殊で、文字の後に数字を打つとオルタネートが現れるようになっている(詳しくはこちら)。それとは別に同じスタイルで装飾のない大文字のみの Serif と、それからセリフを取り除いた Sans があり。カリグラフィー好きはかなりワクワクする書体である。名前はカトリック教会の「枢機卿」の事で、真っ赤な衣装を纏っており、その事からこの赤の事をそのまま「カーディナル」と呼んだりする。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

TT Interfaces

TT Interfaces

名前の通り、スクリーン環境での利用に最適化されたサンセリフ。PCやモバイル端末での文字の見え方を徹底的に研究し作り上げたようで、こちらにその開発過程のレポートが公開されている。見れば判るがメチャメチャ長い(笑)。それだけ本気で気合を入れて作ったというのが窺える。長文を組んでみないことには判らないが、グリフを見る限りは確かにスッキリして見やすいかなという印象はある。キリル文字はもちろん、多数のアクセント記号と、インターフェイスでよく用いられるアイコン類も含め、グリフ数は1000近い。素晴らしいフォントなので、できれば Google フォントかなんかで無償公開を…とかWeb開発者としては思うが(笑)、まぁ買ってあげるべきだよね。イタリックもあって9ウェイト。モノスペース版もあり、こちらは2ウェイト。ただいまなんと75%オフセール中なので、Web屋さんはぜひ。あ、日本語じゃないや…。

Inconsolata

Inconsolata

本日はロシアで『プログラマーの日』で祝日だそうだ。1月1日からカウントして本日がちょうど256日目(うるう年はもちろん違う)だからそうなったらしい。なぜに256が「ちょうど」なのかというと、8ビット=1バイトで表せる数が256個(0~255 または -128~127)だからである。ちょっと何言ってるか解らないという人は特に気にしなくていい(笑)が、ドラクエIでいろんな数値の限界が255だったり65535(16ビット/2バイト)だったりするのはこれに由来する。

プログラミングに使用するフォントは、モノスペース(等幅・すべての字幅が同じ)で 1/I/l や O/0 を見間違えないデザインのものが好ましい。こういうフォントは実に多数が考案され、さらにほとんどがフリーで配布されているが、中でも評判が高いのがこちら。こういうのは正直好みの問題になるのだが(笑)、筆者が色々試した中では結構視認性がよくて主張しすぎず目にも優しい。g が2階建てなのがかわいいかな。作者は元 Google のプログラマーで、タイポグラフィにも詳しかったらしい。Google Fonts で配布されていて、デスクトップで使用するには FontBase で同期すると良い。

Category(s)
Design Date
2009
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FF Penguin

FF Penguin

本日は『世界ペンギンの日 World Penguin Day』だそうなのでこちら。切り絵のようなファットフェイスディスプレイ。紙をラフに切り取って形作ったような可愛らしい書体である。グリフには白黒反転したものがあり、字を囲う黒い部分はただの四角ではなくガタガタしており、こちらもなかなかおもしろい。「数年前(1995年より前)に日本のタイポグラフィ雑誌で見た書体にインスパイアされた」と説明にあり、感じからしておそらくは平野甲賀氏あたりの書体を見たのかなー、と推察する。イタリックもあり、Bold と Black の2ウェイトの他、いわゆる袋文字の Outline がある。

Category(s)
Design Date
1995
Designer(s)
Publisher

Stencil

Stencil

本日アメリカの独立記念日。というワケでトム・クルーズ主演の映画『Born on the Fourth July(邦題:7月4日に生まれて)』のポスターに使用されていた書体を紹介(実際の画像はググってください)。古くからある非常に有名なステンシルディスプレイ。なぜこのように所々欠けているかというと、これを型紙に彫り、その型紙を壁や箱などに当てて上からスプレーもしくはローラーでペンキを塗れば、一瞬で文字が印刷できる、という風にしてあるからである。この欠けた部分を繋いでしまうと、細い部分はちぎれてしまったり、D や O などはまんま中が落ちてしまうのでこうなっている。ステンシルは手っ取り早く印をつけたい現場、例えば船舶関係(コンテナとか)や軍隊などでよく使用されるので、その辺のイメージを表現するのにいいのだろう。まあでも、文字そのものはボテッとしててなかなかカワイらしい。あちこちのファウンダリーからデジタル化されているが、このURW版はフィルのタイプにいくつかのバリエーションがある。

Category(s)
Design Date
1938
Designer(s)
Publisher
URW

Cormorant

Cormorant

バレンタインも終わったという事で通常運転に戻る。美しい Garamond 風味の正統派オールドスタイルローマン。腰高でカウンターを絞り、優雅な雰囲気を持った堂々としたローマンである。レギュラーの他、腰を落としカウンターを広めにした Garamond、やや手書き風味の Infant、字形の大小が混ざった Unicase、イタリック風味を持ちながら傾きがない Upright とバリエーションがあり、レギュラーと Garamond、Infant にはイタリックも用意されている。キリル文字もサポートしており、さらにそれぞれに5ウェイトずつとビッグファミリー。これだけあってなんと無料であり、Google Fonts で Web フォントとして利用できる他、ダウンロード・インストールして使うことも可。高級靴の Crockett & Jones のサイトで使用されており、非常に良い雰囲気を醸し出している。ちなみに名前は鵜飼いで有名な鵜(ウ)の事。
※後で気づいたけど本記事が1000件目です。パチパチパチ

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Helvetica Rounded

Helvetica Rounded

本日はミッフィーの生みの親、ディック・ブルーナ(Dick Bruna)の誕生日(1927)。今年の2月に惜しまれつつ亡くなられた。んで公式サイトや絵本で多用されてるこちらの書体を紹介。特に説明の必要もない、Helvetica の丸ゴシック版である。Bold と Black しかウェイトがなく、細いウェイトがない。まぁ丸ゴシックを細くすると丸くする意味がないんだけど。ちなみにミッフィー(Miffy)は英語名で、オランダ語の本名(?)はナインチェ・プラウス(Nijntje Pluis)という。知ってた? 筆者は今知った(笑)。
あと「ミッフィー+フォント」で検索する人が多いようなのでヒントを差し上げよう。このような丸ゴシックは英語では「Rounded Sans (Serif)」というようなので、これで検索すれば似たようなのがたくさん見つかる。

Category(s)
Design Date
1957
Designer(s)
Publisher

Catull Pro

Catull Pro

いまや誰もが毎日目にする、超ウルトラ有名書体となったカリグラフィックディスプレイ。そう、あの Google さんのロゴの書体がコレである。スタイルそのものはほぼ普通のローマンだが、ストロークやエレメントは手書き感が残っており、いわば「カリグラフィーペンで書いたローマン」的な感じになっている。特に a や e、g にその傾向が強い。イタリックがほぼオブリークなのがちょっと残念。ちゃんと「イタリック」になっていて欲しかった…。以前は BE と BQ があり、何がどう違うのかよく判らなかったが、OpenType Pro 版が出たので今から買うならこちらがいいだろう。3ウェイト。

Category(s)
Design Date
1982
Designer(s)
Publisher

TYPOGRAPHY 06

グラフィック社編集部 / グラフィック社 / 2014年
TYPOGRAPHY 06

年2回発行されているタイポグラフィ専門誌の第6号。今回はTypecacheによる最近の欧文書体カタログ的な特集。紹介されてる書体はこのブログとはほとんどカブってない(笑)ので買って損はなし。ほか、今年GoogleとAdobeから発表された話題の書体、Source Han Sansの記事など。毎号思うんだが、読者プレゼントって応募していいのかな。編集者は知らない方でもないので、ちょっと躊躇する(笑)。

Le Beaune New

Le Beaune New

またしても碑文系。リガチャーなどが多いのは見ての通りだが、変わってるのがEやFを含むリガチャー。文字を反転させて鏡文字にしていたりする。セリフは控えめで、ぱっと見サンセリフに見えたりもする。骨格はちょっと固めで人工的。優雅さはあまり感じられないけど、オオゲサ過ぎなくていいんじゃないでしょか。名前は調べたが何のことか不明だった。Google翻訳でフランス語として翻訳すると「バウスプリット」と出たが、海皇紀でも読んでないとこの単語の意味は解らないと思う(笑)。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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