Set Sail Studios

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Empire

Empire

なんか古い書体ブームが来てる(俺だけに)のでまたもそんな書体を。超コンデンスなディスプレイサンセリフ。多分だが、この書体が制作される6年前の1931年にできた、ニューヨークのエンパイアステートビルから名前は来てると思う。字幅は極端に狭く、縦画は太く横画は細くなっており、強いコントラストを持っている。同年代のアメリカンな雰囲気満載の書体である。元々大文字のみの1ウェイトでバリエーションもないが、この Font Bureau 版は小文字とイタリックとスモールキャップスが加えられ、さらに Bold と Black のウェイトも追加されている。キングコングのアイコンないかしら…。

Category(s)
Design Date
1937, 1989–1994
Publisher

Shàngó Gothic

Shàngó Gothic

碑文系のディスプレイ。基本的にはローマンキャピタルというか古代ギリシャ風味のある書体だが、ステムに抑揚がなくほぼサンセリフ。だがちょこっとだけセリフが付いており、言えば Copperplate Gothic とのハイブリッドのような書体である。Schneidler Initials という古い書体に範をとったらしい。オルタネートには縦のステムが伸びたものもあり、それらは Sophia にも雰囲気が似ている。小文字はないがギリシャ文字とキリル文字もサポートし、オーナメント類も少し。4ウェイト。

Category(s)
Design Date
2007
Designer(s)
Publisher

PF Hellenica Pro

PF Hellenica Pro

ホントは同じファウンダリーの別のフォントを紹介しようと思ったが、同社のサイトにしかなく、紹介しづらいのでこちらを紹介(笑)。紀元前の古いギリシャの粘土板などからヒントを得て制作された書体。素朴で不揃いな形がユニークでおもしろい。小文字はないが、当時は大文字・小文字という区別はない、というか、そもそも別々の書体だった。大文字は大文字だけ、小文字は小文字だけで使っていたもんである。彫って書くかペンで書くかの違いであり、それぞれで書きやすい書体を使っていたのだが、混ぜて使い出したのは15世紀、活版印刷ができてから。似たような書体にSophiaやMacにも入っているHerculanumなどがあるが、これらにも小文字はない。話は逸れたが、このParachuteというファウンダリーは知らなかった。経済の問題ばかりがクローズアップされるギリシャにこんな素晴らしいファウンダリーがあったとは驚き(笑)。サイトもカッコイイ。

Category(s)
Design Date
2002
Designer(s)
Publisher

Mantinia

Mantinia

碑文系(?)書体連続第3弾。これまでにもこの系統はいくつか紹介しているが、基本的に好きなんだな。Georgiaでお馴染みのMatthew Carterさんによるローマンキャピタル。他のものに比べプロポーションもずんぐりしてセリフは刺々しいが、この書体のいい所は何と言っても字種の豊富さ。リガチャーやライズドキャピタルがたくさんあり、組んでいるだけで楽しくなってくる。作例の白眉は英国Penguin BooksのGreat Ideasシリーズ第1弾の2・Meditationの表紙かな。実はこの書体を気に入るあまり、一時期ケータイのメールアドレスをmantiniaにしていた。スパムが多くなったので泣く泣く手放したが…ちきしょー。
※ちょいちょいRaised Capitalという用語を使っているが、正しかったか不安になってきた…誰か教えて。

Category(s)
Design Date
1993
Designer(s)
Publisher
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