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Akzidenz Grotesk

Akzidenz Grotesk

古い名作書体が MyFonts に追加されたので紹介。「ネオグロテスク」と呼ばれるタイプのサンセリフのおそらく最初期の書体である。デザイナーの間では有名で、使われてるのを見るとなぜか「おお~」と言ってしまう、なんとなく「通だな」と感じる書体である。英国のデザインユニット Tomatoテレビ朝日のロゴをデザインした際、この書体を元にしていたと記憶にある。ドイツの Berthold というファウンダリーの書体で、ここが MyFonts の運営母体である英国の Monotype に買収されたので、ここでも扱われるようになった。Berthold の書体はパッケージ売が基本でバラ売りしてなかったので、「ひゃっほーこれでバラで買えるぞ」と思ったらやっぱりパッケージでしか買えないようで残念である(笑)。サイトのバグかグリフが確認できないが、キリル文字もとギリシャ文字もサポートしてる模様。字幅にレギュラーの他に Condensed と Extended があり、レギュラー6ウェイト、Condensed 5ウェイト、Extended 4ウェイト。

Category(s)
Design Date
1896
Publisher

Michelangelo BQ

Michelangelo BQ

本日は「ケロケロ」で「かえるの日」だそうだ(なんのこっちゃ)。てなわけでムリクリちなんでこちらを紹介。カリフォルニアの有名なワインに Frog’s Leap というのがあって、そのラベルに使用されている(と思われる)書体である。ローマンキャピタルタイプだが、多分にカリグラフィックな要素を含んでいる堂々とした書体。大文字のみでスモールキャップス。作者はかの巨匠 Hermann Zapf。この書体は Palatino が小林章さんによって Palatino Nova に改刻された際、Aldus や Sistina などのコンセプトが似た書体と一緒にディスプレイ用としてファミリーに組み込まれている(Palatino Nova Titling)。その際、リガチャーなどのグリフが追加された模様。

Category(s)
Design Date
1950
Designer(s)
Publisher

Sachsenwald

Sachsenwald

装飾を省いたブラックレター。以前紹介した Pegasus と同じ Wolpe Collection のひとつ。ブラックレター(ゴシック)というとあちこち飾りが付き、現代とはやや異なる字形と詰めて書く形式から現代人にはかなり読みづらい書体のひとつなのだが、こちらは骨格はブラックレターそのものだが、装飾が極力省かれ、字間も適度に取られた大変実用的な書体となっている。しかもライトウェイトまであって大変使い勝手が良い。ドイツ生まれらしく、ドイツ語で多用される ch や tz のリガチャーもあり。名前のザクセンヴァルトは地名で、ハンブルク近くの森らしい。
それはそうと直ったね MyFonts(笑)。

Category(s)
Design Date
2017
Publisher

Wolpe Pegasus

Wolpe Pegasus

セリフのデカめなディスプレイローマン。20世紀中頃に Monotype や Bauer でタイプデザイナーとして活躍した Berthold Wolpe のデザインした書体をデジタル化したもの。なんか過去にもリバイバルされたような記述を見たが、デジタル化はこれが初めて…なのか…な? よくは解らない。ややコンデンスでx-ハイトは小さく、コントラストは強めである。なんか Albertus に雰囲気似てるなーと思った方はご明察。同じデザイナーである。ちなみに Berthold という有名な古いタイプファウンダリーがあるが、Wolpe とは関係ない模様。今回リバイバルを担当されたのは日本人の大曲都市氏。変わったお名前だが本名のようである。今回 Wolpe Collection として、Wolpe のデザインした書体を5つほど制作されており、これはその1つである。他もおいおい紹介したいと思う。ちなみに「大曲都市 パスポート」で検索するとおもしろい画像が見られるのでご笑覧を(笑)。君の背中~の翼が折れて~♪

Category(s)
Design Date
2017
Publisher

Catull Pro

Catull Pro

いまや誰もが毎日目にする、超ウルトラ有名書体となったカリグラフィックディスプレイ。そう、あの Google さんのロゴの書体がコレである。スタイルそのものはほぼ普通のローマンだが、ストロークやエレメントは手書き感が残っており、いわば「カリグラフィーペンで書いたローマン」的な感じになっている。特に a や e、g にその傾向が強い。イタリックがほぼオブリークなのがちょっと残念。ちゃんと「イタリック」になっていて欲しかった…。以前は BE と BQ があり、何がどう違うのかよく判らなかったが、OpenType Pro 版が出たので今から買うならこちらがいいだろう。3ウェイト。

Category(s)
Design Date
1982
Designer(s)
Publisher

Albertus

Albertus

割と有名な書体だが筆者が好きなので紹介する。元は作者が銅板に浮き彫りするためにデザインした書体らしいが、それを Stanley Morison が活字にしてはどうかと提案し、できあがったものらしい。全体的に字幅が細めで、ストロークに太細の差が弱く、末端部分は広がってセリフのようになっている。見本帳によっては Serif に分類されてることもある。クラシカルな雰囲気があって、とても好きな書体である。古いパブとかに合いそう。名前は今調べたら、ドイツにアルベルトゥス・マグヌスという神学者がいたらしい。作者はドイツ人なので、ここから取ったのかな。ファイルフォーマットは Std 版と Pro 版があって、グリフ数が違う。購入の際は注意。

Category(s)
Design Date
1938
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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