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Archive: March 2021

Orchestra Script

Orchestra Script

本日は『オーケストラの日』だそうなのでこちら。カジュアルなモノラインのスクリプト。最近流行のモダンスクリプトではなく古いタイプ(?)で、ベースラインは揃っていてxハイトは大きめ。全体的なスタイルというか雰囲気はアメリカンなネオンサインみたいな感じである。普通のスタイルと、ストロークが重なっているところが立体的に処理されているものの2種がある。スワッシュオルタネートも豊富に用意。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

England signature

England signature

繊細でエレガントなシグネチャースクリプト。ポインテッドペンでゆったり書いたようなグリフで字形が崩れておらず、ベースラインも揃い気味で読みやすい。ストロークは一応コントラストが付いてるものの、あくまで細い。大文字にはオルタネートはないが、小文字には左右に伸びるスワッシュの他、リガチャーも多数用意されている。全体的に優しいフェミニンな雰囲気な書体。1ウェイト。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Rawgly

Rawgly

ヤバいレベルで変形してるがギリギリ原型を保っているディスプレイ。ベースはコントラストの強いモダンローマンだが、見ての通り自己主張がかなり激しく、なかなか見ない感じに変形している。ただそれでも全体的にはエレガントな雰囲気を保っているので、前衛的なファッションとかには似合いそうである。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Change Serif

Change Serif

正統派本文用オールドスタイルローマン。これほどまでの正統派は最近珍しく、こういうのは久々に見た気がする。16世紀フランスのタイプデザイナー、Robert Granjon の書体にインスパイアされたとある。4000以上ものグリフがあり、およそ本文組に必要なものは用意されているほか、ギリシャ文字とキリル文字もサポート。変わったリガチャーも多数あり、大文字サイズの小文字グリフや、鏡像になったもの、180度ひっくり返ったものもあって、一体何に使うのかよく分からなくなっている(笑)。5ウェイトあるが、Regular より細いものがないのがちょっと残念。ただいま49%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

TT Ricordi

TT Ricordi

レトロモダン(矛盾)な雰囲気のディスプレイ。ライトウェイトのスパイキーなディスプレイローマンで、似たようで違う、イタリア語で名付けられた3種のスタイルがある。Nobili(高貴な)はコントラストの強いモダンローマン、Todi(小さな町の名)はややワイドでカッパープレート風味のある感じで、Fulmini(稲妻)は左下に鋭く落ちるセリフが特徴的。全体的にレトロ風味はありつつ現代的にリファインされており、大変オシャレに仕上がっている。ロシア産らしくキリル文字もサポート。小文字はなくスモールキャップス。名前はイタリア語で「記憶」。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2021
Publisher

OCR B

OCR B

本日はスイスのタイプデザイナー、アドリアン・フルティガー Adrian Frutiger の誕生日(1928)なので、氏が制作したこちら。誰もが日常的によく目にするサンセリフ。どこで見てるかと言うと、市販商品のバーコードの下にある数字。アレはどの商品のものもほぼこの書体である。名前の通り、OCR(Optical Character Recognition: 自動文字読み取り装置)で誤読を極力防ぐために開発されたもので、元々は他の書体 OCR A があったが、あまりに機械で読みやすいようにし過ぎたため文字としてはちょっと奇抜であり、「これちょっと変じゃね」という事になって、より文字として読みやすいこちらが開発された。今となっては OCR A も面白くて個人的には好きだが、現在はこの OCR B の方が主流である。機械のための文字なので、モノスペースでイタリックもなし。もちろんウェイトバリエーションもない。ただただ、生活を便利にするために開発された書体である。

Category(s)
Design Date
1968
Designer(s)
Publisher

Hagia Signature

Hagia Signature

筆っぽさが強いシグネチャースクリプト。グリフはよくあるシグネチャーのそれだが、ストロークが筆のニュアンスが強く伸びやかでコントラストが強い。そのお陰か、どこか東洋的な雰囲気が出ている。スワッシュオルタネートはそれほどないが、リガチャーがかなりあってバリエーション豊かな文字組みが楽しめるだろう。1ウェイト。ただいま40%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2020
Publisher

Frunchy Sage

Frunchy Sage

優雅でフェミニンなディスプレイローマン。全体的にゆったりした大きめのカウンターを取った骨格で、エレメントがあちこちにゅよっとしてて変わってる。大文字のステムには見ての通りブレース } が食い込んだような装飾が施されている。女性的なニュアンスの強い書体なので、ファッションやコスメ、エステなどに向いてるだろう。イタリックもあって5ウェイトとこのテとしてはファミリーも充実している。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

Resalaty Arabic

Resalaty Arabic

アラビア文字のモダンスクリプトっていう珍しいものを見つけたので紹介する。アラビア文字にもいろいろな書体があるのだが、こんなにカジュアルなものはあまり見かけない。元は Resalaty というラテン文字のみのスクリプトがあって、それに似合うテイストでアラビア文字をデザインして追加したらしい。なのでこちらにもアルファベットは入っているので、買う時はこちらの方がお得かも知れない(使わないかもだが)。アラビア文字は、語頭、中間、語尾で字形が変わるらしく、習得が結構難しいらしいが、これを機に勉強してみるのもいいだろう(する?)。

Category(s)
Design Date
2021
Designer(s)
Publisher

ITC Lubalin Graph

ITC Lubalin Graph

昨日はセンパトを優先してしまったが、実は3月17日はアメリカのグラフィック・タイプデザイナーのハーブ・ルバリン Herb Lubalin の誕生日(1918)。というワケで氏の書体を紹介する。レトロなジオメトリックスラブセリフ。基本は有名な Avant Garde で、それにセリフを付けたらしい。なるほど骨格はそうかも知れないという感じはある。xハイトが大きく字間が詰まっているのがなんともルバリンらしい。’92年に字幅の狭い長文向けの Condensed が制作され、それにはちゃんとした本文が組めるよう、スモールキャップスやオールドスタイル数字が追加された。ノーマル幅は5ウェイト、Condensed は4ウェイト。

Category(s)
Design Date
1974
Publisher
ITC
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