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Tag: #legible

Cera Pro

Cera Pro

みんな大好きジオメトリックサンセリフ。x-ハイトが大きめでコロコロ感が若干強めだが、a がデフォルトで2階建て(1階建てもオルタネートにある)になっており、そこでちょっとブレーキがかかってるかなと思う。ij のドットがちょっと大きめ。Q のテールがかなり長めに右下に流れていて、アクセントになるだろう(あんま Q を使う単語がないが)。イタリックはオブリークタイプ。キリル文字とギリシャ文字もサポートしている。ステンシルタイプの Cera Stencil とステムがラフに塗りつぶされた Cera Brush も別ファミリーにあり。6ウェイト。

Category(s)
Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Merick

Merick

柔らかく優雅なスクリプト。一見カッパープレートのようだが、どうも幅のごく細いブロードペンで書いてデザインされているように見える。傾きはほとんどなくアップライトに近い。スワッシュオルタネートはあるもののごくごく控えめで、ダイナミックさはあまりない。リガチャーは60種ほどとほどほど。ウェイトも1ウェイトと、とにかく全体的に「やり過ぎてない」スクリプトである。それだけに可読性もよく、シックで上品な印象がある。値段も $28 とお手頃。ただいま25%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2017
Designer(s)
Publisher

Wayfinding Sans Pro

Wayfinding Sans Pro

「道案内」の名を持つサイン用途に特化したサンセリフ。いろんな国のサインを研究して作り上げた書体のようで、それぞれと比較しながら色々と工夫が施されている。具体的にどれがどうとはここでは挙げないが、興味があれば詳細を記した PDF が配布されてるので、そちらを参照して欲しい。ウェイトはレギュラーとボールドの2種しかないが、幅はコンデンスとエクステンドと計3種、またすべての書体に “N” という記号が付いたバージョンがあり、これはネガティブ、要するに濃い地に白抜きにした時に同じウェイトに見えるように調整されたバージョンである。一般的には白抜きにするとほんの少し細く見えるので、それが調整されている。あと Wayfinding Sans Symbols という、空港や駅などに便利なピクトグラムが別にある。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2012
Publisher
FDI

Warnock

Warnock

トゲトゲしく鋭い感じのするちょっと変わったローマン。骨格そのものは割とスタンダードなオールドスタイルだが、セリフがナイフのように鋭く、コントラストもやや強めで目に刺さりそうな書体である。印象としてはモダンローマンに近いだろうか。作者は Adobe 所属の名デザイナーで、ビッグファミリーをよく作る。これもオプティカルになっており、レギュラーとキャプション、見出しと小見出し用があり、それぞれ4ウェイトずつ。ほか、キリル文字とギリシャ文字もサポートしている。名前は Adobe の共同設立者の一人、John Warnock から取ったそうな。

Category(s)
Design Date
2000
Designer(s)
Publisher

Andis

Andis

かわいらしいヒューマニストサンセリフ。字形はヒューマニストがベースになっているが全体的に独特で、ステムがカーブしてる部分は円から切り出されており、ジオメトリック風味も多分に加味されている。x-ハイトが大きく、字間も広めで軽めに仕上がっている。今の雰囲気にマッチしているいい書体。6ウェイト。ただいま35%オフセール中。このデザイナーの書体は、まだ公開されているものは少ないがどれも筆者好みで、いい作家が出てきたなと思う。これから先が楽しみである。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Rogliano

Rogliano

軽くてチャーミングな雰囲気のあるスラブセリフ。ストロークはモノラインで抑揚がないが、骨格はヒューマニストで、最近の書体には珍しくx-ハイトが小さめ。かつ字間がやや広めに取られ、全体的に軽めに仕上がっており、すっとした立ち姿がエレガントでさえある。大文字にはサンプルの R のようにスワッシュオルタネートがあり、小文字にはリガチャーが少し多めに入っている。全体的にモダンでありながらクラシックで、非常に筆者好みの書体である。7ウェイト。ただいま79%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2017
Publisher
Tazugane Gothic たづがね角ゴシック

本ブログでは初の和文書体の紹介。ついさっき Monotype から発表された同社初の和文書体(スペシャルサイトはこちら)。小林章さん、山田和寛さん、土井遼太さんらが携わって、Neue Frutiger に似合うようデザインされたそうな。新ゴなどとは違って伝統的な骨格をしており、縦組みでも十分長文が組めそうな雰囲気を持っている。10ウェイトあると説明にはあるが、この記事の投稿時点では9つしかない。どうも Thin が登録されてないようだが、ま、後で入ってくるだろう。しばらく待たれよ。ちなみに名前は漢字で書くと「田鶴が音」となり、「鶴の鳴き声」の事だそうな。
※1/25追記: ウェイト10種が揃った。
※1/26追記: 金額が修正された。ただいま半額セール中。
※1/30追記: 情報修正。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

TT Hazelnuts

TT Hazelnuts

ステムの端がセリフ状にちょこっと曲がったサンセリフ。ヒューマニストとジオメトリックのハイブリッドっぽい書体で、現代の雰囲気によくマッチしている。かわいらしいし、何よりネーミングのセンスがいいやね。カプチーノが飲みたくなってくる。開発元はディスプレイと位置づけているようだが、可読性もよく、本文用としても全然イケると思う。キリル文字もサポート。9ウェイト。ただいま82%オフセール中。筆者は多分買います。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Brioso Pro

Brioso Pro

カリグラフィーで使うブロードペンで書いたローマン。レタリングではなく、ほぼペンで一発で書いていると思われる(フォント化にあたって多分修正はしているだろうが)。カリグラファーならば結構簡単に再現できるだろう。筆者は割と自信がある(笑)。アップライト、イタリック共にちょっとしたスワッシュオルタネートがある。イタリックの方はだいぶカリグラフィー寄りになっているが、コネクションは取らず、あくまで活字っぽくしている。オプティカルファミリーで、レギュラーと Caption、Display、SubHead がそれぞれ5ウェイトあって、それとは別に Poster という極細のものが1つある。優雅さを保ちながらも、普通のカリグラフィー書体より可読性がかなり良くなっているので、色々使い勝手の良い書体となっている。ただいま30%オフセール中。でも $1,000 超えるけどね…。

Category(s)
Design Date
2002–3
Designer(s)
Publisher

URW DIN

URW DIN

URW++ から DIN が出たのでご紹介。Linotype や FontShop からも出てるので今更感はあるけども、まぁ選択肢が増えるのはいい事なんじゃないでしょうか。有名な書体なので説明の必要もないかもだが一応しておくと、DIN とは「ドイツ工業規格」の事で、元々は役所が作る道路標識やマンホールなどに入っていた色気のない無骨な書体なのだが、それがウケて今は広く使用されている。私もよく使用しており、ロゴのプレゼンシートなどにちょろっと使ったりすると、「こっちの書体の方をロゴにしたい」とか言われることがある(涙)。なので最近は使うのを辞めた(笑)。くっそう。
そんな事はさておき、Linotype の DIN Next とちょっとだけ比較してみると、Regular ではこちらの方が若干ウェイトが軽い。あまり使われないアクセント記号が入ったグリフがあったり、矢印や三角などのちょっとした図形があって、字種はこちらの方が多い。ま、Next の方は Paneuropean 版が別にあって、そっちでアクセント記号はカバーされている。字幅は Next は2種、こちらは3種。Regular と Condensed の間に Semi Condensed がある。他にも違いがあるかもだが、詳しくはご自身で。ただいま50%オフセール中。$100 で全部揃うのは今だけ。オトクだと思う。

Category(s)
Design Date
2016
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
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