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Esperanto

国際補助語として人工的に作られた言語にエスペラント語というのがあるが、本日は日本エスペラント協会が定めたエスペラントの日だそうな。1906年に同協会が設立されたそうで。っつーワケでその名を持つ書体を紹介。ちょっとオランダ風味を持つトランジショナルなローマン。ややコントラストが弱めでコンデンス気味、アクシスも垂直に近く、x-ハイトが大きい。新聞本文用に見られる特徴を持った書体かな、と思う。製作年が古いせいか、エスペラント語を組むのにはアクセント記号類が足りないらしい。うせやろ…。

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Design Date
1992
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TT Phobos

本日は写真の日。1841年のこの日、日本初の写真撮影が行われたのだとか。被写体は時の薩摩藩主、島津斉彬。『西郷どん』ではすでに亡くなってしまったが、渡辺謙さんが演じていたあの殿様である。っつーワケで名前が写真ぽいこの書体を紹介。字面が大きく、可読性の良いスラブセリフ。アセンダーやディセンダーはかなり短く、とにかく字を大きくしてある。イタリックは傾きが弱く、ちょっと手書き感がある。太いウェイトはセリフ部分が丸くなり、Cooper Black のテイストに近くなる。太いウェイトにはサンプルにあるような Stencil と、ツヤを表現したような Inline がある。ロシア産らしくキリル文字もサポート。本文・ディスプレイどちらにも。ただいま76%オフセール中。ちなみに日本は世界でも数少ないカメラ生産国だが、つい最近キヤノンはフィルムカメラの生産を終了すると発表した。もう完全にデジタルに移行しつつあるのだなぁ…。

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Design Date
2018
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FF Mark

ファミリー展開が多く可読性の良いジオメトリックサンセリフ。アップライト・イタリックの2種3幅10ウェイト、+レギュラー幅アップライトのみ Ultra ウェイトがあって合計61種があるビッグファミリー。Std と Pro があるが、Pro は字種も1000種以上。x-ハイトが大きく、字幅も広めに取られていて本文用として申し分なく、ウェイトも Hairline から Black までありディスプレイ用途にも十分耐えうる。本日時点で MyFonts ベストセラー7位という人気の書体。みんなホントジオメトリック好きだよね…。

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Design Date
2013
Publisher

Nami

本日はスイスのタイプデザイナー、アドリアン・フルティガー Adrian Frutiger の誕生日(1928)。で、小林章さんとの共作であり、あまり紹介されることもないこちらを紹介。軽くて大変かわいらしいヒューマニストサンセリフ。ちょっと古代の粘土板風味もあって、素朴で、可読性はかなり良好。元は’80年代にフルティガー氏がスケッチして書体化していなかったものを、2000年代に入って小林さんと一緒にデジタル化したものである。という事で、日本語の『波』という名前がついている。3ウェイト。イタリックはなし。

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Design Date
2006
Publisher

Qualion

ちょっぴりヒューマニストに寄ったジオメトリックサンセリフ。Q のテールが長くくりんとしてるのが特徴的。字幅がやや広めで a や g に2階建てがあり、基本ジオメトリックでもそれだけで結構ヒューマニストに見えるのが不思議。イタリックはさらにオーガニックで手書き感がある。字種がかなり豊富で1000以上あり、アップライトにもスワッシュオルタネートやリガチャーがある。ウェイトも15種とビッグファミリー。

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Design Date
2018
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Times New Roman

昨日5月6日は英国のタイポグラファー、スタンリー・モリソン Stanley Morison の誕生日(1889)。で、氏が開発に関わったこの書体を紹介。このブログではあまり有名所は紹介してないのだが、これはメジャー中のメジャー書体、トップオブメジャーである。ゆえに中途半端な紹介文を書くと山程ツッコミが飛んでくるので最低限に留める(笑)。英国紙 The Times のために開発された書体で、Monotype で開発された本書体と、後に Linotype に移植(?)された Times があり、双方の機械の組版方式の違いのためか(多分違うが)、デザインがほんのり微妙に異なっている。前者は Windows、後者は MacOS に標準搭載されたため、おそらく一般人の使用した書体としては世界一の利用率ではないかと思われる。名前は先に開発された方が New が付いているというややこしいものだが、この New は「The Times が使う新しい書体だよ」という意味で使われたんではないかと思う。この書体は Times Europa、Times Millennium、Times Classic とちょいちょいアップデートされ、今でも The Times で使用されている模様。現在のものは Times Modern という名前のようだ。とまぁここまでにしておき、あとは Wikipedia でも参照してくれ(笑)。

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Design Date
1932
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Narin

とてもエレガントな風味があるジオメトリックサンセリフ。他の類似書体と字形にさほど違いはないが、x-ハイトが小さくアセンダーとディセンダーを大きく取っており、かつ字間をやや広めにとってあって、それが余裕を感じさせるのか、とてもエレガントな雰囲気があって非常によろしい。特にオールドスタイル数字がなんだか可愛らしい。可読性も良好で6ウェイトとファミリーも十分。これから人気が出そうな書体である。名前はトルコ語で graceful、「優雅な」という意味らしい。名に恥じない書体だと思う。ただいま88%オフセール中。

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Design Date
2018
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Minion Pro

本日は「フォントの日」。2017年に Adobe が登録申請した4月10日の「フォントの日」が、日本記念日協会に登録されたそうな。筆者の勝手なイメージだが、Adobe と言えば欧文ではこの書体(か Myriad)なので紹介したい。とはいえ、Adobe の製品を買うと大抵これも付いてくる(はず)ので、デザイナー諸氏にはお馴染みだろう。非常に可読性の良い、ルネサンス後期風の正統派オールドスタイルローマンである。この作者の書体は大体ビッグファミリーで、これもまぁかなりのバリエーションがある。オプティカル対応で字幅もいくつかあり。字種も大変豊富で、ギリシャ文字とキリル文字をサポートしており、1700弱のグリフがある。スクリプト以外でここまで字種があるのもスゴい。Typekit にもありはするが、デスクトップへは一部しか同期できないので、フルファミリーは購入する必要がある。

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Design Date
1990–2000
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Igna Sans

雰囲気ジオメトリックなモダンなヒューマニストサンセリフ。ヒューマニストでありつつややコロコロしており、なんとなくジオメトリックっぽいが、よくよく見るとどこにも幾何学的な所はないという、とても現代的な涼やかな書体。大文字はやや頭でっかちで、ボウルは大きく、全体的にやや幅広。可読性は大変良好。最近のフラットな Web デザインによくマッチするだろう。7ウェイト。

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Design Date
2018
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Kirimomi Display

なんとなく気持ちのよい(主観)ディスプレイ。部分的にステンシルのように切れ目が入っているのが特徴。骨格がエレガントとずんぐりの中間ぐらいで、キレイめ過ぎず可愛すぎず、何というかほっとする読みやすい書体である。名前が日本語なのは、作者が日本在住である事が原因な模様。調べると渋谷に事務所を構えているようである。3ウェイト。イタリックもあり。

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Design Date
2018
Designer(s)
Publisher