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Tag: #legible

FF Milo

FF Milo

1820年の本日、かのミロのヴィーナスが発見されたらしいのでこちらを紹介。コリッとした雰囲気のある本文用ヒューマニストサンセリフ。長文を意識してか全体的にややコンデンス気味で、スペースを食わないようになっており、かつ大変読みやすくスッキリしている。あまり手書きのニュアンスのあるカーブがなくジオメトリック気味なのもおもしろい。スモールキャップスやオールドスタイル数字もあって、本格的な文字組が可能。セリフの付いた Milo Serif、スラブセリフの Milo Slab も別にある。9ウェイト。

Category(s)
Design Date
2008
Publisher

Arno Pro

Arno Pro

本格正統派本文用オールドスタイルローマン。15~16世紀イタリアのルネサンス期の書体を元にしたそうで、これぞヒューマニストオールドスタイルというような王道の書体である。字種がハンパなく多く、ギリシャ文字やキリル文字は当然のこと、複雑な記号を要するものも幅広くカバーしており、オーナメント類もあって総グリフ数は2800を超える。イタリックは通常のもののほか、かなりカリグラフィックに寄ったスタイルもオルタネートにある。オプティカルファミリーで5種に分かれており、それぞれ3ウェイト(Display のみ4ウェイト)ずつで計32種。個別購入できる他、Adobe Fonts でも配信中。ちなみに名前の「アルノ」は、イタリアのフィレンツェにある川の名前。中西アルノって歌うまいよね…。

Category(s)
Design Date
2012
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Publisher

Chopin

Chopin

みんな大好きジオメトリックサンセリフ。xハイトが大きく、そのせいでディセンダーやアセンダーがかなり短くなっていているが、a に2階建てを採用したり、h や n などの幅をやや狭くデザインしたりして、ジオメトリックの特徴であるコロッとした印象が強くなりすぎないよう調整されている。多少長文対応も意識しているようで、オールドスタイル数字や ct/st の古風なリガチャー(quaint)がある他、キリル文字やギリシャ文字もサポートしている。ウェイトは9つと別にバリアブル。名前がなんでショパンなのかは知らない(笑)。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2024
Publisher

Classique

Classique

名前の通りクラシカルなスコッチローマン。18世紀の書体見本を参考に制作されたそうで、コントラストの強いオールドスタイルで、ベースライン上のセリフがぐっと反っているのが特徴。ティアドロップの付いた繊細なスワッシュオルタネートを多数持っており、往時の雰囲気を再現できるようになっている。オプティカルで、レギュラーの他やや太めの Text、コントラストがさらに強くなった Display がある。それぞれ5ウェイトずつで計30種。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2024
Designer(s)
Publisher

Meganos

Meganos

ヒューマニスト風味を取り入れたジオメトリックサンセリフ。かなり本文用を意識しているようで、グリフはジオメトリック特有の冷たさを抑え柔らかく、xハイトが大きく字間はやや広めで可読性は大変良好。a や g のデフォルトに2階建てを採用したり、オールドスタイル数字を用意していたりするのもそのためだろう。スッキリしていて汎用的で、広範囲に使用できると思う。7ウェイトとウェイトも豊富。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Syntax Next

Syntax Next

非常に読みやすいヒューマニストサンセリフの定番書体。クセがなく水のようにスルッと目に入ってくる優しい書体で、可読性が大変良好。通常ストロークの端は水平や垂直にカットされている事が多いが、これはストロークの向きそのままになっているのが特徴。縦のステムがごく僅かに右に傾いており、それが読む流れになっていてスムーズに読める…のかもしれない。1968年に活字として作成され、1989年にデジタル化、2000年に字種やウェイトが拡張されて Next となった。6ウェイト。ローマン版の Serif、手書き風の Letter というバージョンもある。ほか Lapidar という変わったバージョンもあり、これは古代人のラクガキ風の素朴なタイプである。こちらは気に入ったのか、Text, Display, Serif Text, Serif Displayと4バリエーションが制作されている。

Category(s)
Design Date
1968, 1989, 2000
Designer(s)
Publisher

Canava Grotesk

Canava Grotesk

みんな大好きシンプルなジオメトリックサンセリフ。全体的にやや幅広でxハイトが大きく、スッキリしていて風通しが良い書体。「ユーザーインターフェイスに」と説明書きにはあるが、ならこんなに C が閉じとったらアカンやろと個人的には思う(笑)。まあでもデジタルとの親和性は高そうではある。ウェイトバリエーションはあるが変化は緩やかなので、サイズによってウェイトの微調整がしやすいと思う。10ウェイト。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2022
Designer(s)
Publisher

Montaigne

Montaigne

本文用途に耐えうるモダンローマン。コントラストがギリギリ本文に耐えられるかどうかではあるが、ブラケットもちょっとあり、若い人ならそんなにチカチカせずに読めるであろう(笑)という書体である。グリフは割りとクラシカルで、特にイタリックはカリグラフィックで美しい。スモールキャップスやオールドスタイル数字もあり、本格的な文字組みに耐えられる。8ウェイト。ただいま40%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2023
Publisher

Patron

Patron

視認性の良いネオグロテスクサンセリフ。ギュンター・ゲラルド・ランゲ Günter Gerhard Lange とロジャー・エクスコフォン Roger Excoffon の書体にインスパイアされたとある。ランゲは Akzidentz Grotesk の作者なので分かるが、エクスコフォンの方は Mistral や Choc などのスクリプトで有名で、どの辺に影響受けたのかはよく分からない。一応 Antiqua Olive とかあるようだが…まあいいや。ややコンデンス気味で字幅が狭い上にxハイトがかなり大きく、どうもサイン用途向けに制作されたようで、グリフにも丸数字や矢印が多く、デモ画像にも空港のサインなどがある。なんとなくほんのり手書きのニュアンスが残っており、ちょっと温かみがあるだろうか。ストロークの端はフレア気味になってるとのことだが、全然分からない(笑)。イタリックもあって6ウェイト。ただいま40%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Söhne

Söhne

高級オフィスチェアで有名なハーマンミラーがロゴを変更したそうで、それに使用された書体を紹介。スッキリモダンなネオグロテスクサンセリフ。「Akzidenz Grotesk の記憶を Helvetica のフレームを通して現実化した」とある。なるほどそれらの遺伝子を受け継いでいるなと感じる書体だが、古さは感じずスッキリとしていてあくまでモダンである。可読性も大変良好。字幅に3種類あり、このレギュラーとコンデンスな Schmal、幅広の Breit がある他、モノスペースの Mono もある。それぞれイタリックもあって8ウェイトずつ。ファウンダリーはニュージーランドだが、書体名やファミリー名にドイツ語を使用しているところがリスペクトを感じる。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
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