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Aeris

優しめな雰囲気の本文用フレアセリフ。このテの代表といえば Optima だが、それに比べて威風堂々という感じはかなり弱く、また角が落とされてやや丸くなっており、目に優しく読みやすい書体となっている。A と B という2種のタイプがあり、B の方が若干ウェイトが重く、より小さく使うのに向いている。それぞれに Title という見出し用があり、またそれぞれにレギュラーとボールドの2ウェイトとイタリックがある。

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Design Date
2010
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FF Infra

ややx-ハイトが小さめでコンパクトな本文用ジオメトリックサンセリフ。小さいのに小さく使って読みやすいとうたっており、組んだ時の字の並びのリズムが一定で、確かにその通りかなという感じがする。字種が大変豊富で、なんと1000を超えている。数字や矢印が豊富にあり、サインとして使ってもいいのかもしれないが、ちょっと字幅や字間があるので個人的にはあまり向いている気はしない。イタリックもあって10ウェイトとビッグファミリー。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2019
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Cedra 4F

「2月4日」という名のファウンダリーがウクライナにあるので、そこの書体を紹介。幅広なヒューマニストサンセリフ。縦のステムがわずかにカーブしオーガニックな雰囲気を持っており、イタリックはさらにその傾向が強い。まためずらしくインクトラップ(ストロークが食い込む部分が欠けている)があり、小さく使っても潰れるのを軽減している。4ウェイトあるが一番太いウェイトが Regular で細いウェイトしかなく、また書体名に Wide が付いてる事から、ひょっとしたらこれからファミリー展開をしていくつもりなのかもしれないが、すでに発表から8年経っているのであまり期待はできない(笑)。

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Design Date
2011
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Grava

ちょっぴり変わったジオメトリックサンセリフ。基本的には読みやすい現代的なサンセリフだが、A や W などの斜めのステムを持つ字に、片方のステムがほぼ垂直になったようなオルタネートがある。普通は右方向だけに傾くものだが、逆の左方向に傾いたグリフもあるのが変わってる。R のレッグがステムに寄りすぎてる所も特徴的。レギュラーと Display があり、Display の方はステムの上端や下端が鋭くテーパードになっている。サンプル画像の白い部分が共通、シアンの部分がレギュラー、マゼンタの部分が Display の字形なので、参考にして欲しい。ギリシャ文字やキリル文字もサポートしている。イタリックはオブリークタイプ。レギュラー・Display それぞれ10ウェイトで計40種とビッグファミリー。本日まで50%オフセール中。

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Design Date
2018
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Hermann

本格派本文用ローマン。ヘルマン・ヘッセやオルダス・ハクスリーの小説で使用されていた Garamond や Sabon を参考にしたとあり、骨格はオールドスタイルながらコントラストがやや強めで、印象的にはトランジショナルっぽくなっており、x-ハイトは最近の書体としてはやや小さめで、アセンダーが長くて品がある。イタリックはカリグラフィー風味が強い。ちょっと MyFonts の調子が悪くてグリフが確認できないが、アップライトは大文字に変わったリガチャーを含み1300、イタリックはスワッシュオルタネートも含め1600ほどの字種があり、使いごたえがある。可読性はもちろん大変良好。イタリックは大変優雅で、それだけで招待状などが組めるだろう。名前はヘッセからとったものと思われる。5ウェイト。ただいま75%オフセール中。

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Design Date
2018
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Oranda

去る11月23日、オランダのグラフィックデザイナー・タイプデザイナーの Gerard Unger さんが亡くなられたとの報が入った。氏を偲んでこの書体を紹介。「オランダ」の名を持つ、ガッチリカッキリクッキリした工業製品を思わせるスラブセリフ。オランダの印刷機メーカー Océ のためにデザインされたものとの事。セリフが膨らんでいるのが特徴で、ややコンデンスでx-ハイトが高く読みやすい。この「ややコンデンスでx-ハイトが高い」のが氏の書体の特徴で、他のデザイナーは書体で作者を判断するのは難しいが、氏の書体、特にローマンはこれらの特徴に加え「キリッとしたセリフ」を持ち、筆者はなんとなく判る。良い書体を作る良いデザイナーであったなと思う。5ヶ月ほど前に奥様を亡くされたばかりであったとか。76才、筆者の母も同じ歳で亡くなった。Rest in peace.

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Design Date
1987
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Neue Frutiger

本日はフランスの元軍人で元大統領のシャルル・ド・ゴール Charles André Joseph Pierre-Marie de Gaulle の誕生日(1890)だそうなのでこちらを。アドリアン・フルティガーによるヒューマニストサンセリフ。元々は’70年台にパリ=シャルル・ド・ゴール空港のサインシステムのためにデザインされたものだそう。なので可読性を優先してデザインされており、クセがなく非常にスッキリしてて読みやすい。誤読を極力防ぐため、開く所はしっかり開き、閉じる所はしっかり閉じる、というのが徹底されている。一度1999年に Frutiger Next として改刻され、イタリックがカリグラフィックタイプに変更されたが、2009年に小林章さんによって Neue Frutiger に再改刻された際、オブリークタイプに戻されている。字幅はレギュラーと Condensed の2種、共に10ウェイト。

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Design Date
2009
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Rooney Sans

クセがなくすっきりとして読みやすいサンセリフ。いわゆる丸ゴシックでストロークの端は丸くなっており、骨格的にはヒューマニストでx-ハイトはやや小さめながら可読性は大変良好。よほど良いのか、MyFonts の Web サイトが全面的にこれの Web フォントを使用している(2018年11月現在)。同じ骨格を持ったセリフ版の Rooney もあり、こちらも大変読みやすい。共に6ウェイト。

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Design Date
2012
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Agilita

現代的なヒューマニストサンセリフ。ヒューマニストにしてはx-ハイトが大きく、ストロークも手書きのような優雅な曲線を採用せずにややかっちりとしており、クラシック過ぎない現代的なニュアンスを持っている。本文用として設計されており可読性もよく、字種も大変豊富に揃っている。字幅はレギュラーと Condensed の2種あり、前者は10ウェイト、後者は6ウェイトある。それとは別にすべてがドットで構成された Dot Thin がひとつあり。

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Design Date
2006
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Suprema

某大人気ブランドを思わせる名前のジオメトリックサンセリフ。これといった特徴はない…かな。x-ハイトが大きめで大文字も字幅があり読みやすくはあるが、やや野暮ったいかなという感じ。アクセントや数字の種類は多めに揃っている。7ウェイトでただいま75%オフセール中。それはそうとあのブランド、そんなにいいとは…あ、いやまぁ、その…うん。かっこいいよね(棒)。

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Design Date
2018
Designer(s)
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