本日『国際レモンメレンゲパイの日 Lemon Meringue Pie Day』だそうなので(なんぢゃそら)こちら。ラフでカジュアルなハンドライテン。少し毛足の長いマーカーで書いたようなストロークでややコントラストがあり、グリフはいわゆるブロック体をちょっと崩したような感じでスクリプト風味があるが、割と読みやすく整っている。カジュアルかつガーリーなので、ティーンの女子向けに良いだろう。1ウェイトのみ。
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本日『バナナの日』らしいのでこちら。グリフがちょっと変わってるかわいらしいディスプレイ。フリーハンドでやや丁寧に書いたようなストロークで、ややオーガニックなニュアンスが残っている。グリフが普通ではなく結構変形しており、カジュアルで楽しい雰囲気を醸し出しているのが特徴。ちょっとクセがあるが、スイーツや子供向けのものに似合うだろう。2ウェイト。
本日『スイカの日』らしいのでそのものズバリを。ラフで図太く(chunky)ポップなサンセリフディスプレイ。フリーハンドでラフにレタリングしたようなグリフの書体で、カジュアルでかわいらしい。作例は大文字のみだが小文字もあり、意外と使い勝手が良い。この辺の書体は結構使うシチュエーションを選ぶが、ハマればなかなかの効果を発揮すると思う。1ウェイトのみ。
本日はピアノ教本で超絶有名なフェルディナンド・バイエル Ferdinand Beyer の誕生日(1806)らしいのでこちら。カジュアルでかわいらしいモダンスクリプト。コントラストの強いブラッシュタイプで、アップライトかつさほどバウンシーではない読みやすい書体である。大文字にはないが小文字にはスワッシュオルタネートが結構あるので、そこそこ遊べるだろう。ちなみにバイエルは世界でも日本でのみ圧倒的な知名度を誇っており、日本に倣って韓国でもよく使用されている以外は、さほど知られてないそうな…。
本日は文豪アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Miller Hemingway の誕生日(1899)。なので、彼が愛したカクテル、ダイキリの名を持つ書体を紹介。カジュアルなブラッシュスクリプト。毛足の短い筆ペンでシュッと書いたような書体で、グリフはアップライトで崩れておらず大変読みやすい。大文字は割と遊んでいるが、小文字は結構真面目に書かれている。作例がちょっとアレだが(笑)書体は結構かわいいので使いやすくもあると思う。Bold と2ウェイト。
本日はシルヴェスター・スタローン Sylvester Enzio Stallone の誕生日(1946)。という訳でロッキーの名を持つ書体を紹介。コンデンスでジオメトリックなサンセリフディスプレイ。幾何学的にするあまり、視覚的な調整がなされておらず、ところどころイビツに見えるが、まあこの書体の場合はこれでもおもしろいんじゃなかろうか。ストロークの端がナヨンと曲がっているのがアクセントになっていてかわいらしい。1ウェイトのみ。
本日『ビートルズ記念日』だそうなのでこちら。直線で構成されたレトロなディスプレイ。太めのストロークで曲線がまったくなく、カーブは斜線を繋げて表現されており、小さなセリフが付いてセリフドゴシックとなっている。プロポーションは結構コンデンス。作例はストリート系が多く、その辺に似合うだろう。Tシャツとかいいんでなかろうか。大文字のみだがイタリックもあり。それぞれ1ウェイトずつ。
本日は画家ルーベンス Peter Paul Rubens の誕生日(1577)。ルーベンスといえば「フランダースの犬」、という事でネロの名を持つ書体を紹介。ボールドウェイトのおもしろ変形ディスプレイ。ちょっとだけ風変わりな太めのサンセリフをベースに変わったリガチャーとオルタネートがあり、おもしろい文字組が楽しめる。リガチャーやオルタネートはさほど多くはないが、元々がちょっと変わってるので普通に組んでもおもしろいだろう。ストロークの端が丸くなった Rounded と2種のスタイルがある。キリル文字もサポート。1ウェイトのみ。ちなみにネロの本当のスペルは Nello である…(笑)。
本日はフランスの天文学者、シャルル・メシエ Charles Messier の誕生日(1730)。メシエは当時の望遠鏡で観測可能だった星雲・星団・銀河に番号をふってカタログを作った事で有名で、例えばウルトラマンの故郷 M78 星雲とかの M はこのメシエのイニシャルである。という訳で「銀河」の名を持つ書体を紹介。レトロなセリフドゴシックで、グリフはジオメトリック寄り。一部ステンシルのように欠けていたり、R や S は変わっていたりしているが、全体的な雰囲気は20世紀半ばに見られたようなレトロな雰囲気がある。誰がいつ作ったかまったく不明な書体(笑)。ちなみに2016年の NASA の発表では、観測可能な範囲での宇宙の銀河の数は2兆個ほどあると見積もられているそうな…。
ほんとに素朴なハンドリッテン。作者の叔父(か伯父)の手書き文字が特徴的で、それをフォント化したものだそうだ。長いアセンダーとディセンダーが目を引く。使い方によっては結構かわいくなると思う。作者的にはブルーブラック(C90 / M15 / Y0 / K60)の 22pt で使って欲しいそうである(笑)。多分万年筆で書いたそれが再現できるのだろう。いくつかリガチャーがあるがグリフがくっついている訳ではなく、組み合わせが最適化されるだけの模様。1ウェイトのみ。