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Hermann

本格派本文用ローマン。ヘルマン・ヘッセやオルダス・ハクスリーの小説で使用されていた Garamond や Sabon を参考にしたとあり、骨格はオールドスタイルながらコントラストがやや強めで、印象的にはトランジショナルっぽくなっており、x-ハイトは最近の書体としてはやや小さめで、アセンダーが長くて品がある。イタリックはカリグラフィー風味が強い。ちょっと MyFonts の調子が悪くてグリフが確認できないが、アップライトは大文字に変わったリガチャーを含み1300、イタリックはスワッシュオルタネートも含め1600ほどの字種があり、使いごたえがある。可読性はもちろん大変良好。イタリックは大変優雅で、それだけで招待状などが組めるだろう。名前はヘッセからとったものと思われる。5ウェイト。ただいま75%オフセール中。

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Design Date
2018
Publisher

Oranda

去る11月23日、オランダのグラフィックデザイナー・タイプデザイナーの Gerard Unger さんが亡くなられたとの報が入った。氏を偲んでこの書体を紹介。「オランダ」の名を持つ、ガッチリカッキリクッキリした工業製品を思わせるスラブセリフ。オランダの印刷機メーカー Océ のためにデザインされたものとの事。セリフが膨らんでいるのが特徴で、ややコンデンスでx-ハイトが高く読みやすい。この「ややコンデンスでx-ハイトが高い」のが氏の書体の特徴で、他のデザイナーは書体で作者を判断するのは難しいが、氏の書体、特にローマンはこれらの特徴に加え「キリッとしたセリフ」を持ち、筆者はなんとなく判る。良い書体を作る良いデザイナーであったなと思う。5ヶ月ほど前に奥様を亡くされたばかりであったとか。76才、筆者の母も同じ歳で亡くなった。Rest in peace.

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Design Date
1987
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Publisher

Neue Frutiger

本日はフランスの元軍人で元大統領のシャルル・ド・ゴール Charles André Joseph Pierre-Marie de Gaulle の誕生日(1890)だそうなのでこちらを。アドリアン・フルティガーによるヒューマニストサンセリフ。元々は’70年台にパリ=シャルル・ド・ゴール空港のサインシステムのためにデザインされたものだそう。なので可読性を優先してデザインされており、クセがなく非常にスッキリしてて読みやすい。誤読を極力防ぐため、開く所はしっかり開き、閉じる所はしっかり閉じる、というのが徹底されている。一度1999年に Frutiger Next として改刻され、イタリックがカリグラフィックタイプに変更されたが、2009年に小林章さんによって Neue Frutiger に再改刻された際、オブリークタイプに戻されている。字幅はレギュラーと Condensed の2種、共に10ウェイト。

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Design Date
2009
Publisher

Rooney Sans

クセがなくすっきりとして読みやすいサンセリフ。いわゆる丸ゴシックでストロークの端は丸くなっており、骨格的にはヒューマニストでx-ハイトはやや小さめながら可読性は大変良好。よほど良いのか、MyFonts の Web サイトが全面的にこれの Web フォントを使用している(2018年11月現在)。同じ骨格を持ったセリフ版の Rooney もあり、こちらも大変読みやすい。共に6ウェイト。

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Design Date
2012
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Agilita

現代的なヒューマニストサンセリフ。ヒューマニストにしてはx-ハイトが大きく、ストロークも手書きのような優雅な曲線を採用せずにややかっちりとしており、クラシック過ぎない現代的なニュアンスを持っている。本文用として設計されており可読性もよく、字種も大変豊富に揃っている。字幅はレギュラーと Condensed の2種あり、前者は10ウェイト、後者は6ウェイトある。それとは別にすべてがドットで構成された Dot Thin がひとつあり。

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Design Date
2006
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Publisher

Multiple

名前の通りマルチプルなサンセリフとスラブセリフのミクスド。本文用で字種が豊富だが、字形も5種もあり、ヒューマニストだったりネオグロテスク風だったり、はたまた柔らかいイタリック風であったりと様々なバリエーションがある。それぞれにイタリックがあって5ウェイト、さらにサンセリフとスラブセリフのバリエーションがあり、合計90種ものメガファミリーとなっている。どの字形も大変可読性がよく、様々な用途に重宝するだろう。ただいま85%オフセール中。

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Design Date
2018
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Publisher

Squad

ものすごくスタンダードな本文用ヒューマニストサンセリフ。フルティガー氏の、古い書体を現代的にシンプルにアレンジするスタイルに影響を受けたとあり、ほとんどクセがなくスッキリとしていて、ただただ読みやすい。K や R のステムとレッグが離れてる所に、やや個性を出そうとする苦心の跡が見える(笑)。ギリシャ文字やキリル文字もサポートし、9ウェイトもあって、サインなどの用途にも適してると思う。ただいま80%オフセール中。

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Design Date
2018
Publisher

FF Yoga Sans

本日は世界的に『国際ヨガの日』だそうなのでこちらを。ややシステマチックに寄った、コリッとした感のあるヒューマニストサンセリフ。ヒューマニストでありながら手の感じが薄く、どっちかというとジオメトリックな雰囲気を持った書体である。本文用として設計されており2ウェイトしかないが、可読性は至極良好。同じ骨格のセリフ版・FF Yoga もあり。

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Design Date
2009
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Publisher

Engria

平筆で書いたようなフレアセリフ。Albertus に似た書体で手書きレタリング感が強くオーガニックな雰囲気があり、セリフというにはかなり微妙な飾りが付いている。軽いウェイトはややコンデンス気味だが、太くなるにつれちょっと字幅が広くなる。可読性は割と良好で、長文にもまぁまぁ耐えられる。個人的にはサンセリフに分類したくもあるが、作者の意思を尊重しセリフとしておく。4ウェイト。

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Design Date
2018
Designer(s)
Publisher

Igna Sans

雰囲気ジオメトリックなモダンなヒューマニストサンセリフ。ヒューマニストでありつつややコロコロしており、なんとなくジオメトリックっぽいが、よくよく見るとどこにも幾何学的な所はないという、とても現代的な涼やかな書体。大文字はやや頭でっかちで、ボウルは大きく、全体的にやや幅広。可読性は大変良好。最近のフラットな Web デザインによくマッチするだろう。7ウェイト。

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Design Date
2018
Designer(s)
Publisher