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Plusquam Sans

Plusquam Sans

コントラストがほとんどないモノラインのヒューマニストサンセリフ。プロポーションはスマートすぎず親しみやすく読みやすい字形である。大文字にはサンプルにあるようにスワッシュオルタネートがある。リガチャーも多少あるかな。数字は各種揃っている。ギリシャ文字もサポート。8ウェイトと大ファミリー。名前の plusquam はラテン語で more than という意味らしい。「凌駕する」と考えていいのかな? ただいま40%オフセール中。

Tuff

Tuff

本日は「ロックの日」だが、御大 Sumner Stone の誕生日でもある。ロックの日にストーンさんの誕生日てどんだけ~(古い)。というワケでストーンさんの書体を紹介。にゅよっとしたヒューマニストサンセリフ。以前に紹介した Magma を元に、紀元前4世紀ギリシャのティモテオスという人の筆致を参考に制作したとある。ステムの端が丸く膨らんでおり、大げさに言えば綿棒で文字を作ったかのよう。これも以前に紹介した Schoiffer Sans に似てるだろうか。プロポーションはさすがというか、非常に均整が取れていて美しい。イタリックはアップライトに比べ、ややウェイトが軽いだろうか。優しい雰囲気なので、子供向けとかに。まさにそれ用途に Tuff School というバージョンもある。3ウェイト。

Category(s) Sans Serif Design Date 2008
Designer(s) Sumner Stone Publisher Stone Type Foundry

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Chercán

Chercán

なんとなく手のぬくもりを感じるようなヒューマニストフレアセリフ。Copperplate Gothic や Antique Olive などを参考にしたとある。細いウェイトは、普通のペンを使ってフリーハンドで丁寧に慎重に書いたような雰囲気があっておもしろい。太いウェイトはややコントラストが強まりセリフも鋭くなって、細い方とはちょっと違う印象がある。カウンターは広めで可読性は良好。名前はイエミソサザイという鳥のチリ名だそうだ。その鳥とおぼしきアイコングリフが入っている(なぜか牛も)。6ウェイト。

Category(s) Sans Serif Design Date 2016
Designer(s) Francisco Galvez Publisher PampaType

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Arazatí

Arazatí

英国風味あふれるヒューマニストサンセリフ。Edward Johnston の書体にインスパイアされ、とあるが、ほぼ Underground まんまかもしんない(笑)。Underground よりはやや小文字が小ぶりで、字幅やカウンターがコンパクトだろうか。アセンダーやディンセンダーも伸び伸びしている。サインよりは本文用を想定していると思われる。字幅は3種類、各8ウェイトとビッグファミリー。モノスペースの Codex というバージョンは無料でダウンロード可能。ただいま90%オフという驚異的なセール中。ぜひ買うべし。名前はジョンストンの出身地であるウルグアイの都市名だそうだ。…え? ウルグアイ出身だったの? ええ?

Altivo

Altivo

やたらカウンタースペースの大きなヒューマニストサンセリフ。字をとにかく大きく見せる工夫がされており、可読性は良好。あちこちエレメントがちょっと変わった形をしているのが特徴的。あと昔の活字のように、鋭角部にインクの「逃げ」が打たれている(インクトラップ)。p や v などを拡大してみれば判るだろう。字種は豊富で、これにも肩付きの小文字(lowercase superscript)があるんだが、これ何に使うのやら…数式かな。誰か知ってます? 8ウェイト。ただいま40%オフセール中。

Category(s) Sans Serif Design Date 2017
Designer(s) Nikola Kostić Publisher Kostic

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Tikal Sans

Tikal Sans

微妙にほんのちょっぴりフレア気味なサンセリフ。基本的な骨格はヒューマニストだが、字形がちょっと独特で、a のボウルが異様に低かったり、g は2階建てながら頭の方が大きかったり、k のアームがフックしてたりなどなど、結構個性的である。特に g のイヤーが垂直なのは斬新だろう。とはいえ、全体的に可読性は良好。10ウェイトもあって使いごたえがある。名前のティカルはグアテマラにあるマヤ遺跡の事。樹なつみの「OZ」懐かしいなぁ。「19の…髪の色だ…」誰も知らないか(笑)。

Certa Sans

Certa Sans

ほんのり微妙な膨らみを持ってフレアセリフっぽくなっているヒューマニストサンセリフ。完全な直線がほとんどなく、どっかしら微妙にくにょっと曲がっていて、それが若干優しい雰囲気を生んでいる。骨格は伝統的なもので、本文用として申し分ない。字間は広めで、クラシックながら古すぎず、現代的な雰囲気も持っている。キリル文字もサポート。ウェイトも8つとビッグファミリー。

Civane

Civane

伸びやかなステムを持つフレアセリフ。Optima よりややコントラストが強いだろうか。細いウェイトだと目立たないが、太くなるにつれてウェストの絞りが強くなり、若干ポップな印象になってくるが、基本的な骨格はヒューマニストでエレガント。字種が豊富で、変わってるのが大文字サイズの小文字字形のグリフがある事。ユニケースとして使えるようになっている。字幅は Norm(al)、Cond(ensed)、Ext(ended) の3種あって、それぞれに8ウェイトと大ファミリーである。ただいま68%オフという中途半端なセール中。

Libertad

Libertad

可読性の良いヒューマニストとジオメトリックのハイブリッドサンセリフ。というぐらいしか特筆するような所もないが、とにかく大変スッキリして読みやすい。コントラストは弱く、ほぼモノライン。イタリックは手書き感があり、自然で伸びやかなカーブが特徴。ちょっとコンデンスな所も古いスタイルを踏襲している。字種も多く、70言語をフォローしているとの事。矢印も3種のスタイルがあり、サインでの利用も考慮されている。7ウェイトあり、隣り合うウェイトの差は弱く滑らか。字種の少ないアマチュア仕様(?)の Libertad Office というバージョンもある。

Andis

Andis

かわいらしいヒューマニストサンセリフ。字形はヒューマニストがベースになっているが全体的に独特で、ステムがカーブしてる部分は円から切り出されており、ジオメトリック風味も多分に加味されている。x-ハイトが大きく、字間も広めで軽めに仕上がっている。今の雰囲気にマッチしているいい書体。6ウェイト。ただいま35%オフセール中。このデザイナーの書体は、まだ公開されているものは少ないがどれも筆者好みで、いい作家が出てきたなと思う。これから先が楽しみである。