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Narin

Narin

とてもエレガントな風味があるジオメトリックサンセリフ。他の類似書体と字形にさほど違いはないが、x-ハイトが小さくアセンダーとディセンダーを大きく取っており、かつ字間をやや広めにとってあって、それが余裕を感じさせるのか、とてもエレガントな雰囲気があって非常によろしい。特にオールドスタイル数字がなんだか可愛らしい。可読性も良好で6ウェイトとファミリーも十分。これから人気が出そうな書体である。名前はトルコ語で graceful、「優雅な」という意味らしい。名に恥じない書体だと思う。ただいま88%オフセール中。

Category(s) Sans Serif Design Date 2018
Designer(s) Ahmet Altun Publisher Ahmet Altun

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Neue Plak

Neue Plak

最近 Monotype が推してくるのでこちらを紹介。Futura の作者ポール・レナー Paul Renner が1928年に制作したサンセリフのデジタル版。ジオメトリックとネオグロテスクの間の子(差別用語?)のような書体で、’50~’70年代に見たようなちょっと古いテイスト、のように筆者には見える。通常版と Text とがあり、後者は名の通り本文用に特化しており、イタリックもあって6ウェイト。通常版はイタリックはなく、その代わり幅のバリエーションが6つあり、それぞれ8ウェイトとビッグファミリーとなっている。デジタル化には日本人タイプデザイナーの大曲都市さんも関わっている。ただいま半額セール中ではあるが、Monotype サブスクリプションに入っている。

TT Backwards

TT Backwards

コンデンスなワンセリフとモノラインスクリプトのミクスド。’70~’80年代のロシアのデザインにインスパイアされたものとあるが、全然そのままではなく、かなり現代的なアレンジが施されており、とても今っぽい。サンセリフの方は超楕円をベースにジオメトリックにデザインされているが、そこまでコンデンスではなく結構読みやすい。スクリプトはやや傾きが強いがさほどダイナミックさはなく、ストロークの端がスパッとカットされているのがスッキリしてて良い。キリル文字もサポート。それぞれ5ウェイト。この TypeType というロシアのファウンダリーは最近の注目株で、近年非常に優秀な書体を立て続けに発表している。書体名に「TT」があったらまずチェケラ。

Brew

Brew

骨太でコンデンスなディスプレイ。こういうのもジオメトリックというかどうかは判らないが、曲線はなく直線のみで構成されたモノラインスラブである。ソリッドなレギュラーと、それを縁取った Inline、いわゆる影付き袋文字の Outline の3種があり、いずれも大文字のみである。サードウェーブに関連するのか、こういうヴィンテージ感のある書体も最近人気のようだ。
ビールの醸造所の事を英語でブリュワリー brewery といい、この brew も「醸造する」という意味があるのでその辺の用途に合うだろう。サンプルにはパンやピザも見えるので、ひょっとしたら小麦発酵全般に関係ある言葉なのかもしれない。ちなみにコーヒーや紅茶を淹れる事も brew と言うそうな…。

P22 Bauhaus

P22 Bauhaus

本日は建築家ミース・ファン・デル・ローエ Ludwig Mies van der Rohe の誕生日(1886)。短期ではあるが、かのバウハウスの校長を務めた人なので、こちらを紹介。Bauhaus は Benguiat の ITC Bauhaus が有名なので、変わりダネのこちらの方がおもしろいかなと。同じくバウハウスにいたヘルベルト・バイヤー Herbert Bayer デザインの書体。ファミリーの Universal は ITC Bauhaus にも雰囲気がよく似てるが、大文字がなく(確か大文字不要論を唱えてたような…うろ覚え)、小文字も若干字形が違う。Fonetik の方も同じくジオメトリックながらも、かなり変わった字形が多いのが特徴。 あと変な図形アイコンが入った Bauhaus Extra もあり、ちゃんとバウハウスのロゴも入ってる。

Category(s) Display Design Date 1997
Designer(s) Herbert Bayer,
Denis Kegler,
Richard Kegler
Publisher P22

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Bee

Bee

本日はみつばちの日だそうなのでこちらを。ウルトラコンデンスなサンセリフディスプレイ。ま、っていうだけでこれといった特徴はない。ウェイトは4種類あり、それぞれ One から Four まで数字の名前がついている。One の可読性はかなり厳しく、大文字だけで組んだらほぼバーコードにしか見えない(笑)。使用には注意が必要。これがなぜミツバチなのかは知らない。

Category(s) Sans Serif Design Date 1995
Designer(s) URW Studio Publisher URW++

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Biscuit Pro

Biscuit Pro

本日はビスケットの日らしいのでこちらを。超楕円ベースのジオメトリックなディスプレイサンセリフ。文字としての字形にあまり固執せず、幾何学的な面白さを重視したような変わった字形が多い。ファミリーにはちょっと幅を広めた Ext と、それぞれにイタリックがあり。ちなみにクッキーとビスケットは、英国ではどちらも biscuit、アメリカではどちらも cookie と呼ぶらしく、アメリカでいう biscuit は英国でいうところの scone とほぼ同じというややこしいものとなっている。あとサンプルの画像があの4人ぽいシルエットになっているのはなぜなのかは知らない。みんなヒゲ生えてたっけ…。

Intervogue

Intervogue

みんな大好きジオメトリックサンセリフ。昔アメリカにあった Intertype という鋳植機(活字の鋳造と組版を同時にやる機械)を製造していた会社が1930年代に発表した Vogue という書体をデジタル化したもの。Futura や Kabel に対抗してデザインされたらしい。G のバーがやけに長いのと Q のテールが下部中央に突き刺さってるのと、? の字形がちょっと変わってる、という以外はまぁまぁ Futura かなーという感じ。7ウェイト。ただいま80%オフセール中。

Category(s) Sans Serif Design Date 2018
Designer(s) Richard Miller Publisher Miller Type Foundry

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Nocturne Serif

Nocturne Serif

先ほど平昌五輪で羽生結弦選手がショートプログラムをノーミスで終え1位となったのを記念し(笑)、こちらを紹介。何の関係があるのかというと、ショパンの曲を使っており、んでショパンと言えばノクターン、てな感じである(強引)。ワルシャワにある第二次大戦の犠牲者を悼む祈念碑の書体にインスパイアされたとある。全体的にジオメトリック風味があって直線的で、大きなウェッジ型のセリフが特徴的。A の左端のセリフがないのがおもしろい。イタリックは傾きが強く、こちらもなかなか変わってる。キリル文字もサポート。10ウェイト。金メダルを獲れ羽生くん!!

TT Wellingtons

TT Wellingtons

ジオメトリックとヒューマニストのハーフみたいなサンセリフ。幾何学的でありながら文字としての字形が尊重?されており、しっかりと可読性が確保されている。ファミリーや字種も多く、本文用としての機能は十分。a と g は1階建てと2階建てが用意されており、2階建ての g はやや特徴的。なんかちょっと今後流行りそうな予感のする書体である。キリル文字もサポート。9ウェイト。名前のウェリントンは英国またはニュージーランドの地名。どっちから取ったのかは不明。ただいま80%オフという大幅割引セール中。