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Antiga

背が高くレトロでアール・デコ風味のあるフレアセリフディスプレイ。基本コンデンスでコントラストがやや強めな字形だが、ボウルのあるものに関しては大胆に正円近いプロポーションになっており、それが適度に文字列に余白を生んでアクセントになっている。大文字のみではあるが、リガチャーが100コほど用意されており、おもしろい文字組が楽しめる。1ウェイト。

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Design Date
2018
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Hideout

レトロ感漂うフレアセリフディスプレイ。デザインは古いタバコの錫缶にあったレタリングにインスパイアされたものと事。フレアセリフというにはかなり大きなセリフが付いており、字形のプロポーションは(レギュラーは)正方形に近く、ボウルも円ではなく角丸の四角になっている。字幅はレギュラーとコンデンスドの2種あり、それぞれ6ウェイト。それらとは別に、フィルがかすれた Ghost というバージョンが各字幅に1つずつで計14種となっている。

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Design Date
2018
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EM

めずらしい小文字だけがステンシルタイプのフレアセリフ。Albertus に近い書体だが、Albertus ほどオーガニックではなく割と幾何学的なラインで構成されており、セリフ部分もなだらかではなく、パキっと線が折れている。小文字だけステンシルになっている所が変わっているが、以前に紹介した Cyan と開発元が同じという所で頷けるかなという感じ。2ウェイトでイタリックもあり。

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Design Date
2018
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P22 Folkwang Pro

ちょっと変わったディスプレイローマン。かなりカリグラフィーチックで、カリグラファーがブロードペンで書いたようなテイストがある。ややコンデンスで腰高、ステムはほんのり腰が絞られ、フレア気味になっている。ほぼすべての字に起筆がきっちり入っており、全体的に非常にエレガント。ファミリー展開はなく1ウェイトのみだが、リガチャーがそこそこあり、A と H にはバーが2重になったオルタネートがある。元はドイツの Klingspor という鋳造所が1955年に発表したものだそうだ。

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Design Date
1955, 2017
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Engria

平筆で書いたようなフレアセリフ。Albertus に似た書体で手書きレタリング感が強くオーガニックな雰囲気があり、セリフというにはかなり微妙な飾りが付いている。軽いウェイトはややコンデンス気味だが、太くなるにつれちょっと字幅が広くなる。可読性は割と良好で、長文にもまぁまぁ耐えられる。個人的にはサンセリフに分類したくもあるが、作者の意思を尊重しセリフとしておく。4ウェイト。

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Design Date
2018
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Story Tales

童話や絵本に似合いそうな、ハンドレタリングのフレアセリフディスプレイ。ウェイトの重い書体でフレアの広がり具合が大きく、手書きのラフな感じが多分に残っているのが特徴的。可読性は意外にも良好。すべての大文字と一部の小文字には、ちょろっとしたスワッシュの付いたオルタネートがある。フィルが4種類あって、ソリッドな Regular のほか、ステム中心部に細い線の入った Inline、斜線で埋まった Lines、その線がかすれてる Rough Lines があり、その他植物的なオーナメントが字形を象る Ornaments がある。Rough Lines 以外は斜体があり。あとはキラメキだけの Stars があり、他の書体に重ね打ちする事で飾り付けられる。

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Design Date
2018
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コンデンスなセミセリフタイトリング。大文字のみのディスプレイで、トランジショナルローマンを基本に、幅を狭めて一部セリフを落とし、代わりにややフレアセリフ気味になっているなかなかオシャレな書体。ちょっと古い映画のタイトルを想起させる。リガチャーが少しあり。アンパサンド(&)の形がマニア受けするかなという感じ(笑)。1ウェイトのみ。

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Hesse Antiqua

去る1月2日、故 Hermann Zapf 夫人であり自身もタイプデザイナーでカリグラファーである Gudrun Zapf von Hesse さんが、なんと100歳の誕生日を迎えられたそうな(拍手!)。それに合わせ、Gudrun さんが70年前に本の装丁用に作成したレタリングが書体化された。Zapf さんの Optima に近いフレアセリフである。Optima よりは碑文感が弱く、オーガニックで伸びやかな雰囲気がある。今のところ1ウェイトで小文字もなくスモールキャップス。これからファミリーが増えるのを期待しよう。ちなみに本年一発目のこのブログ、今年もよろしくお願いいたしまする。

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Design Date
2018
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Cenzo Flare

オールキャップスのフレアセリフディスプレイ。なかなかのビッグファミリーで、ノーマルの他、コンデンスとインライン、そのインライン部分だけを抜き出した細身の書体があり、それぞれにイタリックもあって、5ウェイトずつある。あとサンプルの Z のように、K と Q、R にもスワッシュがあり。小文字グリフはなくスモールキャップス。どことなく南米ラテンの香りがするなと思ったら、ファウンダリーはチリのサンティアゴだった。自分の嗅覚が鋭くなってる事にちょっと驚き(笑)。ただいま80%オフセール中。

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Design Date
2016
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Linotype Pisa

1173年の本日、ピサの斜塔が着工したらしい。工事が終わるまで194年を要したらしいが、そんな事はさておいてこちらを紹介。ちょっとだけ傾いたフレアセリフ。Linotype のタイプデザインコンテストの入賞作品だそうである。ややコンデンス気味なヒューマニストで、コンテスト入賞作だけあってプロポーションは均整が取れていてしっかりしている。ピサの斜塔は現在 3.99 度傾いているそうで、本書体にその角度の斜線を重ねてみた所、文字によって視覚調整されてて若干傾きがバラバラだが、だいたいその角度であった。5ウェイト。

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Design Date
1997
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