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Australis Pro

Australis Pro

第7回モリサワ賞国際タイプフェイスコンテスト(2002年)の欧文部門金賞受賞作品。A や H のバーや記号類にひゅっとしたカーブがあり、全体的にちょっと怪しげな、バロックやロココ調の雰囲気のある書体である。数字の 0 のアクシスが90度横になっているのがかなり挑戦的。大文字にはオープンフェイスになったオルタネートがある。イタリックはコンデンスであくまで柔らかい。リリースは2012年で、実に10年を費やして制作した力作である。2014年にはイタリックのスワッシュバージョンの Australis Swash も発表している。

Category(s) Serif Design Date 2002–12
Designer(s) Francisco Galvez Publisher Latinotype

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Bank of England

Bank of England

本日は英国では Bank Holiday といって休日らしい。毎年5月と8月の最終月曜日がそうなっているそうだ(プレミアムフライデーとかやるよりこの方が良さそうな気がする)。最初は名の通り銀行だけが休む事にしてたらしいが、銀行が休むなら仕事にならんという事で他の企業も休むことにしたらしい。由来についてはググってくれたまい。でまぁ、こんなにピッタリな書体もないという事でこちらを紹介。2007年に改定された20ポンド紙幣にある書体をベースにしたブラックレター。実際のものはハデなスワッシュが付いているので、それそのままというものではない模様。ドイツのチャンセリー体と、17世紀英国のカリグラファー、John Ayres と George Bickham の筆致を参考にしたとある。1ウェイトしかないが、大文字には優雅なスワッシュオルタネートがある。可読性もよくカッパープレート風味も強いので、招待状などにも使用できるだろう。$20 と価格も安い。

FF Carina

FF Carina

ラグジュアリー感あふれる Didone(Didot 風)なディスプレイローマン。かなりコントラストの強いモダンローマンではあるが、ちょっとしたブラケットが残っていたり、セリフがちょっとカーブしていたりと、全体的に粘り気のあるオーガニックな印象がある。リガチャーが結構あるのと、大文字にはカールしたセリフの付いたオルタネートが用意されている。3ウェイトあるがヘアラインの太さはほぼ同じ。キリル文字もサポート。イタリックはなし。ハイブランドの広告などにどうぞ。

Gelato Script

Gelato Script

本日は「アイスクリームの日」だそうなのでこちらを紹介。ぬっちょりしたクリームたっぷり感あふれるレタリングスクリプト。傾きは弱くややアップライト気味。ウェイトは重めでカウンターも狭く、黒黒とした所が特徴。多少スワッシュの付いたオルタネートはあるが、あくまで控えめでそんなに派手なものはない。「ジェラート」という名前ではあるものの、全体的にはちょっとアメリカンな雰囲気があるかなという気がする。ちなみに一般的なジェラートは、日本の規定ではアイスクリームには分類されないそうな…。1ウェイト。MyFonts Best Fonts of 2011 受賞書体。

Alice

Alice

みなさま GW いかがお過ごしでしょうか。筆者は特に何もせずボーっとしております。本日はルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』のアリスのモデルとなったとされる Alice Liddell の誕生日だそうなのでこちらを紹介。カーリーでガーリーなディスプレイ。縦のステムの始端と終端がにゅよっと曲がっており、全体的に逆S字を描いている。全体的にコンデンスでコントラストがやや強め。所々くるっと回ったスワッシュが付いているが、これが多少ある程度のノーマルと、過剰に付いた Curly というバージョンがある。ただいま5%オフ。

Category(s) Display Design Date 2011
Designer(s) Publisher Mirror Types

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Cocotte

Cocotte

アール・ヌーヴォー調のサンセリフディスプレイ。20世紀初頭にちょっと流行ったヤツで、字によってウェストが上下したり、A のバーが2本あったり、o が上付きでアンダーバーが入ったりといった所が特徴。この手の書体は Rennie Mackintosh が有名だが、それに比べて組んだ時の黒みが弱まってヌケが良くなり、現代の雰囲気に合うようアレンジされている。ウェイトも6つあってイタリックもあり、更にはギリシャ文字やキリル文字もサポートされている。ただいま70%オフセール中。

Java Heritages

Java Heritages

ヴィクトリア朝風の非常にクラシカルなディスプレイ。各字に植物的な髭飾りが付いており、かなりデコラティブ。インラインやドロップシャドウは別フォントになっており、ソリッドなレギュラーに重ね打ちする事で装飾する仕様になっている。あんまり字種は多くなく、実を言うとオーナメント類は全然付属していない(笑)。なのでこの辺の資料を持っていない人が使うにはハードルが高いとは思うが、まぁなんとか使いこなして欲しい。最近はこういうヴィンテージな雰囲気が好まれてるようなので。ちなみに作者はインドネシア人らしい。

University Roman

University Roman

本日は「オレンジデー」だそうで。んでなんか関連を探してたら「orange」というアニメが以前放映されていたようで、そのロゴの書体を知っていたのでこちらを紹介。刺々しいディスプレイローマン。古い書体でかなり有名なので、見たことのある人も多いだろう。基本的にコンデンスながら、o はもちろん a や e など丸い文字は正円に近く、そのため字幅が広くなって、他の細い文字とコントラストを生んでいる。セリフは鋭くバーはかなり腰高。デジタル化当初は1ウェイトでイタリックもなかったが、のちに拡張されてファミリーや字種が増え、スワッシュの付いたオルタネートも追加された。ちなみになんで「大学」なんて名前なのかは不明。誰か知ってたら教えてください。
「オレンジデイズ」ってドラマあったなそーいや…柴咲コウちゃんかわいかった。

Category(s) Serif Design Date 1983
Designer(s) Philip Kelly,
Michael Daines
Publisher ITC

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Ice Flowers

Ice Flowers

氷上の花であるフィギュアスケーター・浅田真央選手が引退発表した。お疲れ様の意味を込めてこのフォントを紹介。氷の結晶のオーナメントである。いろんなパターンが53種類。’60年代英国のフォークアートや刺繍などからインスパイアされたものとの事。このファウンダリーは他にも多くのオーナメントフォントを発表しており、そっち方面が得意な模様。ファブリックかなんかやってんじゃないかなー。

Category(s) Symbols Design Date 2009
Designer(s) Publisher kapitza

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Fado

Fado

アセンダーとディセンダーが極端に長いカリグラフィックイタリック。サンプルでは文字が結構上下に伸びているが、これはオルタネートではなく、デフォルトでこんな感じの書体である(横に伸びるスワッシュはさすがにオルタネートだが)。キャップハイトもかなり大きい。傾きは弱く、アップライトに近くなっている。1ウェイトでファミリーがないが、グリフ数は1884とかなり多めで使いごたえがあるだろう。ちなみに「ファド」とはポルトガルの民族音楽の事。でも作者はロシア人。