レトロでなんとも味のあるディスプレイサンセリフ。どうもなんか違和感あるなと思ったらほぼ等幅のようで、なんだか昔の和文フォントの従属欧文のような雰囲気があってちょっと不格好。ただ制作スタジオは実績のあるところで、ワザと狙ってこういう風にした模様。その技術とセンスでスワッシュオルタネートとリガチャーを追加しており、これがなんとも味があっていい。一部の文字にはかなり幅広になったオルタネートもあり。キリル文字もサポートし、ウェイトも8つと豊富。全部パックで $19 と大変お買い得。
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かわいらしいオーガニックなサンセリフとスクリプトのデュオ。サンセリフの方はいわゆる丸ゴシックで、ストロークのぶつかる所が大きく丸くなっておりアウトラインも歪んで滲んだようになっている。見ての通りスワッシュオルタネートがあり。スクリプトの方はモノラインで小文字がかなり小さく判読しづらいが、雰囲気があって良い。全体的にはガーリーな雰囲気があるので、そのへんの用途にどうぞ。それぞれ1ウェイト。
セリフのようなちょっとしたストロークがふにょっと付いた可愛らしいサンセリフ。ベースはジオメトリックだが、あちこちに打ち込みやハライのようなセリフっぽいものが付いており、それが手書きの風味があってジオメトリックの冷たい雰囲気を緩和し、全体的にちょっと可愛らしくなっている。オルタネートもあって、ハライがないものに付いたり、vwy の底が u のように丸くなったものなどがある。イタリックはオブリークタイプで、ウェイトは9つと豊富。
本日『いちごの日』らしいので月曜日ではないがこちら。まあよくあるモダンスクリプト。ストロークは細い線が太い?のでポインテッドペンではなく筆ペンだろう。傾きはなくアップライトで、ベースラインは揃わずバウンシーなタイプ。あとは…特に説明するところもない(笑)。1ウェイト。
クリスマシー(そんな言葉ある?)なモダンスクリプト。基本はまあよくあるモダンスクリプトで、文字の大小の差が小さくベースラインも揃い気味なおとなしいタイプ。そのスワッシュオルタネートに、小さなヒイラギの葉が付いている。スワッシュは小さく短めで、各字右か左に伸びている。ちなみに mistletoe とはヤドリギの事なので、なぜヒイラギ(holly)が付いてるのかは不明(笑)。名前の意味は「ヤドリギの下」。そこでキスを迫られたら断ってはいけないというルールがあるそうな…。メリークリスマス。
カジュアルでかわいらしいスクリプト。基本はラフなハンドライテンで、小文字はちゃんとリレーションの取れたスクリプトだが、大文字はいわゆるブロック体で独立しており、見ての通り大文字だけでも組めるように工夫されている。もちろん小文字と組んでも違和感はまったくない。こういう書体はあまりなくて、発想がいいなと思う。デモにあるイラストもパッケージに付属しており、イラストは85種、ロゴテンプレートが21種、ベクターデータと PNG で入っていて、これひとつ買うだけで全部まかなえるスグレモノ。今からでもクリスマスカードにいかが?(遅いわ)
ファンシーなホリデーディスプレイ。手書きのモノラインキャピタルにクリスマスシーズンにちなんだイラストが付いた、というより文字そのものがイラスト化しているようなかわいらしいディスプレイである。見ての通り、短文ならさほどゴチャゴチャせず割といい感じに仕上がるようである。飾りがまったくない普通の文字もあるので、くどいようならそれを使ってバランスを取ることも可能。1ウェイト。
チャイルディッシュで(初めて言った)ポップなハンドライテンスラブ。手の跡の残るラフな手書きレタリングで、ベースラインも揃わずバウンシー。字幅は全体的にややコンデンス。絵本などでよく使われてそうな書体である。1ウェイト。
ファンシーでかわいらしいハンドライテン。カジュアルで、一見ラフに適当に書かれているように見えるが、ちゃんと訓練されたストロークでしっかりしたグリフである。ウェイトの付き方もブロードペンを使って書いたかのよう。文字の周囲に付いているキラキラはグリフに組み込まれており、不可分である。ちなみに小さくてはっきりしないが、これは雪の結晶ではなく★。なんでやねんとツッコみたくなるが、作者は雪の降らないインドネシア在住なので仕方あるまい(そうか?)。オルタネートはないが小文字にリガチャーがある。しかしこれも xx や yy などがあり、どこで使うねんという…(笑)。アップライトの Regular と、ちょっと傾いた Italic がある。ともに1ウェイトずつ。
かわいらしいモノラインスクリプト。グリフはゆったりしながらもモダンではなくクラシックに近く、結構スタンダード。大文字はさほど装飾性は強くないが、ちょっと変わっててかわいらしい。画像にあるジンジャーブレッドのイラストも12種ほどベクターデータで付属している。ちなみにこの辺のクッキーを英国でブレッド(パン)と呼ぶのは、その昔(今も?)お菓子よりパンの方が税率が低かったので、「これはパンだ」と言い張って税逃れをしていた名残らしい(笑)。