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Festa Classica

Festa Classica

こういうのもスクリプトの類なのだろうかと悩むディスプレイ。伸びやかでラフなキャピタル。カリグラフィーでこういう書体を書く人もいるので、手書き書体である事は間違いない。一見簡単そうではあるが、こう綺麗にコントラストを出すにはブロードペンの細かいコントロールが必要で、さらに一発では書けず、ビルドアップ(複数回でひとつのストロークを書く)になるだろう。見た目とは裏腹に、結構高度なテクニックが必要となる書体である。大文字のみではあるがオルタネートやリガチャーが豊富にあり、さらにギリシャ文字やキリル文字もサポートしている。2ウェイト。イタリックもあり。ただいま90%オフセール中。

Merry Christmas Color

Merry Christmas Color

雪の結晶があちこちに散りばめられたカラーフォントのブラッシュスクリプト。カラーフォントとはその名の通り、最初から色が付いたフォントである。別にソフトウェアで色を付ければいいじゃんと思うだろうが、それだと文字全体が1色で塗りつぶされてしまう。その点カラーフォントはパート分けして彩色されており、このフォントではサンプルの様に文字部分は赤、雪の結晶はグレー(銀)に塗り分けられているようである。数字はオーナメントに置き換えられており、それらはもっと細かく色分けされてるようだ(中央のトナカイがそう)。カラーフォントを発色させるには対応してるソフトウェアを使用する必要があり、Adobe のソフトの最新バージョンは大体対応している。Office は不明。

TT Knickerbockers

TT Knickerbockers

コントラストが強くコンデンスなサンセリフとブラッシュスクリプトのミクスド。19世紀ニューヨークをイメージして作られたもの。らしい。超楕円をベースにデザインされた Grotesk は、ジオメトリックで背が高くてコントラストが強く、以前紹介した Empire の雰囲気がある。一方の Script の方もややコンデンス気味なアップライトのブラッシュスクリプトで、こちらはややポップな雰囲気があるだろうか。スワッシュオルタネートやリガチャーもそれなりにある。双方ともキリル文字をサポートしており、Script の方は珍しいキリル文字のカリグラフィーが見られる。あと Behance 内にデモページがあるので参考に。ちなみにニッカーボッカーズとは、膝下丈の太腿部分がダボッとしたパンツの事。古くはゴルフや野球をする際にはかれたものだが、なぜか日本ではガテン系のお兄ちゃんがはく事になっている(なっている?)。

Hello Christmas

Hello Christmas

クリスマスが近いよねって事でこちらを。ゆるいサードウェービーなアップライトモダンスクリプト Hello Script に、クリスマスオーナメントが付いたもの。文字のあちこちにオーナメントが付いており、それとは別にオーナメントのフィル部分だけのものがファミリーにあるので、それを重ね打ちすることで色付けすることが可能になっている。オーナメントだけの Icons とそれのフィルも別にあり。ただいま50%オフセール中。メリクリ~。

Dragonflight Pro

Dragonflight Pro

本日はブルース・リー Bruce Lee の誕生日(1940)。なのでドラゴンの名が入った書体を紹介。フォールデッド(コーラ)ペンでデザインされたラフなモダンスクリプト。サードウェービーな雰囲気の緩い書体で、見本のスクリプトとコントラストの強い大文字のみのサンセリフ、ほかフィルがラフなスクリプトとオーナメント類がファミリーにある。あんまり深く考えずに気軽に使って大丈夫。Don’t think, feel!

Diploma Script

Diploma Script

優雅なカッパープレートスクリプト。ディプロマというと証書・賞状などの意味なので格式ある感じなのかと思いきや、太いストロークの始点が自然な形をしており、全体的にもやや緊張感ゆるめでゆったりしたデザインである。スワッシュはご多分に漏れず多めに用意されているが、スワッシュライン自体には抑揚がなくモノラインなのがちょっと変わってるだろうか(Ornament というファミリーには抑揚のあるラインが用意されてはいる)。このテの書体にしては可読性が良く、使い勝手が良いだろう。

Calligraphic Birds

Calligraphic Birds

本日は文鳥の日らしいのでこちらを。カッパープレート全盛の18世紀頃、文字を書くのと同じ技法を用いて描かれた鳥のイラストをフォント化したもの。当時の作品集を見るとこういうのがあちこちに描かれており、鳥以外にもモチーフはあるのだが、圧倒的に鳥が多いかなという気がする。おかげで全部で170ほどのグリフがある。ちなみにカッパープレートが普通に書ける人なら、これぐらいは存外苦もなく描けるのでチャレンジしてみてはいかが。

Vodka

Vodka

名前の度数の強さとは裏腹にかわいらしいミクスドファミリー。ぼったりしたビスケットのようなサンセリフと、ブラッシュとモノラインのスクリプト、あとややウェイトの軽いスラブセリフがある。サンセリフとスラブセリフには小文字はなし。酒よりはスイーツに似合いそうな雰囲気である。ただいま35%オフセール中だが、元々が全部買っても3,000円程度と非常に安い。

Loxley

Loxley

ややブラックレター風味のあるディスプレイ。ロビン・フッドの特装版のためにデザインされたものらしい。そのためやや子供向けかなという雰囲気があり、また A の上にあるバーが「ああ英国だなぁ」という感じがして筆者は結構好きな書体である。ブロードペンを使ってデザインしたようで、カリグラフィーっぽいコントラストが出ている点も特徴。以前に紹介した Goudy Thirty と未紹介の Goudy Aries を参考にしたとある。「2010年に作者が亡くなる前に短期間で描かれた」と説明にあるので、ひょっとしたら作者は余命を知りながら急いでデザインしたんじゃないだろうか。そう思うとなんかちょっとしんみりしちゃったりするし、最後のその直前まで仕事をしていた事を羨ましく思ったりもする。ま、これもハロウィン向けに。1ウェイト。

Envelove

Envelove

ラフなホントの手書きに近いポインテッドペンスクリプト。サイズもラインも揃っておらず、全然調整されていない。かろうじて「スタイル」ぐらいが揃った書体である。珍しいのがやや左に傾いているところ。オルタネートはたくさんあるが、スワッシュオルタネートではなく字形が違うだけというのが多い。リガチャーもちょろっと。通常のレギュラーの他、大文字のみの Caps とイラストやフレームが入った Icons がファミリーにある。名前は多分 envelope(封筒)をもじった…のかな。