Roos

Roos

オランダ風味のあるローマン。オランダ風味って何よ、っていうと、筆者自身が思う特徴として、コントラストが強めでトランジショナルに近く、各字幅にあまり差がなく一定でカウンターも大きめ、という感じである。この書体は加えてステムに抑揚があり、よくよく見るとセリフに近づくにつれややステムが広がっている。あとボウルにちょっと尖った部分があるのも特徴的。1947年に発表された結構古い書体で、当初はもちろん活字であり、De Roos という名前だった。実は筆者の名刺を嘉瑞工房さんで刷っていただいた際、欧文の小さいヤツにはこれを選択した。セリフが楔を打ちこんだようにギッとなっており、結構気に入っている。このデジタル版は3ウェイトあり、インラインタイプの Initials もある。