Category: Serif

Landa

Landa

版画で彫ったようなローマン。プロポーションはスタンダードなオールドスタイルで、小さいサイズだと一見普通だが、拡大すると見ての通りエッジがものすごくガッタガタ。15世紀ヴェネチアのレタリングにインスパイアされたとある。なんとなくコンセプト的に小林章さんの Conrad に似ているかなーという感じ。ディスプレイっぽいが本文用を想定して設計されているようで、必要な字種はバッチリ揃っていて可読性もよく、x-ハイトも小さくて意外とエレガント。6ウェイト。ただいま50%オフセール中。

Insekt

Insekt

本日は「ハチミツの日」だそうな。3月8日は「ミツバチの日」だそうで節操がねぇなと思うが、ま、イメージにハチが描かれていたこの書体を紹介。ちょっと字幅が広めなヴェネチアン。少々手書き感が残ったクラシックな書体で、x-ハイトが小さくコントラストが弱めで e のバーが斜めとかお約束は踏襲されている。ノーマル文字セットの Insekt と、スモールキャップスの Insekt Biene がある。insekt がドイツ語で「虫」、biene が「蜂」らしい。

Category(s) Serif Design Date 2004
Designer(s) Jens Weigel Publisher URW++

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Odyssey Pro

Odyssey Pro

本日は名画『2001年宇宙の旅』の監督、スタンリー・キューブリックの誕生日(1928年)。っつーワケでその原題『A Space Odyssey』からこちらの書体を紹介。カリグラフィックなローマンキャピタル。最初の発表から16年を経て偶然にも本日、Pro 版が発表された。2001年発表当時からオルタネートはあったが、Std 版で扱いづらかったものを、グリフを1600と大幅に増やして Pro 化された。やや刺々しく硬い印象で、どっしりとした雰囲気を持っている。見ての通りスワッシュオルタネートは多いが、それよりも特徴はリガチャーの方。かなりの数のグリフが用意されている。ただし小文字はない。ただいまセールはしてないが元々が3,000円程度で安い。

Category(s) Display, Serif Design Date 2017
Designer(s) Tim Rolands Publisher Tim Rolands

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Aquamarine

Aquamarine

クソ暑いので名前だけでも涼し気なフォントを紹介。ヴィクトリア調のデコラティブなローマンディスプレイ。サンプルの書体はファミリーにある Floral Caps One というもので、これとは別に普通のタイプのローマンに若干スワッシュの付いた Titling、ハデにスワッシュの付いた Swash、アウトラインの Engraved、別のタイプのデコラティブな Floral Caps Two があり、オーナメントには通常のものと枠で囲ったカメオ(サンゴや貝で作った浮き彫りのアクセサリー)形の Cameo がある。名前のせいもあろうが、全体的に波を思わせる形がそこかしこにあり、なんとなく海を連想させる書体である。

Apollo

Apollo

本日はアポロ11号による月面着陸の日(1969年)。てなワケでそのものズバリの名を持つ書体を紹介。Frutiger によるスタンダードなオールドスタイルローマン。拡大してみると結構字幅が広めでどっしりとしているが、本文サイズだと多分これぐらいの方が読みやすいのだろう。名人の作らしく奇をてらった所はないが、ウェストを絞ったステムが伸びやかで均整が取れている。イタリックも美しく、カリグラファーでもあった Frutiger のセンスが活かされている。ウェイトは Regular と SemiBold のみで、SemiBold にはイタリックもないという潔さ。その代わりオールドスタイル数字やスモールキャップスなど、本文用としては申し分なし。購入してもいいが、月額1,800円の Monotype サブスクリプションにも入っているので、そっちの方がお得だろう。

Category(s) Serif Design Date 1964
Designer(s) Adrian Frutiger Publisher Monotype

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Belda

Belda

ローマンキャピタル系ローマン。平筆を使い、カリグラフィーの手法で書かれデザインされた模様。通常この手の書体は小文字はないが、これにはある。またこれも普通は多めに用意されてるオルタネートも、K や R にあるだけで全然ない。代わりと言ってはなんだがファミリー展開が豊富で、イタリックは当然のことながら、ノーマル幅の他 Ext と Cond があり、またそれぞれに9ウェイトもあって、合計54種となっている。ただいま80%オフとかなり安くなっているほか、ノーマル幅のアップライト Regular だけ無料である。

Civita

Civita

本日アメリカ独立記念日だがもうネタがないのでスルー。ぬちょっとしたオーガニックなローマン。シルエットはモダン寄りだが、セリフは細いものの真っ直ぐな冷たい感じはなく、曲線が多用され、植物的なニュアンスが多分にある。モダンローマンではあるが Regular 以下はさほどコントラストは強くなく、本文用として使ってもチカチカせずに読みやすいと思う。というか本文用だろう。字種はそこが想定されているようで、豊富に用意されている。ウェイトも6つと結構多い。

Category(s) Serif Design Date 2012
Designer(s) Dieter Hofrichter Publisher Hoftype

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Garlic Salt

Garlic Salt

おいしそうな名前の手書きローマンディスプレイ。ペンで書いたような手書きの揺れが残ったモノラインの書体で、セリフが二股に分かれたようになっているのと、開いた曲線の端がくるっとカールして巻き込んでいるのが特徴的。字幅が割と一定で、グラフ用紙に書いたらこんな感じになるかなという雰囲気がある。イタリックはオブリークタイプ。一応2ウェイトあるが、あんまり差が見られないのが残念。もうちょっと太くすりゃいいのに…。ちょっとしたバナー類の入ったオーナメントがちょろっと。ただいま50%オフセール中。ステーキ食いたい…。

Category(s) Display, Serif Design Date 2017
Designer(s) Adam Ladd Publisher Adam Ladd

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Ginkgo

Ginkgo

太細の差があまりなく、セリフも太くてぼったりしたローマン。スラブセリフにも近いだろうか。説明書きがなーんにもないので取り敢えず見た目だけ。b や q、R などのボウルが閉じておらず明るく、コントラストも弱いので、なんとなくポップな感じがある。でも骨格はあくまで伝統的でスタンダード。特にイタリックにはクラシックな字形が見える。字種もスモールキャップスやオールドスタイル数字など、本文用に必要なグリフは揃えている。作者は初めて発表したこの書体で2009年に TDC で賞を獲ったようである。2ウェイト。名前の意味はイチョウ。

Category(s) Serif Design Date 2008
Designer(s) Alex Rütten Publisher Linotype

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Imbue FT

Imbue FT

コンデンスなモダンローマンディスプレイ。Empire のモダンローマン版とでも言えばいいだろうか。とにかく字幅が極端に細い Didone である。Q のテールが変わってるぐらいしか特徴がないかと思いきや、スワッシュの付いたオルタネートが結構あり、またその付き方がかなり変わってる。左右反転した字形などもあり、なかなか挑戦的な書体。イタリックはなし。5ウェイト。名前の意味は「(意見などを)吹き込む・染める」らしい。あんま聞いたことない単語…。

Category(s) Display, Serif Design Date 2017
Designer(s) Tyler Finck Publisher Tyler Finck

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