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Art Gothic

Art Gothic

アール・ヌーヴォー調のディスプレイ。ミュシャのポスターかなんかに使われてそうな、植物的なニュアンスのあるクセの強い書体である。元は20世紀初頭、セントルイスにあった Central Type Foundry という所から発表された書体らしい。それを URW++ がデジタル化したもの。今となってはこれと言って使い道が思い当たらないが、筆者は個人的には好きな書体である。

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Design Date
1995
Designer(s)
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Kilimanjaro

Kilimanjaro

本日は今年から公休日に制定された「山の日」、という事で山にちなんだフォントを探したが、これが意外にもあんまりない。有名な山の名前で検索したが、めぼしい物はヒットしなかった。アンデスとか南米だしいいかなと思ったが、以前 Andes (Rounded) を紹介してしまってるので、仕方なくコイツを紹介(ひどい)。アフリカ大陸最高峰の名を冠したディスプレイである。日本ではコーヒーのブランド名として知られる。あちこち塗りつぶされ変形してはいるが、字としての体裁を保っており、ちゃんと読めるところがスゴイ。日本では変形させすぎて字としておかしくなってしまった欧文ロゴをちょいちょい見かけるが、ロゴは読めてナンボである。和文ではそんな事はないので、欧文慣れしてないデザイナーがそういう事をしてしまっていると思われる。ちゃんと経験を積んでから取り掛かるよう注意されたい。

Category(s)
Design Date
2004
Publisher

La Casa

La Casa

イタリア語またはスペイン語で「家」の名を持つ、やや角ばったサンセリフ。J. Mayer H. という建築事務所がドイツのルートヴィヒスブルクに建てた Dupli Casa という建物にインスパイアされたとある。建築物なので当然直線的なのだが、あらゆる角にRが付いた特徴的なデザインで、この書体もそれが踏襲されており、長方形がベースにありながら角が丸くなっている。が、M や N、V、W など鋭角が出てくる部分はRを取らずそのまま鋭さを残している。字間はやや広め。機械的な冷たさの中にも、ちょっとした温かみが感じられる書体である。7ウェイトあるが、イタリックはない。代わりと言ってはなんだがキリル文字がサポートされている。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Pleiad

Pleiad

柔らかく派手さ控えめなカリグラフィックイタリック。名前のプレアデスは、元はギリシャ神話に出てくるアトラスとプレイオネの7人の娘の事だが、牡牛座にあるプレアデス星団としての名前の方が有名だろう。この非常に美しい星団は、日本では「昴(すばる)」と呼ばれている。この7人姉妹にならい、この書体も7つに分かれており、それぞれに姉妹ひとりひとりの名が付けられている。違いは特になく、単に字形のバリエーションなので、ひとつのファイルにまとめてオルタネートにしてくれた方が使い勝手が良かったな~、というのはヤボかしらん(笑)。こちらもウェディングにどうぞ。由来もロマンチックだしね。

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Design Date
2014
Designer(s)
Publisher

Thunderbird

Thunderbird

本日5月24日は、最近何かと朝ドラで名前が出てくる、平塚らいてうの命日である。1971年に85歳で亡くなったそうだ。らいてう=雷鳥=サンダーバード、というワケでその名を持つ書体を紹介する。サンダーバードというと例のSF人形劇が思い浮かぶだろうが、元々はアメリカインディアン(ネイティブアメリカン)の間に伝わる伝説上の大鷲の事である(だからトーテムポール)。なので日本の天然記念物のライチョウとも全然関係がない。単に名前が偶然一致しているから紹介したというだけである(笑)。結構古い書体で、20世紀前半、人形劇よりも先に作られた。その頃より少し前の19世紀後半、こういったぶっとくて目立つ書体が多数作られた時代があり、その影響があるのだろう。その頃に作られた書体やそれらを用いた組版を Victorian Typography(ヴィクトリア朝時代のタイポグラフィ)と呼び、これが人によってはかなり賛否が分かれるものとなっている。興味があれば調べてみて欲しい。これもまー読みにくいよね。使い道あるかなぁ…。

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Design Date
1920
Designer(s)
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Allioideae

Allioideae

大文字と小文字のサイズに極端な差があるディスプレイサンセリフ。極細ウェイトのモノラインサンセリフで、キャップハイトがx-ハイトの5倍ぐらいあって、アセンダーもそれぐらいある。基本的な文字のプロポーションは正方形に近く、そのためかなりコロコロしてて可愛らしい。Dot という大文字にドットが3個どこかに飾りとして付いているバージョンと、Stencil というその名の通りステンシル、Stencil Dot という両方を合わせたバージョンがある。名前はヒガンバナの一種の事らしい。ただいま50%オフセール中。

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Design Date
2016
Designer(s)
Publisher

Nimbus Roman No 9

Nimbus Roman No 9

本年最後の投稿。という事で「第九」の名を持つ書体を紹介(笑)。Nimbus という名で、ローマン以外にもサンセリフやモノスペースの書体が展開されているのだが、これは Roman No 9 という書体で、普通の Roman よりウェイトが若干軽く、またファミリー展開が豊富になっている。Time Roman に近い印象の、古いタイプのスタンダードなトランジショナルローマン。イタリックの小文字がアップライトより若干ウェイトが軽めになっていたりするのが、なんか通好み。コンデンスタイプもあり。それでは皆様、良いお年をば。よ~ろ~こ~び~の~うた~♪

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Design Date
1994
Designer(s)
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URW Geometric

URW Geometric

すっきりして読みやすいジオメトリックサンセリフ。「1920年代ドイツのジオメトリック」にインスパイアされたとある(笑)。なぜ素直に名前を記さないのかよく判らないが、まぁ Futura だろうねとは言わないお約束(言ってるがな)。x-ハイトを大きく、アセンダーとディセンダーを小さくして可読性を良くしたとある。確かになんだか読みやすく、ジオメトリックにしてはサインとかに使っても問題なさそうな感じである。この微妙な差って何なんだろうか。この僅かな差に掛けた労力というのは多分相当なものだと思う(下町ロケット観てる?)。字種も大変豊富で、とても素晴らしい仕上がりである。オマケに10ウェイトもありながら全部セットでも$99と大変お買い得。筆者オススメの書体。

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Design Date
2015
Designer(s)
Publisher

Cutoff Pro

Cutoff Pro

名前の通り、あちこちカットされているディスプレイ。元々はローマンのようだが、セリフ部分を所々スパっと切り落としている。C や S など、セリフとステムがハッキリ分かれていないようなのは、ストロークの一部が結構大胆に切り落とされている。見た目に中々おもしろい。ファミリー展開がちゃんとしており、イタリックもあって4ウェイトある。しかもギリシャ文字とキリル文字もサポート。本文用としても使えそうだが、可読性的にどうかな…。偶然だが、2回続けて URW++ の書体になっちゃった。

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Design Date
2010
Designer(s)
Publisher

Vivaldi

Vivaldi

割と有名な古いスクリプト。大文字はかなりデコラティブで、イタリックというよりはゴシック・カーシヴの雰囲気が強い。小文字の f のテールが途中からいきなり細くなっているのが特徴的。あちこちのファウンダリーから発売されているが、調べた所この URW++ 版が一番字種が多いかなという感じ。Elsner+Flake 版は何やらファミリーが分かれているが、ウェイト以外の違いがよく解らない(笑)。名前は17世紀の有名な音楽家から。ヴィヴァルディの「四季:春」とかは誰もが聴けば一発で「あーあの曲ね」というぐらい超有名。

Category(s)
Design Date
1966
Designer(s)
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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