筆者が独断と偏見で気に入った欧文フォントを(平日はほぼ)毎日1書体ずつ紹介しています

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2018年人気記事ランキング公開

Konnect

スワッシュオルタネートを持つジオメトリックサンセリフ。e や C、G などの開口部が狭く、字間も最近の書体としては少々タイトめで、x-ハイトが大きくファミリー展開も多いものの、あまり本文には向いてないだろう。スワッシュオルタネートが多く用意されているところからも、ディスプレイ向きと思われる。しかし字間がタイトになるだけで一気に’70年代に見えるのはなぜだろう…。デモ版として、グリフ数を絞った Medium ウェイトのものが無料でダウンロードできるので、試してみるのもいいだろう。9ウェイト。ただいま75%オフセール中。

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Design Date
2019
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Guillaume

大変クラシックで品の良い正統派オールドスタイルローマン。アップライトは16世紀フランスのパンチカッター、ギヨーム・ル・ベ Guillaume Le Bé、イタリックはクロード・ギャラモン Claude Garamond の書体をベースにしているとある。大文字はやや幅広で堂々としており、小文字はx-ハイトが小さく全体的に小さめながら、程よいコントラストで読みやすい。オルタネートは Q のテール部分にあるぐらいでほとんどないが、リガチャーは結構用意されている。もうとにかく筆者のドツボにハマる非常に好みの書体である。1ウェイトしかないが、当時はウェイトという考え方もないのでこれでいいのだろう。その分かなり安いのでオススメ。

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Design Date
2015
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Joules et Jacques

優雅なフレアセリフとカジュアルなスクリプトのデュオ。双方ともに適度にコントラストがあり、特にフレアセリフの方は繊細で品があって美しい。スクリプトの方はマーカーあるいはブラッシュスクリプトで、ややバウンシーでラフながら乱暴さはなくオシャレな感じ。スワッシュオルタネートはないが、リガチャーが多数ある。フレアセリフの方は2ウェイトあり、スクリプトの方は傾いたレギュラーと、傾いていない Upright がある。名前の「ジュールとジャック」は、フランスでよくある男女の名前。ちなみに MyFonts ではフォント名が間違って登録されてるので(笑)今後 URL が変更になる可能性があるが、その際はこちらの記事も直します。

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Design Date
2019
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Marching Band JNL

今日から3月という事でマーチなこちら。アール・デコ調のインラインファットフェイス。図太いサンセリフにダブルラインが入った書体で、1947年にアメリカで出版されたマーチングバンドの教則本 Intermediate Steps to the Band のタイトルにインスパイアされたものとの事。検索したらほぼそのまんまだったので結構びっくりである(笑)。今どきめずらしく Std 版のようで、グリフは213ぐらいしかない。イタリックはあるものの1ウェイトのみ。

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2019
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Dhanikans Signature

大文字がダイナミックなシグネチャースクリプト。筆ペンで書いたっぽいストロークで、ややスピード感がありバウンシーながら乱暴さはなく、女性的な柔らかさがあるだろうか。大文字はスワッシュがあるものとないものの2種。基本アップライトだが、やや傾いた Italic バージョンもある。

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2018
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Blackest

縦横の線のコントラストが通常とは逆になったディスプレイ。普通は縦線が太く横線が細いのだが、こちらは逆になっている。こういう書体は他にもあるが大体ちょっと個性が強すぎて使いにくいが、この書体は完成度が高く、ウェイトバリエーションも含め、破綻がなく綺麗にまとまっていると思う。セリフが大きな三角形になっているのが特徴的。大文字小文字両方にリガチャーもそこそこある。さらにはキリル文字もサポート。矢印もいくつかあるが、同じテイストになっているのが面白い。6ウェイトの他、コントラストを弱めた Text バージョンが2ウェイト。

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Design Date
2018
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1871 Victor Hugo

本日は仏文学の金字塔『レ・ミゼラブル Les Misérables』の作者、ヴィクトル・ユーゴー Victor-Marie Hugo の誕生日(1802)なのでこちら。ユーゴーの筆致を元に制作されたスクリプト。ユーゴーの筆致は年代によりいくつかのスタイルに分かれるようだが、こちらは晩年の1859年から1881年頃のスタイルを元にしたとの事。そのままだと若干読みづらいようで(笑)、読みやすく整理したらしい。リガチャーもいくつか。1ウェイト。にしても昔の邦題は『あゝ無情』が一般的だったと思うが、いつの間にかまんまカタカナ表記が主流になった模様。

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Design Date
2011
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GLC

Chicago

昨日2月24日は Apple 創業者のスティーブ・ジョブズ Steve Jobs の誕生日だった(1955)そうなのでこのフォントを紹介。ジョブズといえば Mac、Mac といえば筆者世代にはこの Chicago がお馴染みだろう。MacOS X からは搭載されなくなったが、以前はこれがシステムフォントで、iPod も当初はこれだったので、古いユーザーはよく目にしていたと思う。縦線が太く横線が細いスタイルで、アール・デコ風味があるだろうか。今となってはレトロ感が否めないが、このフォントにレトロ感が生まれるほどの月日が経ったのだなぁと思うと感慨深いというか恐ろしいというか(笑)。ぶっちゃけると現在でもあちこちでダウンロード可能だったりするが、全部違法だと思われるので取って来ないように。

[not available]
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Design Date
1984
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Meow ROB

はいはい「にゃんにゃんにゃん」ね。という事でこちら。カジュアルでかわいらしいモノラインスクリプト。ウェイトバリエーションはないが4種のスタイルがあり、ベースラインの揃わないレギュラーと、揃ってる Formal、スワッシュやコネクションがない Casual、傾いてないアップライトの Titling がある。レギュラーにのみオルタネートがあるが、Titling 以外とは組み合わせても多分大丈夫だろう。名前の meow は英語でネコの鳴き声を表現したもの。Rob は単に作者の名前である。

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Design Date
2018
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Groce

デコラティブなモダンローマンディスプレイ。基本はヘヴィウェイトのモダンローマンだが、ほぼすべての大文字に図太いスワッシュオルタネートがある。オルタネートの数には差があり、B や D にはないが、逆に H や L などにはかなり多くのバリエーションがあったりする。他、AO、KO、RO、OO にのみリガチャーがあり。ラグジュアリーな雰囲気の中にダークな怪しさもあり、アナスイ的なブランドなどにはマッチすると思う。残念ながら小文字はなく、1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
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