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Category: Sans Serif

Latino Gothic

Latino Gothic

90ものスタイルを持つスーパーファミリーサンセリフ。Latinotype は多くの優秀なフォントを開発している著名なチリのファウンダリーだが、そのファウンダリーがデザインチームの総力を上げて2年かけて開発したそうで、ファウンダリーの名を冠しているところからもその自信のほどが伺える書体である。名前にあえて Gothic を掲げているところからも分かるとおり、アメリカンネオグロテスクのスタイルでデザインされており、字幅に5種あって、それぞれにイタリックもあって9ウェイトずつで計90種というビッグファミリーである。今あえてネオグロテスクをリリースする意味は正直よく分からない(笑)が、Helvetica で組むとちょっともう古臭い、今っぽいネオグロテスクがあってもいいじゃない、と思ったかもしれない。ファミリー展開からも Helvetica を意識したのかなという気もする。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2023
Publisher

Glycerin

Glycerin

ジオメトリックなようでヒューマニストのようなサンセリフ。”geo-humanist” をうたっており、その通りジオメトリックとヒューマニストの両方をコンバインしたようなスタイルの変わったサンセリフである。本文用に設計されており可読性は良いが、p のボウルが閉じていなかったり、g のイヤーがピンと立っていたりとちょっと変わったところもある。e のバーが斜めなのがクラシカル。軽いウェイトはほぼスタンダードだが、Black 以上になると画像の y のようにちょっと変わったグリフが現れておもしろい。グリフ数は1200弱あり、11ウェイトもある他、バリアブルタイプもあり。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Cordillera

Cordillera

みんな大好きジオメトリックサンセリフ。この種の書体はあまりバリエーションを出せないと思うが常に開発され続けており、まだちょっと違いを出せるようである。この書体は基本はxハイトが大きめの現代的なもので、そのほかには見ての通り、ちょっとしたグリフ違いのオルタネートが数種用意されている(ここにはないが g にもちゃんと2階建てがあり)。文字の大きさや文の長さによって使い分けると良いだろう。9ウェイト。ただいま60%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Florest Display

Florest Display

レトロなサンセリフディスプレイ。やや太めでコンデンスなジオメトリックサンセリフで、一部の文字にはにゅよっと伸びるスワッシュオルタネートがある。母音にはやや小さくなった上付きおよび下付きのオルタネートがあって、スワッシュを避けられるようになっている。アウトラインの角が丸くなっていて、それが優しい雰囲気を醸し出している。オーガニックな雰囲気がカフェやキャンプ用品などに似合うだろう。小文字はなく1ウェイトのみだが、アウトラインバージョンがあり。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Neckar

Neckar

レトロテイストのジオメトリックサンセリフディスプレイ。ちょっと変わったグリフのクール(死語)でかわいらしい書体で、全体的な雰囲気はややレトロ。ノーマルタイプと Poster という2種があり、双方で若干グリフの違う文字がある。小文字はなくスモールキャップスで、双方とも6ウェイトある他、一番重いウェイトには画像のようなインラインタイプがある。名前はドイツのネッカー川から来てるのだが、作者はチリ人だそうだ。道理でちょっとラテンアメリカの香りがすると思った。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Super Ground

Super Ground

レトロな雰囲気のあるグロテスクディスプレイ。太めでやや野暮ったいグリフのネオグロテスクをベースに、昔のワープロの横倍角のような横幅がかなり広いオルタネートがあるおもしろいディスプレイである。過去に同タイプの GlendaleGNF Menu Bold を紹介しているが、それらに比べてレトロ風味が強いのが特徴。使い比べてみるのもおもしろいだろう。大文字のみで1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

TT Firs Text

TT Firs Text

以前紹介した TT Firs Neue に本文用が出た。あちらはちょっと変わったグリフが多く長文には向かなかったが、こちらは Text の名の通り Firs のテイストを継ぎながらも本文用として設計されている。Firs Neue の方はヴァーテックス(尖った部分)にバーが入ったり、カーブがなく唐突に90度折れ曲がったりしているが、これらがなく素直なスッキリしたグリフになった。お陰でただのモダンなネオグロテスクになっちゃった気がするが(笑)、使いやすくなったのは間違いないだろう。キリル文字もサポート。11ウェイトとバリアブルタイプがある。

Category(s)
Design Date
2013
Publisher

Serene Orchid

Serene Orchid

オランダでは9月の第2火曜日が『国際ランの日』だそうなのでこちら。繊細なモダンサンセリフディスプレイ。コントラストの強いゆったりしたサンセリフをベースに、一部にやや変わったグリフのオルタネートやリガチャーを持った、最近よく見るタイプの書体である。雰囲気は大変ゴージャスかつエレガントで、やはり高級ファッションやコスメなどの分野に似合うだろう。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)

Loniki

Loniki

最近別の書体も紹介した古代ギリシャ碑文系のディスプレイ。なんとも古代の香りがする美しいフレアセリフで、堂々としていながらもどこかちょっと田舎風の雰囲気漂う書体である。大文字のみで小文字はないが、当然ながらギリシャ文字をサポートしている。それどころか、現代では使う者がほぼ滅んでしまったコプト文字やルーン文字まで収録されているというかなりの変わり種。いったいどこの誰が使いこなせるのか(笑)。同時代風の記号やオーナメントが入った Symbols がファミリーにあり。名前はギリシャ第2の都市テッサロニキの現地でのニックネームだそうな。1ウェイトのみ。

Category(s)
Design Date
2023
Designer(s)
Publisher

Placard Next

Placard Next

やけにセールで推されてる(笑)書体なので紹介。全体的にかなりコンデンスなサンセリフ。名前の通りプラカードなどに詰め込みやすいようになっているのだろう。字幅の細い方から Compressed、Condensed、ノーマル、Wide と4種類あるが、ノーマル時点で結構細く、一番細い Compressed になるとかなり判読しづらくなる(笑)。Wide でも通常の書体よりはやや細め。適切なウェイトと字幅なら可読性は悪くないので、サインやポスターなどに良いだろう。いわゆる丸ゴシックタイプの Round もあり、各6ウェイトで計48種とビッグファミリー。ただいま40%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2018
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
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シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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