Monotype

Category: Display

Laterlocks

Laterlocks

エレガントなディスプレイローマン。ライトウェイトの直線的な冷たい印象のローマンで、見ての通り多数のリガチャーが用意されているのが特徴。品よくシンプルに組みたいけど何かアクセントが欲しい、という時に重宝すると思う。ただしリガチャーを使用する場合はアケ組ができないのがちょっと悲しいところではある(当たり前だ)。大変高級感があるがゴージャス感は弱め。ファッションというよりはコスメやインテリアなどに向いてるような気がする。大文字のみで1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Agatha

Agatha

本日はミステリーの女王、アガサ・クリスティ Dame Agatha Mary Clarissa Christie の誕生日(1890)。というワケで同名の書体を紹介。なかなか珍しいタイプのディスプレイ。ゴシック(ブラックレター)をベースにしたと思われるデザインで、骨格に関しては普通のローマンに近づけた上で、ステムにゴシックの雰囲気を残している。かなりのハイコントラストで細いラインはヘアラインとなっており、小さなサイズではすっ飛んでしまうので、ある程度のサイズは確保すべきだろう。フィルがソリッドなレギュラーと、アウトラインのみの Outline、ステム内に装飾を施した Blossom の3種がある。2015年 TipoType Award の First Prize を受賞している。

Category(s)
Design Date
2016
Publisher

Astila

Astila

スワッシュが派手なモダンローマンディスプレイ。基本はヘビーウェイトのモダンローマンで、見ての通りぬちょっとしたテイストのスワッシュオルタネートがふんだんに用意されていて、おもしろい文字組が楽しめる。同じテイストのフローリッシュも別であり、足りないなと思ったら足せるようにもなっているので、これでもかとごたごた飾り付けるのもいいだろう。1ウェイト。ただいま50%オフセール中で600円ぐらい。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Millik

Millik

図太いフレアセリフディスプレイ。小文字のステムの頭が斜めに鋭く切り落とされているのが特徴的だが、角がすべて判るか判らないかぐらいにちょっと丸くなっていて目に優しい。多くの大文字にはちょっとしたスワッシュの付いたオルタネートがある。アセンダーとディセンダーがかなり短く、ウェイトが重い事もあって全体的に黒々としているが、L の所にアキができるのが気になったのか、大文字のみ L とのリガチャーがいくつかある。L と小文字とはディセンダーに逃げるスワッシュがあるので、そちらと組み合わせればいいだろう。ちょっと使い所が難しいが、なんとなくビールやパブなどと合いそうな気がする。1ウェイト。ただいま35%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)

Georgia Ballpark

Georgia Ballpark

エレガントなローマンとカジュアルなスクリプトのデュオ。ローマンの方はライトウェイトながら堂々とした骨格で大文字のみ。KNQR にはちょろんとしたスワッシュが付いたオルタネートがある。スクリプトの方はダイナミックなモノラインで、ごく僅かにウェイトが付いており、ボールペンのような硬いペンで書いたようなニュアンスがある。両者は対象的ながらちゃんとマッチしていて不思議である。なんで「ジョージアの野球場」なのかは知らない。ジョージアも国(旧呼称グルジア)なのか州(アメリカ)なのかは判らないが、野球場なのでアメリカなのだろうな…(どうでもいい)。作者はインドネシア人らしい。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Gummy Hand

Gummy Hand

本日『グミの日』らしいのでこんなのを。ラフな手書きだがラフすぎない丁寧なラフ(?)なブラッシュハンドライテン。筆ペンですっと書いたようなストロークで、全体的に細めながらコントラストが緩やかに付いており、グリフは手書きではあるもののしっかりしていて大変読みやすい。小文字には同じ文字が続きがちなものにリガチャーがあり、例えば ee や mm、nn などはデザインが違う2文字が続くようになっていて(画像の mm など)、退屈にならないような気配りがなされている所がニクい。カジュアルながら品がよく、いい書体だと思う。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2020
Designer(s)
Publisher

Fiddle

Fiddle

フォントというのもおこがましい(失礼)ような手書きフォント。これといった特徴はなく、ただただ子供がゆっくり丁寧に書いたような文字がそのままフォントになったよう。まあ可愛らしいのでは。イタリックもあって2ウェイト。
ちなみに Fiddle フィドルとは、アゴに挟んで弓で弾く4弦の楽器のこと。ようするにバイオリンの事なのだが(笑)、クラシックを弾くときは「バイオリン」、民族音楽を弾くときは「フィドル」と呼び分ける(『屋根の上のバイオリン弾き』という有名なミュージカルがあるが、これの原題が Fiddler on the Roof である)。楽器としての違いはまったくない。ただし奏法はだいぶ違う。歌い方で言えばオペラと民謡と思っていただければよい。本日は『バイオリンの日』だそうなので紹介してみた。

Category(s)
Design Date
2013
Designer(s)
Publisher

Modernica Tropico

Modernica Tropico

コントラストが大変強いエレガントなディスプレイ。ゆったりした大きな骨格で、基本的にはジオメトリック。基本のウェイトは軽いが、一部ヘアラインと化しており、そのためコントラストが強くなっている。名前やイラストのせいだと思うが(笑)夏っぽい感じと高級感があるので、高級リゾートなどに似合いそう。添えてあるスクリプトは何なのかは不明。一応作者の発表しているフォントを探したが見つからなかった。これもあるといいけど…。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)

Conserta

Conserta

本日も終了間近の Type through the Eras キャンペーンから。アール・ヌーヴォー風味のあるディスプレイ。基本はコンデンスでウェイトの軽いセリフドゴシックで、所々植物的なニュアンスのにゅよっとした曲線で構成されている。普通?のグリフの Standard と、スワッシュオルタネート的なグリフの Royal があり、基本はこれらを組み合わせて使うようになっている。サンプルのように往時の雰囲気そのままを再現するのは知識がないとなかなか難しいが、まぁあんまり気にしないで好きに使えばいいと思う。1ウェイト。

Category(s)
Design Date
2019
Designer(s)
Publisher

Skiltmaler

Skiltmaler

投稿時現在、MyFonts では Type thorough the Eras と題し、19世紀後半のヴィクトリア朝時代から、20世紀前半のミッドセンチュリーモダンと呼ばれる時代ぐらいまでのテイストを持った書体を特別価格で販売している。その中から1点紹介する。デコラティブでクラシカルなディスプレイ。コンデンスなグリフに、ステムの途中にダイヤ状の飾りの付いた、ゴシック風味を持つ書体である。レイヤードになっており、グリフは同じだが4種類のフィルのタイプが違うものがあって、それらを色を変えて重ね打ちする事でいろんなバリエーションを作ることができるようになっている。ただいま50%オフセール中。

Category(s)
Design Date
2017
Publisher
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法
海外サイトでの欧文フォント(英語フォント)の購入方法 購入方法を note で解説しています。英語でもだいじょうぶ!
シンプルモダンでおしゃれな欧文ロゴをデザインします

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