Category: Display

Endless Sorrow

ハロウィンに向け、またまた子供向けホラーな書体を紹介。ご多分に漏れず、コンデンスでベースラインガタガタなローマンディスプレイ。どうしてもこの路線になるらしい。日本でいうところの淡古印的な扱いなのだろうか(笑)。小文字はなく、小文字部分にも大文字とまったく同じグリフが割り当てられているというちょっと残念な仕様だが、その代わりブラッシュスクリプトでデザインされたキャッチワードが50種ほど付いている。以前に紹介した MonsterPieBigelow Rules などもドウゾ。すごい似てるけど。

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Design Date
2018
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Sugar Spice

最近多い、モダンローマンとスクリプトのフォントデュオ。スクリプトの Spice は細いマーカーで書いたようなモノラインで、コンデンスで傾きが強く上下へのストロークも大きい、なかなかダイナミック。モダンローマンの Sugar はコンデンスでコントラストがかなり強く、また腰は低めでやや頭でっかちなプロポーション。フィルにバリエーションがあり、ソリッドな Regular とラフな Rough、アウトラインの Outline、上半分はアウトラインで下半分だけ塗りつぶした HalfColor、上下ではなく左右に分かれた HalfColor Two の5種。ほかフォントではないが、イラストやフレーム、壁紙などの画像も付属しており、サンプル画像はそれらで作られている。ラグジュアリー感もありつつかわいらしく、なかなかキュートな書体。9月いっぱいまで50%オフセール中。

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Design Date
2018
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Nisantasi

使いどころがよく判らない(笑)。モダンローマンディスプレイ。ヘアラインのほっそいコントラストの強いモダンローマンのあちこちが欠けたり変形したりしており、かろうじて可読性を確保している非常に個性的な書体である。パリコレなどのファッションショーに「これどこに着ていくねん」というのなのが出品されたりするが、あれに近い感じがする。ハイブランドのようなラグジュアリー感は非常に強いものの、使うのに困る書体だと思う。けどまあこんなのもどおでしょか? 名前のニシャンタシュは、イスタンブールでハイブランドの集まる高級街の事だそうだ。日本で言う銀座みたいなもんかな。

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2018
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Violina

本日『ヴァイオリンの日』だそうな。1880年に深川の三味線職人・松永定次郎が、初めて国産ヴァイオリンを作ったとか。というワケでその名を持つ書体を紹介。優雅(?)な名前とは裏腹に、ぶっといモノラインに、半円状の変わったセリフを持つスラブセリフディスプレイ。基本的にはややジオメトリックなアップライトで小文字はなく、大文字グリフにはスワッシュの付いたオルタネートが割り当てられている。フィルがソリッドな Clean と ラフな Rough があり、両方でスワッシュの形が違う。

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2015
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Bigelow Rules

さ、2ヶ月後にハロウィンが迫ってるということで(早えよ)ぴったりな書体を紹介。コンデンスでラインガタガタなディスプレイローマン。見ての通り g がかなり特徴的。小文字(とスモールキャップス)にはベースラインよりかなり上がった上付きのようなグリフがあって、よりダイナミックな文字組みが楽しめるようになっている。以前に紹介した MonsterPie と何が違うねん(笑)という声が上がりそうだが、こちらの方がより活字感がありかっちりしている。1ウェイトのみ。

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2017
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Antiga

背が高くレトロでアール・デコ風味のあるフレアセリフディスプレイ。基本コンデンスでコントラストがやや強めな字形だが、ボウルのあるものに関しては大胆に正円近いプロポーションになっており、それが適度に文字列に余白を生んでアクセントになっている。大文字のみではあるが、リガチャーが100コほど用意されており、おもしろい文字組が楽しめる。1ウェイト。

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Design Date
2018
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Hideout

レトロ感漂うフレアセリフディスプレイ。デザインは古いタバコの錫缶にあったレタリングにインスパイアされたものと事。フレアセリフというにはかなり大きなセリフが付いており、字形のプロポーションは(レギュラーは)正方形に近く、ボウルも円ではなく角丸の四角になっている。字幅はレギュラーとコンデンスドの2種あり、それぞれ6ウェイト。それらとは別に、フィルがかすれた Ghost というバージョンが各字幅に1つずつで計14種となっている。

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Design Date
2018
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Troye

ラグジュアリーなミクスドディスプレイ。かなりコントラストの強いヘヴィウェイトのモダンローマンとライトウェイトのジオメトリックサンセリフ、それらとは個人的には似合わないと思う(笑)つたないラフなマーカースクリプトの3種。モダンローマンの方は、かなり大きく使ってもヘアラインがすっ飛びそうなほど細く、あまりその辺は気にしてないようだ。サンセリフの方は詰めるとちょっと野暮ったく、アケ気味で組んだ方がモダンぽさが出るだろう。スクリプトはあくまでアクセント程度に控える方が他の2種が映えると思う。ローマンとサンセリフは大文字のみ。ファウンダリーはインドネシア。侮りがたし東南アジア・オセアニア…。

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Design Date
2018
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YE Margarita

本日は終戦記念日。で毎年何か因(ちな)んだものを考えて、でもなくて苦労するんだが、なのでもう因むのを諦めた(笑)。というワケでこちら。偶然見つけた、カワイらしい角ばったディスプレイローマン。直線と円弧で構成されており、こういうのもジオメトリックというのだろうか。作者本人は structured と表現している。プロポーションは正方形に近くコロコロしていてカワイらしい。拡大するとこんなに変わっているが、小さく長文を組むと割と普通のローマンで組んだように見えるのがおもしろい。ほぼモノラインの Thin から Heavy まで6ウェイト。

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Design Date
2018
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Versica

ヴィンテージ感のあるレタリングイタリック。50’s~60’s アメリカンの風味がある太めのイタリックで、大文字はなかなかダイナミックでスワッシュオルタネートもある。小文字はステンシルタイプ。フィルはソリッドな Regular、ラフな Rough、さらにラフな Textured、フィルがなく影のみの Shadow の4種。それとは別に大文字のみのラフなローマンタイプの Serif、それが傾いた Oblique、それの字間が広い(だけか?) Oblique Tracked がある。ほかスワッシュのみのオーナメント(フィルバリエーションあり)と、あと洋服のタグ型のフレームがあるのが変わってる。

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Design Date
2018