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Afternoon Tea

本日『紅茶の日』だそうなのでこちら。アール・デコ風味のある優雅なディスプレイ。大文字のみでラインは細く、横のストロークは軽くウェーブし、バランスもわざと崩しながらもおかしくなりすぎない範囲で留めている。Paul Carlyle と Guy Oring という人が1938年に出版した Letters and Lettering という本に掲載されていた書体を元にしたものだそう。オルタネートとかはなし。1ウェイト。

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Design Date
2010
Designer(s)
Publisher

Times New Roman

昨日5月6日は英国のタイポグラファー、スタンリー・モリソン Stanley Morison の誕生日(1889)。で、氏が開発に関わったこの書体を紹介。このブログではあまり有名所は紹介してないのだが、これはメジャー中のメジャー書体、トップオブメジャーである。ゆえに中途半端な紹介文を書くと山程ツッコミが飛んでくるので最低限に留める(笑)。英国紙 The Times のために開発された書体で、Monotype で開発された本書体と、後に Linotype に移植(?)された Times があり、双方の機械の組版方式の違いのためか(多分違うが)、デザインがほんのり微妙に異なっている。前者は Windows、後者は MacOS に標準搭載されたため、おそらく一般人の使用した書体としては世界一の利用率ではないかと思われる。名前は先に開発された方が New が付いているというややこしいものだが、この New は「The Times が使う新しい書体だよ」という意味で使われたんではないかと思う。この書体は Times Europa、Times Millennium、Times Classic とちょいちょいアップデートされ、今でも The Times で使用されている模様。現在のものは Times Modern という名前のようだ。とまぁここまでにしておき、あとは Wikipedia でも参照してくれ(笑)。

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Design Date
1932
Publisher

Century Old Style

特に何の日でもないのでめずらしく古い書体を紹介。20世紀初期にアメリカで広く用いられたトランジショナルローマン。元は Century という雑誌のためにデザインされたもので、その後コントラストを弱めて読みやすくした Old Style、狭かった字幅を広めた Expanded、子供向けに字形を分かりやすくした Schoolbook などなどのファミリーが制作されている。Century は明朝体との相性が良かったため、日本語版の Windows にアップライトのレギュラーウェイトのみ搭載されており、最新版はどうか知らないが、以前は Microsoft Word のデフォルトフォントはMS明朝+Century であった。話題の『大人の科学マガジン 小さな活版印刷機』でも採用されている。ちなみにこの書体、一昔前に「これで英文の履歴書を書くとそれだけで落とされる」とかいう話が出回ったことがある。Windows にはイタリックや Bold がなく、Word でそれらの指定をすると機械的に変形されてしまって見苦しいからそんな話になったのだと思うが、それだけで落とす会社はまずないと思うので信じないように(笑)。そもそも履歴書って Regular だけでよくない?

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Design Date
1906
Designer(s)
Publisher