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Esperanto

国際補助語として人工的に作られた言語にエスペラント語というのがあるが、本日は日本エスペラント協会が定めたエスペラントの日だそうな。1906年に同協会が設立されたそうで。っつーワケでその名を持つ書体を紹介。ちょっとオランダ風味を持つトランジショナルなローマン。ややコントラストが弱めでコンデンス気味、アクシスも垂直に近く、x-ハイトが大きい。新聞本文用に見られる特徴を持った書体かな、と思う。製作年が古いせいか、エスペラント語を組むのにはアクセント記号類が足りないらしい。うせやろ…。

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Design Date
1992
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Nami

本日はスイスのタイプデザイナー、アドリアン・フルティガー Adrian Frutiger の誕生日(1928)。で、小林章さんとの共作であり、あまり紹介されることもないこちらを紹介。軽くて大変かわいらしいヒューマニストサンセリフ。ちょっと古代の粘土板風味もあって、素朴で、可読性はかなり良好。元は’80年代にフルティガー氏がスケッチして書体化していなかったものを、2000年代に入って小林さんと一緒にデジタル化したものである。という事で、日本語の『波』という名前がついている。3ウェイト。イタリックはなし。

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Design Date
2006
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Times New Roman

昨日5月6日は英国のタイポグラファー、スタンリー・モリソン Stanley Morison の誕生日(1889)。で、氏が開発に関わったこの書体を紹介。このブログではあまり有名所は紹介してないのだが、これはメジャー中のメジャー書体、トップオブメジャーである。ゆえに中途半端な紹介文を書くと山程ツッコミが飛んでくるので最低限に留める(笑)。英国紙 The Times のために開発された書体で、Monotype で開発された本書体と、後に Linotype に移植(?)された Times があり、双方の機械の組版方式の違いのためか(多分違うが)、デザインがほんのり微妙に異なっている。前者は Windows、後者は MacOS に標準搭載されたため、おそらく一般人の使用した書体としては世界一の利用率ではないかと思われる。名前は先に開発された方が New が付いているというややこしいものだが、この New は「The Times が使う新しい書体だよ」という意味で使われたんではないかと思う。この書体は Times Europa、Times Millennium、Times Classic とちょいちょいアップデートされ、今でも The Times で使用されている模様。現在のものは Times Modern という名前のようだ。とまぁここまでにしておき、あとは Wikipedia でも参照してくれ(笑)。

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Design Date
1932
Publisher

Sabon Next

本日はドイツのタイポグラファーでカリグラファーであったヤン・チヒョルト Jan Tschihold の誕生日(1902)。チヒョルトは少ないながら書体もデザインしており、これがそのひとつで、Garamond をベースに新しい解釈を加えてデザインしたもの。を、さらにフランスのタイプデザイナー、ジャン・フランソワ・ポルシェ Jean François Porchez が改刻したもの。ポルシェ氏は改めて Garamond と Sabon の活字を見直してリファインしたそうで、Garamond より Garamond っぽくなっている(?)。x-ハイトが小さめなところがクラシカル。もちろん Pro 化され、オルタネートやリガチャーが増えた。6ウェイト。Monotype サブスクリプションに入っている。

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Design Date
1967/2002
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Neue Swift

本日は『ガリバー旅行記 Gulliver’s Travel』を著したアイルランドの作家ジョナサン・スウィフト Jonathan Swift の誕生日(1667)。というワケで同じ名を持つ書体を紹介。名人 Gerald Unger による本文用ローマン。氏の書体に多いウェッジ形のセリフを持ち、字幅もあまり差がなく一定のピッチがあり、「ああジェラルド・ウンガーやなー」という感じがする。1989年に制作され、2009年に Neue 化(?)されて字種が増えた。5ウェイトあり、Black だけコンデンスがある。ちなみにジブリ映画の『天空の城ラピュタ』の空に浮かぶ島というアイディアはこのガリバー旅行記から。劇中でも語られている。

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Design Date
2009
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President

本日は日本的には「いい夫婦の日」として有名だが、ケネディ大統領が暗殺された日でもある(1963)。っつーわけで「大統領」の名を持つ書体を紹介。名にふさわしいエングレーブドローマンである。名人アドリアン・フルティガー Adrian Frutiger の手による。元はフランスの Deberny et Peignot という会社のためにデザインされた活字を、Linotype がデジタル化したものである。ほとんどコントラストがなくやや幅広。小文字はなくスモールキャップス。とまぁこのテの書体の特徴そのままで、これといって変わったところはない。ま、そんな感じである。ところでケネディ大統領、暗殺時の年齢は46歳だそうで。筆者と1コ違いというのが驚愕である…こんなおっさんでごめんなさい。

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Design Date
1954
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Trade Gothic Next

本日は9.11。あれから16年とか何も中身が変わってない自分にちょっと目を背けたくなる年月が経っておりますが(笑)、あの悲劇を忘れないために世界貿易センタービル、World Trade Center の名にちなんでこちらの書体を紹介。1948年に制作されたややコンデンスなネオグロテスク。これといったクセもなく大変読みやすいため、かなり広く利用されている。こちらは2008年に小林章さん主導でリファインされたバージョンで、元のものとは細部が異なっている。どこが異なっているかは調べてくれ(手抜き)。一部記号類の形を変えたほか、字種やウェイトを増やしたとのこと。今から買うならこちらだが、Monotype サブスクリプションに入っているのでそちらを利用した方がいいだろう。

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Design Date
2008
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Pompeijana

本日は35歳という若さで急死したK-1選手、アンディ・フグ(Andy Hug)の誕生日(1964年)。フグと言えば踵落とし(axe kick)だが何にもヒットしないので(笑)、出身のスイスにちなみ、同じスイス出身のアドリアン・フルティガーの書体を紹介。折角なので全然知られてないこちらを。カリグラフィーで言うところのラスティック・キャピタル(Rustic Capitals)という書体をフォント化したもの。需要がほとんどないのか、滅多にフォント化されることのない書体で、非常にレアである。1世紀頃からある非常に古い書体で、細長いプロポーションと強いコントラストが特徴。ブロードペンで書く時はペン先をほとんど垂直に立てる事が多いので、人差し指と中指の間にペンを持つと書きやすかったりするという、書き方さえも珍しい書体である。このフォントにはやや本体とは異質なボーダーフォントが付いている。

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Design Date
1992
Designer(s)
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Mariage

先日、秋篠宮夫妻のご息女・眞子様と小室圭さんが婚約の内定を発表された。twitter にも書いたが「婚約の内定」ってなんだろね…結婚の内定の事を婚約というのでは…。という疑問は拭えないがおめでたいのでフランス語で「結婚」の名を持つ書体を紹介。19世紀ヴィクトリア風のブラックレター。20世紀初頭にアメリカでデザインされたもののデジタル版である。まぁよくあるものでこれと言った特徴はないが、Linotype 版とは違いこちらの URW++ 版は、活版印刷のシルエットを再現したエッジがギザギザの Antique というバージョンがある。慣れないと読みづらいが、格調高いので名前の通り結婚式の招待状などにも。ちなみにフランス料理の世界でマリアージュと言えば、「料理とワインの相性」の事を言う。

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Design Date
1901
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Linotype Pisa

1173年の本日、ピサの斜塔が着工したらしい。工事が終わるまで194年を要したらしいが、そんな事はさておいてこちらを紹介。ちょっとだけ傾いたフレアセリフ。Linotype のタイプデザインコンテストの入賞作品だそうである。ややコンデンス気味なヒューマニストで、コンテスト入賞作だけあってプロポーションは均整が取れていてしっかりしている。ピサの斜塔は現在 3.99 度傾いているそうで、本書体にその角度の斜線を重ねてみた所、文字によって視覚調整されてて若干傾きがバラバラだが、だいたいその角度であった。5ウェイト。

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Design Date
1997
Designer(s)
Publisher