HTML5
HTML5とは、HTMLの5回目の仕様改訂版です。これまでに比べよりシンプルになり、またより文書構造を表現しやすくなるタグが追加されています。さらに<svg>
やCANVASといった描画機能やマルチメディア機能を持った要素なども追加されており、これにCSS3の効果やjQueryなどのJavaScriptライブラリによるプログラミング機能を加えれば、ブラウザの対応状況にもよりますが、Flashを駆逐するのではないかと期待されています。現にAdobeはスマートフォン用のFlash Playerの開発を取りやめると発表しています。iPhoneやiPadで使用されているiOSは当初からFlashを採用しておらず、Flash排除の動きが加速しています。
Colorful Spring Particle JS version - jsdo.it - share JavaScript, HTML5 and CSS
CSS3
CSS3とはCSSの3回目の仕様改訂版で、これまで画像でしか表現できなかったボックスの角丸や半透明、ドロップシャドウ、グラデーションなどをCSSの記述により表現できるようになっています。また、transition
やtransform
といったアニメーション動作を設定する要素もあり、:hover
などで位置を変えたりする際、中間の動作を表現する事も可能です。
実際このページもHTML5とCSS3で記述されています。左上のロゴは画像ではなくSVGで記述されており、左のメニューのロールオーバー時のドロップシャドウ、IE以外のブラウザならグラデーションも現れますが、これらは画像を一切使用していません。またここでは使用していませんが、jQueryは要素の移動やフェードイン・フェードアウトなどをアニメーションで表現できますし、これまでFlashでやってたスライドショー程度なら、Flashを使わずとも表現できます。便利な時代になりました。
WebGL
プラグインなしで、直接ブラウザに3D画像を描画する技術です。HTML5の<canvas>
を用い、JavaScriptで制御します。2012年4月現在、IE以外の主要ブラウザで対応しています。