決定版と言っても過言ではない、かなり良いカリグラフィー教則本の洋書を見つけたので紹介する。

フランスのカリグラファー、Julien Chazalさんの著書。私はカリグラフィー関連の書籍を数十冊は所持しているが、この本はその中でも質・情報量共にトップクラスである。まず書風が非常に筆者好み。文句なしにカッコいい。そして情報。1冊でこれほど多数の書体を紹介している書籍はほとんどない。特に複雑な Cadeaux / Cadels(カドー / ケイドゥル)の全アルファベットの作例が載っているのは私が知る限りはこれだけである。

この書体は他の本でも紹介されてはいるが、大体「感性に従って好きに書けばいい」となっており、「いや基本が解らないからムリ」といつも心のなかで突っ込んでいた。それが一応の手本が揃っているので、かなり助かる。

この本の存在はずっと前から知っていたが、表紙がイマイチ惹かれなかったので(笑)無視していた。それが最近、作者の作品をちらっとネットで見て「おっ」と思い、そして購入。もっと早くにこの本に出会っていれば、洋書に関しては(作品集は別として)他に色々買わずに済んだかも、と後悔したほど。でもフランス語の初版が2012年、英語版が2013年という事なので、まぁ仕方なかったかな...。とにかく買って損はなし。おススメ。

Prophecy
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