あんま政治や思想に関する発言はしないようにしてきた。

こういうのってまぁホントに人それぞれで、
考え方が違う人の考えを変えるに至る事はほとんどなく、
ただ賛同者は賛同者のまま、
反対者は反対者のまま、
不毛に終わるどころか
時には炎上して新たな軋轢を生むだけで、
良いことなどほとんどない。

だからまぁ、前都知事が汚職しようと、
都議会でセクハラやじが飛ぼうと、
女子大生がクスリを盛られようと、
原発を稼働しようとすまいと、
辺野古に基地ができようとできまいと、
消費税が上がろうと上がるまいと、
俺が結婚できようとできまいと、
すべて放っておいてきた(最後のはどうなんだ)。

んが。

戦争。

これに関してだけはちょっと言っておく。

私は沖縄県民だ。
沖縄県民は、戦争がどういうものか、
子供の頃からイヤというほど刷り込まれている。
特に私は1972年という、
沖縄がアメリカから日本へ返還された年の生まれなので、
その傾向は強いかもしれない。

ひめゆり部隊の生き残り、
当時15歳の少女は、
逃げ惑い、
躓いて手をついたら、
そこに死体があって、
その身体に、
ズブズブと手が沈んでいったそうだ。
そうして敵に囲まれ、
もはやこれまでと手榴弾で自決を図ったら、
それが不発で、
そうして捕虜となったそうだ。

ある沖縄学の権威だった教授は、
戦場で、
敵の手榴弾を投げ返していたそうだ。
必死になって投げ返していたら、
翌日は肩が上がらなくなるほどで、
一体何発投げ返したか
判らなかったとおっしゃっていた。

今はどうか知らないが、
昔、音楽の教科書には、最後に必ず国歌が載っていた。
しかし私は学生当時、これを歌ったことはついぞない。
なんでこれ載ってるんだろう。
んで、どうして歌わないのだろう。
疑問に思っていたが、
理解できたのは、大人になってからだった。
それまではホントに国歌を知らず、
ようやく歌えるようになったのは、
日本がワールドカップへ出るようになってからだ。
私は国歌を、サッカーで覚えたのだ。
正月に国旗を掲げる家などもまず見かけない。

それぐらい、沖縄県民は敏感だ。

個人的には、兵器ヲタクや
サバイバルゲームをやる人の気が知れない。
時々自衛隊や米軍が基地を開放し、
民間人を艦や戦闘機に載せたりしているが、
あれに行く人の気持ちもよく解らない。
まぁ、カッコイイのは認める。
しかし、あれらを使用した結果がどうなるか、
明確に想像できているのだろうか。
もしできる人なら、
あれらを愛でたり楽しんだりはできまい。

戦場では、人が死ぬ。

手足がちぎれ、
腹ワタぶちまけ、
頭を砕かれ脳ミソ撒き散らし、
親が見ても判らない状態になって死んでいく。

どこかの誰か、ではない。

誰かの兄が。
誰かの弟が。
誰かの夫が。恋人が。
誰かの父親が。
誰かの息子が。

あなたの息子が。

あなたは我が子を、
あなたの孫を、
戦場へやれますか?

敵は「ぽんぽん痛いからやめる」では
許してはくれませんよ。

安倍晋三内閣総理大臣殿。

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