4月である。新年度である。みんなが何かを始める季節である。

とはいえ、独身で子供もおらず、しかもフリーで独りぼっちで仕事をしていると、新年度であるとかそういう感じが全然まったく一切完全にない。最近など、「なぜ昼間からガキんちょが遊んでいるんだ。学校はどうした」とずっと思っていたら、春休みであるという事に昨日気が付いたという有様である。

でもまぁ、折角(?)なのでフィドルを始める事にした。実は去年、沖縄では唯一であろう、アイリッシュフィドルの教室を市内に見つけ、すぐに通おうとしたが資金難で(笑)保留していたのだが、ちょうどまとまった金が入ったので、これを逃すと次はいつになるかわからないので(笑)ここぞとばかりに申し込んだ。よって、4月だからとかいう事ではまったくない。

アイリッシュはいい。いいぞよ。

『デビル』という映画を観ては、アイルランドと英国の間にある深い闇を嘆きつつ、BGMを聴きながら「アイリッシュはいいなぁ」と思ったり、『ブレイブハート』を観ては、勇猛かつ野蛮で知られるケルト人にも頭のいい人はいたんだなぁと思いつつ、BGMを聴きながら「アイリッシュはいいなぁ」と思ったり、『タイタニック』を観ては、「あー船でけぇ」と思いつつ(そんだけ?)、三等客室でのダンスシーンで流れる曲を聴きながら「アイリッシュはいいなぁ」と思ったりしていた。実は地元沖縄の民謡がまったくダメで、興味すら湧かないのだが、アイリッシュを聴くと故郷に帰ったような気になる。前世はあの辺だったに違いない。

まぁとどのつまりずっとその辺りの曲に惹かれてはいたものの、沖縄ではまず教えてる所はあるまいと、習うのを諦めていた。何しろ民謡王国・沖縄。三線(サンシン)の教室は腐るほどあっても、後はYAMAHA音楽教室ぐらいが関の山だ。

が、見つかったのである。しかもフィドル。ひゃっほう、である。

え?

フィドルって何かって?

知らんばー?

ならばお教えしよう。

買ったのでお見せしよう。

これだ!

フィドル

...バイオリンじゃないかって?

そうです。バイオリンです。

しかも、ストラディバリウスです(※注:エイプリルフールです)。

何やら「バイオリン」はイタリア語らしく、英語では「フィドル fiddle」というらしい(詳しくはこちら)。

無論私は、楽器など一切できない。その私が人生で初めて買った楽器(学校の縦笛は除く)がバイオリンて、ハードル高過ぎるような気がするが。

まぁそんな事はさておき、ついさっき届いたフィドルにやたらテンションが上がりまくり、例の如く、初心者特有のノコギリを引くような音を出して悦に入る私なのであった。

ふひひ。

ふひひひひ。

BF Saw
この書体は BF Saw — 欧文フォント買うなら MyFonts