グラフィックデザイナー・Jonathan Barnbrookの作品集、Barnbrook Bible を買った。人の作品集を買うのは久しぶりだ。以前はよく買っていたのだが、最近はもう「買っててええの?」と思うようになってしまったので、買う事が少なくなった。どういう事かというと、35にもなった今、「もう作品集作らなあかんちゃうの? 年鑑載らなあかんちゃうの?」という強迫観念と焦りが生じているのである。作品集や年鑑を見る度、「何で俺のは載ってないのだ!」(もちろんヘタだからだ)と泣きたくなってくるのでなるべく控えているのだ(よよよ)。

まぁそんな事はさておき、このBarnbrook、知ってる人は知ってる(当たり前)だろう。日本では六本木ヒルズのロゴで有名だ。タイプデザインもかなりやっており、Emigreなどからたくさん販売されている。中でも有名なMasonは、最近サトウ某氏がデザインした明治学院大学のロゴに使われたりしている。ちなみにこのMason、最初はMansonという名前だった。カルト教祖で連続殺人犯のCharles Mansonからとったらしいが(笑)、被害者遺族に配慮してEmigreが変更したらしい。Barnbrookも最初は怒ったが、のちに理由を聞いて納得したそうな。まぁ単に名前の話なのでどーでもいーっちゃどーでもいいが、こーゆーバックグラウンドを盾に取って「だから大学には相応しくない」とか言うニワカタイプ通がいたりする(いるかな?)。もしそんな人に会ったら、鼻で笑ってやりましょう。

彼の書体は結構奇抜なデザインのものが多いが、基本はかなりしっかりしてるなという感じがする。グラフィックの腕もかなりのものなので、興味のある方はどうぞ。

あーそーいえば、この記事のタイトル『般布瑙』はBarnbrookの中国語当て字で、『聖經』はBible(聖書)の意味である。本のカバーをめくると中国風のデザインの表紙にデッカく書いてある。

Doubleoseven
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